ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

雪まつりⅡ

2016-02-07 11:01:01 | Weblog
 画は 歌川 芳艶(よしつや)

 文政5年(1822年) ~  慶応2年(1866年)

 歌川國芳の門人。 号は一英齋。

 國芳の武者絵の才能を最もよく受け継いだ絵師。     作


  「江戸ノ花子供遊の圖」です。


☆晴れ、冷え込む。

まずは、

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160207/k10010400661000.html
NHKニュース  2016年(平成28年)2月7日[日曜日]
北朝鮮がミサイル発射 沖縄県地方の方向と政府


政府は、北朝鮮の事実上の長距離弾道ミサイルについて、
「午前9時31分ごろ北朝鮮の西岸から、1発、沖縄県地方の方向に発射された」
と発表しました。

政府は、詳しい情報がわかり次第、改めて発表を行う方針で、国民に対し、
テレビやラジオなどからの情報に注意するよう呼びかけています。



◆http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_300735/
日刊ゲンダイ / 2016年2月6日
中国春節を狙い撃ちか 金正恩ミサイル発射強行の狙い


中国のメンツは丸つぶれだ

北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイル発射を強行することがほぼ確実になった。

2日に平壌入りした6カ国協議の議長を務める中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表は、
4日に帰国。

李洙墉外相、核問題を長く担当してきた金桂冠第1外務次官、
6カ国協議首席代表の李容浩外務次官と相次いで会談したものの、成果ゼロ

北京空港でメディアに囲まれた武大偉は、「言うべきことは言った」と口が重かった。

北朝鮮にとって数少ない友好国であり、後ろ盾であった中国もナメられたもんだ。

金正恩第1書記の狙いは何なのか。関西大教授の李英和氏(北朝鮮経済論)はこう言う。

一連の核実験は中国への威嚇行為。

金正恩第1書記は中国に従っても、反目しても 得られる対価は同じだと見限った
のです。

中国の対北政策は生かさず、殺さず。

体制が崩壊して難民が大量流入したら厄介だし、米国の傘下にある韓国と国境を接したくない。

中国にとって北朝鮮は必要悪な存在だ ということが北にもわかったのでしょう。

このところの北朝鮮の動きは、米国の鼻先をかすめて
中国に回し蹴りを食らわしているようなもの。

金正恩が交渉相手とみなしているのは中国ではなく米国です」

金正恩は幹部に対し、「中国に気後れするな。強気で当たれ」
「中国が国連の制裁に積極加担するようであれば、核をブチ込め」
などと声を荒らげ、反中姿勢を強めているという。

実際、6カ国協議は有名無実化。 武大偉の派遣がそれを象徴する結果となった。

「出世の芽を摘まれた武大偉ははらわたが煮えくり返り、
金正日、正恩親子を〈あのガキ〉呼ばわりしています。

もはや朝鮮半島問題特別代表はなり手がいないでしょう」(外交関係者)

北朝鮮が国際機関に実験通告したのは8日から25日。

中国は旧正月にあたる春節を8日に迎える。

「習近平国家主席への当てつけです。

北朝鮮は5月に控える36年ぶりの労働党大会に向け、中国をイラつかせる
絶好のタイミングで5回目の核実験を仕掛けてくるでしょう」(前出の李英和氏)

米国は新大統領が就任する来年1月まで機能不全状態。

このままでは金正恩のやりたい放題が続く



◆http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51979512.html
日本や世界や宇宙の動向  2016年02月06日
2016年、イルミナティの命令で北朝鮮がアメリカを攻撃する?


以下の記事では北朝鮮の脅威について警告を発しています。

北朝鮮は世界の最貧国とまで言われていましたが、
実際はイルミナティ(どの派閥かは分かりません)が、
アメリカを破壊するために北朝鮮にアメリカを攻撃させようとしているようです。

そのため、イルミナティが北朝鮮に
多額の資金や軍事技術を提供している可能性
もあります。

そうでないと、最貧国の北朝鮮が 核ミサイル、地下軍事施設、
トンネルを造ることなどできません。

ただ、北朝鮮のミサイルはまだ完ぺきな状態ではないようです。

北朝鮮が先週、発射したミサイルがどうやら空中爆発で失敗に終わったようですから。。。

しかし北朝鮮は成功したと発表しています。

金正恩は精神錯乱状態だと言われていますが、
どうやらミサイルの出来も錯乱状態のようです。

かえってその方が危険かもしれません。
どっちに飛んでいくかも判らないのですから。。。

日本からしてみれば、こっち見るな、と言いたいです。

☆http://beforeitsnews.com/self-sufficiency/2016/02/
 final-warning-illuminati-north-korea-invasion-to-the-america-2016-2500322.html

