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あらかわおき・あらかルト(9) 新説:荒川沖=荒川池(または枝川池)説

2017-06-28 21:37:02 | 荒川沖
荒川沖=荒川池(または枝川池)説
などとは、いかにも郷土史家らしいこじつけ、ないし当て字のように見えるかもしれません

しかし茨城県内の取手から荒川沖までは、奇妙な当て字とも思える地名が連続するのです

取手(とりで)、佐貫(さぬき)、牛久(うしく)、乙戸(おっと)、大角豆(ささぎ)、女化(おなばけ)、神立(かんだつ)

大角豆(ささぎ):乙戸沼の北隣の地名です。フリガナなしには初見で読める人はまず0でしょう。なんで豆が「ささぎ」なのか? 佐々木とか笹木が語源かもしれないです
取手(とりで):高校野球の強豪校がなかったら、ふつう「とって」と読むでしょう。語源とすれば「砦」でしょう。実際この付近は利根川そばながら、岡が続いていて中世の城址や古墳が計10個ほどあるのです
牛久(うしく):多くの人は「うしきゅう」と読むでしょう。いずれにしても鈍重な感じがします。臼杵とか薄木のほうがスマートです
乙戸(おっと):乙とは2番目の意味? 扉が曲がっている? あまりうれしい地名ではありません。太田とか大戸とか小田が妥当なところ
佐貫(さぬき):貫というのもあまりきれいではありません。讃岐とか茶ノ木にしてほしいところ
女化(おなばけ):小野原、小野畑? キツネが女に化けたとかの民話がありますが、後付けでないとの保証はありません
神立(かんだつ):土浦の次の駅名です。珍しく「神」の字。いい地名かもしれません。神が降臨した場所でしょうか?

それにしても狭い地域におかしな地名が続くのは、地名を記録するときに担当の役人が、聞き取り間違いしたのでしょうか? 
あるいは変な当て字にするのが流行っていたのでしょうか? 
あるいは一揆かなんかを起こしたために役人ににらまれて、罰としておかしな漢字を当てられたのでしょうか?

となれば、「荒川沖」も正直に字義を推測するのではなく、当て字にする前の言葉を考えた方がいいのかと思いました。

茨城弁は訛りがつよく、母音が東京以西とかなり違いがあるために聞き取りが非常に難しいです。おそらく東京と大阪の違いよりも、東京と茨城の違いのほうが大きいというのが実感です

ですから「荒川沖=荒川池」 ついでながら形が木の枝のようなものであれば、いっそのこと「枝川池」も面白い



あるいは



地形的に本当に池だったのでしょうか?
荒川沖駅の西口は東口に比べ2mほども低くなっています(いちばん低いのが駐輪場のあたり)


見上げる角度で撮っているので、プラットホームが見えません。あとで撮り直して差し替えます

線路沿いに歩くと、南側の踏切で線路の高さに戻ってゆきます。東口ではこのような高低差はありません
この踏切は古い道の名残で宿場から龍ヶ崎あるいは成田へ行く道になっています
踏切あたりが池をせき止める堤防になっていると考えてよい地形になっています



ということでワタシ的には結論が出ました。


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