2回続けてIT産業の未熟さについてぼやいてしまいましたが、今回はインターネットのすごいところ実体験を書きます。
あの3月11日。固定電話も携帯電話もつながらない、ケータイのメールも時間差がすごいことになっている。
その中、弊社は普通に仕事をし普通に(いつもの帰宅時間という意味での普通に)23時ごろ帰宅しました。
つまりインターネットのサイトは通常通りに閲覧でき、メールも送受信が普通にできたのです。
WEBでのムービーの仕事のためにTVが置いてありますのでTV画面からあの惨状は目にしていましたが、それよりもインターネットの各通信社やニュースサイトはさらにリアルタイムでニュースを配信していました。
しかしながら、仕事があまりにもスムーズにできていたために「帰宅難民」の人々の状況がピンときませんでした。
メールで済む仕事はメールでやりとりしていましたし、どうしても電話が必要なことはスカイプでやりとりしていました。なんと普通に「納品、圧縮ファイルで送ってください」なんて言われて3月11日に納品果たしていましたね。
電気さえなんとかなれば、インターネット通信は災害時でも普通です。
それはなぜか。
ひとえに「サーバ分散」と「有線」であることだと思います。
携帯電話のサーバは、キャリア各社、つまり日本なら3社程度ですし、ケータイは電波です。
インターネットは有線ですし、なんといってもサーバが分散しています。大手のファーストサーバ、さくらサーバ、ウェブアリーナなどだけでも、かなりの地域にサーバは分散させているはずです。
みんなが使っているgmailやyahooメールもサーバはかなり分散させているはずです。
ついでにいってしまえば、私はユーチューブのサーバはいったいどんだけ分散させているのか想像すると気が遠くなります。だって世界中から非常識なくらいの重いデータが1日中アップされ続けているわけですよ。
インターネット社会のいいところ、それは一極集中ではない、いい意味での競争社会ということです。ちょっと前言と矛盾してしまいますが。
この群雄割拠な状況というのは、良い方向に生かせば非常に良い未来になっていくと思うのです。