(概要)

2月5日付け:


エド・デイムズ少佐と彼の遠隔透視チームによれば:

北朝鮮が激怒しアメリカに対し核兵器を使う可能性もあります。
金正恩は激怒しています。そして彼の力量を示そうとしています。
中国でさえも北朝鮮の動きに懸念を示しています。

しかし戦争が勃発すれば、中国は北朝鮮を支援するでしょう。

イルミナティの内部告発者によれば、イルミナティの承認なしに
重大な出来事が起こされることは絶対にありません。

なぜなら、世界で起きている重大な出来事は 全てイルミナティが念入りに
計画したもの
だからです。

では、イルミナティは一体何を計画し、実行しようとしているのでしょうか。

私の推測では、ゆっくりとあるいは急速に、
ハルマゲドンの脚本と呼ばれている
イルミナティの計画が実行に移されることになると思います。

ハルマゲドンの脚本では、世界各地に紛争を一斉に勃発させ、
第三次世界大戦につなげるというものです。

彼らの計画では、北朝鮮が韓国に攻撃を仕掛け、
それに便乗する形で 中国が台湾を攻撃します。

次に、中東で戦争が始まり、アメリカは中東で戦っている同盟国
或いは親米武装集団を助ける形で 戦争に参加することになります


イルミナティがアメリカを破壊させたいなら、
エゼキエル書38/39の戦争通りに最終的にアメリカを滅ぼすことになります。

イルミナティがアメリカを滅ぼそうとしているのは確かです。

この目的を達成させる方法の1つが戦争です。

もう1つの方法が経済崩壊です


この2つの方法にてアメリカを完全に破壊するかもしれません。

アメリカが北朝鮮と実際に戦争をするなら中国は北朝鮮に手を貸します。

今後は北朝鮮が決め手となります。 北朝鮮が何をやるかは誰も予測できません。

北朝鮮はミサイル発射実験と言いながら、
実際にアメリカに向けてミサイルを撃ち込むかもしれません。

北朝鮮には地下深くに秘密トンネルがあります。

そして地下に核爆弾が大量に保管されており、
それらを使ってアメリカを攻撃するかもしれません。

今回、米政府は北朝鮮の脅威を真剣に受け止めています。


つい最近、北朝鮮はサテライトを打ち上げました。
しかしその目的が何なのか誰もわかっていません。
北朝鮮のミサイルがどのようなものなのかもわかっていません。

北朝鮮がいつミサイルをアメリカに向けて発射するかも分からない状態です。
金正恩は、戦争が近い、と言っているくらいです。


北朝鮮のサテライトにはEMP兵器が搭載されているのでしょうか?
ホピの預言では、アメリカのハイテク装置を破壊する方法は
EMP攻撃しかない
と伝えています。

日本政府は北朝鮮の脅威に対抗するために日本海に
迎撃ミサイルを搭載したイージス艦を配備しました。

金正恩は精神錯乱状態であるため、北朝鮮が発射したミサイルを迎撃すれば、
金正恩はさらに激怒し、そのことを戦争行為とみなし、
北朝鮮が保有するあらゆる兵器で応戦するでしょう。

