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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第6話 「彼方ノ休日・髪結イ」 感想

2010-02-11 01:08:07 | ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
めちゃめちゃ良い話だった。・゚・(ノД`)・゚・。


いやいや、正直ラストはウルッときてしまいました。

誰かが起こした偶然が巡り巡って誰かの大きな影響を与える、そういう素敵な偶然と、小さな幸せを守るためにみんなが少しずつ頑張っている、という真摯さにぐっと来てしまいました。

この話も、この前の話も、そういう意味では第1話からずっと、この作品って静かで、そして丁寧に作られていて、少しの哀しさと、静かな熱意と、登場人物たちの少しずつの優しさで出来上がっている、そういう作品なんだよね、ということを改めて実感した回でした。

サブタイトルの「髪結イ」がここにかかってくるとはねぇ・・・。・゚・(ノД`)・゚・。

改めて良いお話でした。

脚本の吉野さんがインタビューで仰ってましたが、この作品のやりたかったことの一つに、女の子たちの日常を丁寧に描いてみたかった、というのがあり、これは第1話を観たときからずっと「丁寧な作り」を意識して観てきた僕にとっては嬉しいお話でした。
大人の本気をなめてはいけません。

AパートとBパートの時間軸をわざとずらして、オーバーラップしながら、2つの物語を視聴者だけが俯瞰して見れるという、なかなかに贅沢な作りだったのですが、Aパート、Bパートともに共通して、登場人物たちが自分たちの優しさを少しずつ持ち寄るようなつくりになっていて、それがA・B全く違う話なのに、エピローグ的なカナタとリオの会話に収斂する、というのがとても素敵でしたね。

カナタが起こした偶然は、巡り巡って素敵な偶然を引き寄せた今回。

しかしながら、実はカナタが起こした偶然はそれが最初ではなく、一番最初に起こした偶然は、他でもない、リオが見につけている鈴をカナタが再び探し当てるという偶然を引き起こしていて、きっとその鈴はこの先の物語で語られていくファクターになると思うけれども、巡り巡った偶然が他人の人生に影響を与える、きっとそれを奇跡と言うのかもしれないですね。

今回カナタの起こした偶然は、心を閉ざしていたミシオの本心を引き出して、ユミナが一番大事なんだという大切な思いを受け入れる(受け入れられなかったのはそれまで幸せだった頃の家族の思い出があり、受け入れることでその思い出が風化してしまうのを恐れていたからなんだと思う)、というとても素敵なハプニングに至るわけで、それがAパートのギャングアクションとうまーくリンクしてるんだから、ニヤリとさせられるところです。

ちなみに、作中に登場する「漢字」ですが、今回赤ちゃんの命名時に使われた「美穂」という字も、一般の人は既に読めなくなっている文字で、こうやって意味を教えてもらって、魔よけのように使われているそうです。

次回はどうも待ちに待った小隊長さんのお話みたいです。
色々と苦労してそうな小隊長さんですが、結構重要なお話になるのではないかと期待してます。

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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
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2 コメント

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涙腺ゆるくて (こばやし)
2010-02-11 19:14:49
ほのぼの、笑い、哀愁。最近「カオスレギオン」すべて読み終えたせいか、涙腺緩くて・・・。
「運命なんて信じないけど、誰かの想いが、めぐって誰かを幸せにするなら、それは奇跡かもな」というようなリオのセリフが、キリの「誰かが誰かの海になる」とオーバーラップして、涙が出ました。

あー。ほんとに、いいなあ。丁寧に丁寧に、景色や登場人物の心を繊細に描いて、いいアニメだと思います。べつにこのままでも十分満足です。戦争などに巻き込まれたり、過去の文明の解明などが進んだりしなくても、これだけでじんわり楽しめます。

現在の日本文化が、カナタたちのかつての文明の残滓となっていますが、漢字をイデア(プラトン言うところの理想の)文字と呼んでいるなど、今の日本をけっこう大切に思って脚本を書いているのかな、なんて思っています。
残って欲しいもの (燕。@管理人)
2010-03-17 23:01:27
■こばやしさんへ
アニメ作品の商業性って一番大事だと思いますが、それでもこういう丁寧さ、美しさ、世界観を大切にした作り手の想いというのは、非常に大切だなと思わせる作品ですよね。
人のつながり、みたいなのを結構大事に、静かに描く、というのがこの作品の良さだと思います。
こういうの、残って欲しいなぁ。文化として。

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