5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2017年版です。

線状降水帯

2017-07-06 21:47:22 | 天候・気候

今日も一日九州の豪雨は収束する兆しは見えなかった。

福岡に住む元お仲間のOさんの辺りは大丈夫だろうかと気象庁の降雨レーダーをみると、太い雨雲のマッスがちょうど韓半島の中ほどから九州全息を呑み込むかたちで伸び、それが同じ位置に留まったまま流れて行かない。天気図を重ねると梅雨前線も同じ韓半島〜九州という形でシンクロしているのが分かる。

中日夕刊の「夕歩道」もこう書いている。

発生した積乱雲が風下に流されても、同じ場所に積乱雲が次々と発生し、、、台風による大雨を除けば、集中豪雨の事例の粗三分のニ、特に梅雨期は四分の三が線状の形態を持つという。こうした局地現象は小さな気象=メソ気象と呼ばれて、急速に研究が進んでいるのだそうだ。

日本気象学会の「新用語解説」にはこうある。

「集中豪雨発生時によくみられる線状の降水域は,そ
の見た目の特徴から,最近では〈線状降水帯〉と呼ば
れているが、これは 2014年8月の広島県での大雨以降,頻繁に使われるようになったようだ」

「新しい概念のため厳密な定義は存在してい ないが、その実体は複数の積乱雲の集合体で、幅20~50km,長さ50~200kmの線状に並ぶ形態をして、長時間にわたってほぼ 同じ場所に留まるとされる」

「〈線状降水帯〉の 発生する要因としては、①積乱雲の源となる大量の暖かく湿った空気が大気の下層に継続的に流入すること、②その暖湿な空気を自由対流高度に持ち上げる力(前線や地形など)があること、③大気の成層状態が不安定であること、④個々の積乱雲がまとまるための適度な垂直のシアーが存在すること」

こうして積乱雲が連続して発生する仕組みは解ってきたが、それが「どの辺りで起きるのか」というのは未だ予測できないのだという。地震もそうだし、台風もそうだ。竜巻も同じだろう。

予報の網の目をすり抜けた〈線状降水帯〉の怖さをまたも知ると夕歩道氏はまとめたが、所詮、大自然の動きを人間が知ることはないのかもしれない

地球温暖化のほぼ全ての責任を負うべき人間への〈大気の報復的な警告〉だと思い「知る」べきだろう。

 

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