金正恩は、北朝鮮の軍部や民衆に自分が弱腰であると思わせたくないため、
自分を追い込むことになります。

彼は北朝鮮国内だけでなく世界的にも危険な状況下にあります。

一体、彼はイルミナティからどのような命令を受け、
どのような報酬をもらうことになっているのでしょうか。

火曜日に、北朝鮮は、在韓外国人に対し、
朝鮮半島で有事が起こった場合に備えて身を守るために
シェルターを確保するか避難するようにと警告しました。

北朝鮮がこのような警告を発したのは、日本がミサイル迎撃の準備をした後のことです。

同時に、韓国と北朝鮮が合同で運営している工業団地に
北朝鮮の従業員が姿を現さなくなりました。

また、北朝鮮のアジア太平洋平和委員会は
アメリカと韓国が北朝鮮を挑発していると非難しました。

そして、彼らは、戦争が勃発すれば全面戦争になると警告しました。

金正恩は、長期的に見ればアメリカを破壊することができると考えています。

このようなことを考えている彼は気が狂っているかのように見えますが、
実際に北朝鮮が保有している兵器を使えばアメリカを破壊することは可能です。

北朝鮮ではそれほど大規模な軍事増強が行われていないかのように見えますが、
実際は、地下には韓国まで到達する巨大なトンネル網が造られている恐れがあります。

そして金正恩の指揮下で大規模な軍隊がトンネルを通って
韓国側に進攻し突然地上に現れるかもしれません。

このようなトンネル網が世界中に伸びている可能性があります。

北朝鮮がどのような兵器を持っているかについて誰も詳しいことはわかっていません。

イランがアメリカを嫌っているように 北朝鮮もアメリカを酷く嫌っています。

米諜報機関の予測は常に間違っています。

アメリカの情報アナリストによると、北朝鮮が大量に保有する兵器で、
韓国の首都ソウルだけでなくソウル周辺及び北南を分けている非武装地帯の
在韓米軍基地も破壊されるかもしれません


韓国軍は北朝鮮の攻撃のサインを読み取ることができますが、
北朝鮮が地下深くに掘ったトンネルから攻めてくる場合は
韓国がいつ攻撃されるかを読み取ることはできません。

最悪のシナリオとして、3万人もの北朝鮮特殊部隊が
秘密トンネルを通って韓国側に到達し韓国を攻撃するということです。



芳艶、二枚目、



「川中島大合戦 組討盡 小山田兵衛尉 長尾備中守」です。



公約違反を躊躇なくやる「キ印政権・政党」、

◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/tppphotosvideo-.html
マスコミに載らない海外記事  2016年2月 6日 (土)
大衆抗議行動でオークランドが麻痺する中、
 ニュージーランドでTPPが正式調印された
(PHOTOS、VIDEO)



☆https://www.rt.com/news/331210-tpp-signed-auckland-protest/

参加国の代表団が、論争の的である自由貿易協定に正式に署名すべく
ニュージーランドに集合する中、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対する
約1,000人の活動家の集団がオークランド市内の道路を封鎖した。

“この時代最大の貿易協定”としてもてはやされているTPP協定が、
オークランドのスカイシティー・カジノでの式典に12の環太平洋諸国の閣僚が参加し、
調印され、何百人もの抗議行動参加者の嫌悪感を引き起こした。

調印に先立ち、活動家たちは、アオテア・スクエアに集まり、
スカイシティー・オークランドに向かう通りで行進を始め、
会場の外で多数の警察官と遭遇した。

批准に更に二年かかる協定に抗議するため、他の人々は、
フェデラル・ストリートと、ビクトリア・ストリートの交差点で座り込み、
交通を阻止した。

別の大きな集団はホブソン・ストリートの端に座り込み、南と北西の道路への
入り口と出口を封鎖し、他の集団が、ファンショー・ストリート入り口と、
ノーザン道路への出口で交通を止めた。

警察は抗議行動参加者に、出ないと逮捕されることになると警告したが、
強制的行動は控えた。

活動家たちは、労働者に対する様々な悪影響のなかでも、

雇用喪失、賃金停滞や、不平等の激化をもたらす と主張して協定に反対している。

彼らは、TPPは労働者を犠牲にして、大手投資家や大企業の権利を保護する可能性が高い

とも主張している。

抗議行動参加者は 通貨操作、環境保護や、健康保護、食品安全や、

インターネットのプライバシーも懸念している


1,000人以上の群衆による反対の声の中でも、TPP調印は進められた。

ニュージーランド のジョン・キー首相は、出席者に、
協定は“ 我が国民の繁栄を押し上げる”と述べ、
協定を“喜んでいる”と語った。

“ニュージーランドは、この全過程に参加していることを誇りに思う...

