5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2017年版です。

友との再会

2017-07-14 23:07:39 | 健康

三十数年ぶりに留学生の仲間と会うことになった。

彼の奥方から電話があってN大学病院に月例アポがあるので逢いたいと云われて驚いた。病気だという。断る訳にはゆくまい。懐かしさが先にあって「喜んで逢いましょう」と応えた。

三連休前の金曜日、名古屋の駅前は比較的人出が少なかった。今流行りの突発性局地豪雨が尾張北西部で起ったためか、それともプロ野球オールスター戦を観戦する輩が名古屋ドームに流れたせいか。

指定されたホテルロビーは新ビルの18階。ここも静かだった。

約束時間に現れた夫妻、元気そうである。60代半ばなのだから当然だ。問題は彼の声が出ないこと。久方ぶりに逢えた気持ちは彼が握ってきた握手の強さでしっかり感じた。

つもる話はバーカウンターに三人並んで料理をつつきながら進んだ。といってもやり取りは奥方と自分の二人。彼は真ん中で聴いている。

発音障害が現れてもう随分になるのだそうだが、知らなかった。中堅の食品製造業のトップという公的な立場からこのハンディキャップは秘められるのなら秘めておきたかろう。

自身の頭の中では発音ができているのだが、それが音として外部には伝わらない。さぞ焦れったい気持ちだろう。

N大学病院脳神経科所属の若いトレーナーについて様々な発声訓練を続けているのだそうだが、歩行機能の低下もあるというから、月一乃至二度の東名往復は本人は当然だが介助の奥方の負担が多そうだ。

医師のアドバイスで体重を減らし90キロあったものを75まで減量したのだという。好きな炭水化物を常食にしてきたのだが、これを止めることで減量は出来たわけだが、発音障害は相変わらずだと奥方は嘆いた。

神経系のリハビリには時間がかかる。完治はしないかもしれない。脊柱管狭窄の姉、骨粗鬆症で圧迫骨折の姉がいる自分としては、すぐにそう感じたが口には出さなかった。

彼の会社事情もいろいろ聞いた。企業PRやCMからでは解からない「お家の事情」もどうやら沢山あるようだ。自分も知っている有名な旗艦店も、耐震建直しが必要になったり、買収の誘いがあったりで閉店するのだという。

後継者探しも間に合ってはいないようだ。「企業三十年説」なんてことばも頭をよぎる。

病は気からというが、彼の生活環境が現在の身体反応に顕れているのではないかという気がしてならなかった。

あっという間に三時間が過ぎた。実母は亡くなり九十を越えても力のある姑に仕えながら頑張る奥方の愚痴は聞いてやれたのかどうか。

別れる前には彼との記念ツーショット。メールで送られてきた映像では白髪頭の爺の横で彼が頭を上げてニッコリ微笑んでいる。

二人の名古屋通いは続くのだ。少しでも改善の兆しが欲しい。

 

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