54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

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巨大バッタの奇蹟/室井尚

2005年10月25日 | 読書感想文
バッタ本、正直期待してなかったんですけどね、読んでまいました。バッタをめぐって次々と起こる事件、その展開の早さはまるで「24-twenty four-」のようで、私の脳に定位反応を引き起こしその魔力に引き込んだ。横浜国大、特にマルチの人は、読んだらいいんじゃないですか。

インターコンチネンタルホテルに巨大バッタを取りつけるという企画はなんと馬鹿馬鹿しい、そんなことに大金かけるなんて!というのが私のはじめの感想だったのですが、そもそもアートなんてのはそういうものだ。ピカソにしてもイサム・ノグチにしてもわけわかんないけどなんかすごいというのが、アートだ。室井さんとピカソを並べるなんて失敬な話だが、ゲルニカほどの偉大さはないが、巨大さではバッタのほうが上だった。
でもやっぱりCGのバッタは強烈ですよ。まさに「巨大バッタ、ホテルを襲う」という感じで。虫だからなにしでかすかわからないという怖さがある。それに比べると実物のバルーンは心なし小さくて、かわいらしいデザイン。見劣りしてしまう。想像ではいくらでもできますからね。さらに想像していいなら、サナギ案があったが、それがトリエンナーレの期間中に孵化して(蝶でなく)蛾が出てくるというのだったらすごいだろう。巨大蛾が飛んでいってランドマークタワーやコスモワールドの観覧車に張り付いたりしたらおもしろいだろう。想像ではなんとでもなる。
それでも、インターコンチネンタルホテルを遠目から見たときに、あの扇形の丸いホテルのフォルムもすごいけど、バッタがちょこんといるのはすごい。小さな子バッタが群れからはぐれていて、今にも親バッタが飛んでくるのではないか、バッタの大群がやってくるのではないかという想像もできて怖い。私のおじいさんの家の近所の学校の校庭にはトノサマバッタが馬鹿みたいにたくさんいるのですが、一斉に飛ぶと向こうが見えないくらい、それはそれはおそろしい。それが巨大バッタの群れが横浜にやってきたら怖いでしょう。しかも子バッタだけでも巨大だから暴れたら怖い。実際、強風でバッタが暴れて大変危険であったそうですが。巨大な足がホテルの壁にぺチンぺチンって。笑えない。

最後に、このバッタプロジェクトに参加できなくて残念です。あと1年2年早く生まれていたら。いや、参加できなくてよかったかも。参加しなかったかも。こうして本で読んでみると参加したかったなあと思えるのですが。でも唯一無二の体験だったでしょう。
どうでもいいことですが、河本さんというのを私はずっと次長課長の河本さんのイメージで読んでいました。


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2 コメント

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おっ、うれしいね (室井)
2005-10-25 20:06:01
ていうか、何でみんな読まないのかなあ。

そっちの方がずっとミステリアスだ。
てゆうか (越野)
2005-10-26 18:40:56
僕が従順過ぎるんじゃないですか?

「ドグラマグラ」とか読んでますし。

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