TPP指導者の皆様の勇気と先見の明に感謝申しあげる”と彼は述べた。

10月にまとまった環太平洋戦略的経済連携協定は世界経済の40パーセントを占める。

交渉は、5年続き 、アメリカが率い、更にオーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、
日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポールと、
ベトナムが加わる12か国の共通標準の確立が狙いだ。


更に読む: '根本的に欠陥がある' TPPには抵抗すべきだ - 国連人権専門家

今週始め、協定の"非民主的由来"ゆえの、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に対する
世界的な反対を認めて、民主的で平等な国際秩序を推進する国連の独立専門家、
アルフレド・デ・ザヤスは、この貿易協定は"欠陥があり、
各国が規制する余裕を保障する条項 が作られない限り調印されたり、
批准されたりするべきではない"と述べた。

☆https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=9-AnY1g1e4A
What Today's TPP Signing Means


---------

   「今日、帰りにでも日刊ゲンダイを読んでみてくださいよ。
   これが萎縮している姿ですか」

つまり、「読売、産経、日本経済、朝日、毎日を読めば、
マスコミ全てが萎縮しているのがわかります。」と告白したのも同然。

あの人、顔をみてうんざり。発言の下らなさに衝撃。三流お笑い芸人としてなら認める。

もちろん彼が支配する電気洗脳箱の全ての局も。

どうして、よりによって極端なあんぽんたんが権力を握れるのだろう。

まわりでかしづいている連中もそれ以下のあんぽんたん。


◆http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00315421.html
FNNニュース 02/04
TPP署名式 高鳥内閣副大臣が断固反対から一転、和装姿で出席


4日、TPP(環太平洋経済連携協定)の署名式に、和装姿で現れた高鳥修一内閣府副大臣。

高鳥内閣副大臣は「緊張もしましたが、無事に署名できて、また、
署名式ができて、ほっとしています」と述べた。

TPPが大きな節目を迎えたことに、胸をなで下ろした高鳥副大臣だが、
実は過去に、TPP交渉参加への反対を主張していた。

2013年3月、高鳥内閣副大臣は
TPP交渉、聖域なき関税撤廃を前提とする以上、断固反対をしてまいります
と述べていた。

驚きの過去と和装姿。

さまざまな顔を見せる高鳥副大臣、これ以外にも、意外な姿を見せていた。

4日、ニュージーランドで行われたTPPの署名式。

和装姿で出席した高鳥内閣府副大臣は、以前から、
なぜ日本人は、国際会合の場などで和装をしないのか、疑問を感じていた。
日本の文化の発信のため、迷うことなく和装を選んだという。

その高鳥副大臣、実は過去に、こんな発言をしていた。

2013年、高鳥内閣副大臣は、
「TPP交渉、聖域なき関税撤廃を前提とする以上、断固反対をしてまいります」、
日本にとっては死活的な利益。これが守れなければ、即時撤退すべき
などと述べていた。

米どころ、新潟出身の高鳥副大臣は3年前、TPP交渉参加に反対を主張していた

4日、高鳥内閣副大臣は「無事に署名できて、また、署名式ができてほっとしています」
と述べた。

甘利前TPP担当相が、金銭授受問題で辞任したため、今回、皮肉にも、
署名式に出席することとなった高鳥副大臣。

実は、「ものまね」の特技も持っていた。
2014年、高鳥内閣副大臣は「安倍晋三でございますって、いうふうにやったら、
『お、なかなか似てるね』と言われました」、「安倍先生公認のものまねです」と話した。

そんなものまねを受けてか、出発前、「日本の代表として頑張ってこい」と、
安倍首相から直接、激励を受けたという。

TPPは、署名から2年以内に、あわせて12カ国が国内手続きの完了を目指し、
3月には関連法案を国会に提出する方針。




芳艶、三枚目、



「太夫 博多蝶?之助」です。




「支那を信用するものは必ず裏切られる」、これ哲理、

◆http://melma.com/backnumber_45206_6324371/
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(honhai merges sharp?) 発行日:2/5


  シャープを中国に売り渡して良いのか
    しかし鵬海は買収金額の7000億円を用意できるのか?


****************************************

今後一ヶ月以内に結論が出る。

シャープが中国資本に乗っ取られるのか、
日本の再建機構(「産業革新機構」)で落ち着くのか?

