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マクロスF 第21話 「蒼のエーテル」 感想

2008-08-31 08:47:58 | マクロスF
非常に切ない展開。
ランカちゃん、すげー切ない。

そして今回のタイトルでありエンディング曲であった「蒼のエーテル」、これがまた切ない、というか、素晴らしかった。
マクロスFでは曲名とエンディングをシンクロさせる演出がなされているんですが、当然のごとく、そういうタイトルのときはスタッフ側も気合が入っていて、前回の「ダイアモンド・クレバス」しかり、今回もエンディングに見入ってしまう、ずっと見てしまう、そういう素晴らしいエンディングでした(凄く切ないエンディングでした)。

「蒼のエーテル」は劇場版マクロスの「愛・おぼえていますか」のような、そういう作中を代表するような曲のひとつになるんじゃないか、くらいの予感がしました。
#そういう意味ではシェリルにも、もう1曲、マクロスFを代表するようなバラードを歌って欲しいんだけどね(ダイアモンド・クレバスもとても良いが、もう1曲あるといいな)。

次週はこのエンディングと曲名がシンクロする例でいけば、再度シェリルのターン、「ノーザン・クロス」と題されているわけだから、やはりシェリルにスポットが当たっていくことになると思うけど、彼女も死刑宣告を受けて時限爆弾を背負ってるようなものだから、ランカというヒロインが(一時的に)抜けて、もう一人のヒロインへのバランスがどうなるのか?この数話の切ない展開続きを考えると、これもまた次週が心配というか、待ち遠しいというか、そんな感じです。


■ランカ・リー


さようなら

大好きでした




。・゜・(ノД`)・゜・。



ようやく自分の一番の人に伝えられた言葉「大好きでした」は「さようなら」とセットで、そして「大好きです」ではなく「大好きでした」の過去形。・゜・(ノД`)・゜・。

これは切ない。

最初で最後のような告白。

切ねー。・゜・(ノД`)・゜・。


午前3時の密会。
ランカが歌えませんと言って、いろんなこともあって眠れないアルト。

急いで駆けつけたアルトが問いただそうとするけれども、ランカはランカでたぶん最初に「一緒に行って欲しい」と言いたかったのだろうけれども、それでもランカが気を使って、紙飛行機を教えて、と提案。

なんかここで既に切なくなってしまった・・・。

いつもランカの背中を押してくれたアルト、そのアルトの紙飛行機は象徴的に使われてきたんですよね。

最後の逢瀬になるかもしれない、自分の気持ちを伝えるための準備の時間、二人で過ごすちょっとした時間。

そして気持ちを伝えようとした瞬間に登場したのは、脱皮して皆の知るバジュラの形態となったアイくん。


このアイくんの登場ってのは凄く上手くて、アイくんっていうのはアイドルになって楽しい反面、孤独感が募ったランカを支えてきた存在なんですよね。

また、ランカが常に感じていた違和感、バジュラを掃討することに対する本能的な違和感、痛み、そしてそれとは別に、だけれども相乗して募っていた歌を歌うことへの気持ちの揺らぎ。

バジュラを殺すことが本当に正しいのか?

自分の歌でバジュラを殺すことになっていいのか?

ブレラが言ったように、歌は自分の心。

その心を戦争の道具として利用される。

そういうことのために歌を歌い始めたんじゃないのに。

戦争に利用されることで、ランカの声が感動を伝える歌としてみんなの心に届かなくなっちゃって、みんなにはバジュラを倒すための(道具としての)ランカとして期待されはじめてしまう。
#ましてや、目の前で友人たちが死んでいったのに、そのときですら、みんなのために歌ってくれと言われる。

そういう中でのアイくんの脱皮。

それまで自分の心を支えてくれていたもののひとつであるアイくんが実はバジュラだった。

このままじゃランカの心は壊れちゃうかもしれない。

歌=心を守るか、心を壊すか。

そういう瀬戸際に独りでいたんですよね、ランカは。

自分の歌でアイくんを殺すことなんてできるはずがない。

これが決心だったんじゃないかなぁ。



さようなら

大好きでした




。・゜・(ノД`)・゜・。



「蒼のエーテル」は良いねぇ。・゜・(ノД`)・゜・。

これは凄く良かったです。


■紙飛行機

さらに演出としては、ランカが投げた紙飛行機。

これは以前、アルトがランカの部屋で投げた紙飛行機はアイくんが幼生体だったときに捕まえてアイくんは食い破ってしまったんだよね。
#それはこれから始まるバジュラとの凄惨な戦いを予感させるものだったんだけれども。

今回は、ランカの投げた紙飛行機、それをアイくんは食い破ることもせず、ランカのもとへ優しく持って帰ってきた。

ランカ=クイーンが投げたからかもしれないし、それとも、ランカを軸としてバジュラとの戦いの新たな方向性を示したのか・・・。

マクロス・ゼロでサラが暴走する鳥の人の兵器を身を挺して宇宙へ放ったように、ランカもそういった巫女的な存在になってしまうのか・・・。

ここで鍵を握ってくるのは、11年前とは違うのね、と言ったグレイスや、ランカ自身の記憶、サラの妹マオの研究、そして何よりランカの母親と思しきランシェ博士になってくるんだろうなぁ。

カナリアさんが、何故襲ってくるんだ!?と言っていたように、バジュラは何故人類を襲うのか?

グレイスが何を考えているのか?

何故憎しみを増幅しようとしているのか?

やはり鍵は11年前に遡るんじゃないかと思います。

そして、アイくんが紙飛行機を優しく持って帰ってきたように、(良い意味で、そしてグレイスの思惑を裏切る意味でも)11年前とは違うのね、という結果を導いて欲しいところです。


■別れ

本当はアルトと一緒に行きたかった、けれども、それは叶わなかった・・・。

ここはランカの気持ちに気づいているけれども答えを出せないアルトと、ランカのためだったら全てを捨てても構わないと思っているブレラとの気持ちの差、それがこの瞬間を決定付けてしまった、ランカが手の届かないところへ行ってしまった、という大事なものを失ってしまう象徴的なシーン。

アルトが空に抱く思いを素敵だと言ってくれた女の子。

いくら超・鈍感なアルトでも、失ったものの大きさにそろそろ気づく頃では?


あまりに鈍感過ぎては、もう一人の大事な人=シェリルもどこかへ行ってしまうよ(V型感染症のことはアルトは知らない)。

ということで、次週「ノーザン・クロス」。

タイトルに曲名を持ってくるときは必ずエンディングとのシンクロが演出があるので、今度はどんな展開になるのか、超・ドキドキしながら待ってます。


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ブルーレイ版、ゲットしました。でも、まだブルーレイレコーダーをゲットしてません(笑)。

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やばい、これは買ってしまいそう。2008年11月発売だそうです。
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