前者鵬海の買収金額は7000億円、後者は3000億円である。

じつは1月末に、シャープは「産業革新機構」の買収案をいったん受け入れたのだが、
鵬海が金額を上積みし、なおかつ条件をシャープ側の要求に沿ったものにしたからである。

5日に急遽来日した鵬海の郭台銘社長は、四つの条件を示した。

 (1)事業売却はしない

 (2)シャープのブランドは守る

 (3)従業員の雇用も守る

 (4)首脳陣の退陣は求めない

騙されてはいけない。

約束をすぐに反古にするのは中国人の得意芸、朝飯前のモラル破り


守られるのはブランドを維持するという項目くらいであろう。

暖簾代は、鵬海が世界的にはまだ名前をしられないからでもある。

しかしもっと根本的な疑問がある。

はたして7000億円という大金を鵬海精密工業は用意できるか、いなか

出来ないとすれば背後に中国の工作資金の目処があるのではないか? 


つまりハイテク技術の合法的取得と優秀なエンジニアの確保である。

あるいは既に銀行団に対して、これから買収するシャープの資産を担保に
金を借りるという手口もある。

ドライな米国のM&A(企業合併・買収)戦略には、部門売却という戦術がある

これは儲かる事業部門を買収後、高値でばら売りし、
買収金額を上回る収入を得たあとは、本体も解散させるという冷酷な遣り方。

欧米では合法である。

日本の新聞は「台湾の」鵬海と書いているが、
経営者の郭台銘が台湾人であっても、すでに主力工場は中国にあり、
ピーク時には120万人の中国人を雇用していた。
 
鵬海は主としてスマホ部品、液晶パネルの生産をしており、
アマゾンが最大の顧客だが、その工場は「奴隷工場」と悪名が高い。

嘗て深センの工場では9人から11人が飛び降り自殺をして、企業モラルが問われた。

工場建物の吹き抜けに金網やネットを張って、従業員の自殺を防いだ。


「趙家のひとびと」とは?

「趙家の人々」という隠語があるように、
中国で台湾人企業が大成功を収めている背景には
中国共産党とのなにがしかの密約が存在するはずである。

「趙家の人々」(高級幹部のファミリー)の利益にならない、
共産党との連携がない民間企業は、そうしなければ必ず潰される。

旺旺のように新潟の岩塚製菓のノウハウを学び、せんべい、菓子などで成功した
台湾企業は大陸に進出し、いまでは中国共産党の代理人になりさがっている。

台湾で何をしたかといえば、『中国時報』を買収して
北京と同じ論調のメディアとし、さらに尖閣問題では、
蘇澳港の漁船団を組織して尖閣付近へ海上デモを組織化したときの胴元だった。

つまり鵬海精密工業は純粋な民間企業、或いは台湾企業とみるのはたいそう危険である。

共産党の息がかかり、日本の優れた技術を合法的に取得するために
シャープ買収に熱を燃やしている
のである。

もう一つは買収資金である。

非常手段として中国国有銀行から融資を受け、
人民元が高い裡に手に入れようとする思惑は見え見えだが、

もし社債発行、もしくは増資という手だてで買収資金を調達するとなれば、
社債の格付けはB以下になる可能性が高い。

先日も、中国一の富豪・王健林の経営する企業(大連万達集団)の社債は
S&P社がBランクに格下げした(「トリプルBプラス+」から「トリプルB」。
つまり投資不適確に近い格付け)。

欧米、ウォール街は中国企業の先行きを真っ暗と認識しているからである。

万達集団はハリウッド映画(レジャンダリーエンターティンメント)、
映画館チェーンなど海外の企業を「爆買い」してきたが、
有利子負債は巨額に達しており、
さらに本業の不動産業不振で売り上げが四割落ち込んでいるからだ。


それにしても、中国企業の海外老舗企業の「爆買い」はなぜ続くのか?

さはさりながら、中国企業の海外老舗企業の「爆買い」はなぜ続くのか? 

しかも粗雑で拙速で、何かに取り憑かれたような買収である。

COSCO関連企業はギリシアのピレウス港を買収し、
中国化工はスイスの大手農薬「シンジェンダ」を買収した。

ほかにも安邦保険はNYの象徴ウォルドルフ・アストリアホテルを、
中国化工はイタリアのタイア「ピレリ」も買収した。

紫光集団は半導体大手のマイクロン・テクノロジーと
ディスク装置のウエスタン・デギタルを買収し、ハイアールはGEの家電部門を。

最大の理由は中国企業の焦燥、つまり人民元下落、

このまま行くと暴落するが、その前に、しかもドルと人民元が交換できる裡に買ってしまえ

というのが通底する心理
ではないのか。


 
(読者の声1)
貴誌前々号の鵬海のシャープ買収宣言の御解説は、まさに目から鱗でした。
ほかの日本のメディアでここまで踏み込んだ解説はなかったと思います。
鵬海のいう7000億円の買収資金が本当にあつまるのか、
また買収後、部門別売却という手口あり、
従業員の雇用確保を約束するなどはすぐに反古になりそう。

中国企業が海外企業の買収を急ぐのは人民元が紙くずになる前に
という焦りがあるという指摘、
これらの視点はほかのメディアではまったくお目にかかれないものです。
貴誌の存在はありがたいです。
  (JU生、横浜)


(宮崎正弘のコメント)
小生が書いた『M&Aの研究』(絶版)という本があります。
いまから35年ほど前、まだ日本にM&Aという新事態に対して
殆どの情報がない時代でした。
おそらくこの分野では第1号、
直後に野村證券にM&A専門コンサルティング部門が新設されました。

ポイゾンピルとか、グリーンメール、ホワイトナイトなど
乗っ取り王らが駆使する手口も紹介したのでした。

鵬海の郭台銘は、これらの手口の熟練経営者。
破天荒の決断力を持ちますが、やはり遣り口が乱暴です。




◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174798
日刊ゲンダイ 2016年2月6日
シャープ再建案は鴻海に軍配 決め手はマイナス金利だった


シャープは、台湾の鴻海精密工業の買収案を受け入れる方向で最終調整に入った。

大方の予想は官民ファンド、産業革新機構案だったから、
鴻海は土壇場で大逆転したことになる。

4日、阪急阪神HDの角和夫社長は、
「日本企業同士が連携して競争力を上げていくのが一般的なやり方ではないか」と話し、
大手銀行幹部は、「技術流出の恐れもあり、革新機構の案がよかった」とつぶやいた。

これが大方の見方だったから、株式市場からも驚きの声が上がっている。

「鴻海案は雇用の維持や、現経営陣の続投を認めるなど、革新機構の再建案に比べると、
シャープにとって魅力的だったのでしょう。ただ、シャープの取締役には
メーンバンク出身者や、経産省OBがいる。
彼らは鴻海案を受け入れないと思っていたのですが……」(市場関係者)


そんな中、流れが変わったのは1月29日という説が急浮上している。

技術流出より銀行経営優先

「この日、日銀はマイナス金利導入を決定しました。

銀行株の急落でも分かるように、マイナス金利は銀行経営を圧迫します

これがシャープ再建案の選択に影響を与えたというのです。

機構案は、メーンバンクに債権放棄を含む3500億円程度の金融支援を要請しています。

メーンバンクは、マイナス金利時代を見据え、シャープ救済に
数千億円を投じるのは危険と判断した可能性があります」(金融関係者)

マイナス金利導入が発表された翌30日、絶妙のタイミングで
鴻海の郭台銘会長は大阪のシャープ本社を訪問した。

支援額の増額を申し入れ、改めてシャープ買収の意欲を見せたのだ。

「シャープのメーンバンクである三菱東京UFJ銀行と、みずほ銀行は
資金運用が逆ザヤとなっています。ただでさえ苦しいのに、マイナス金利が重なるのです。
経営に余裕はなくなります」(株式アナリストの黒岩泰氏)


16年3月期の第2四半期(15年4~9月)の国内資金運用(総資金利ザヤ)は、
三菱東京UFJ銀行がマイナス0.01%、みずほ銀行が同0.08%と逆ザヤだった。

「三井住友銀行はプラスを確保しているだけに、両行は見劣りがします。

直近決算(第3四半期=4~12月)を見ても、
三菱UFJFGの純利益は前年同期比8.1%減で、
みずほFGは同0.7%減と業績は悪化です」(証券アナリスト)

ただ、このまま鴻海案で最終決着するとは限らない。

シャープの高橋興三社長も1カ月後をメドに最終契約を結ぶとしている。

機構が支援額を積み増し、最後はそちらに転ぶ。

そんなシナリオが進行している気もします
」(黒岩泰氏)

シャープ再建はいまだ不透明だ。



経営者が無能なのですよ、しかし、すごいリストラですなぁ。



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