東京都の社会保険労務士のデイリーブログ

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労使双方の労働条件の確保・改善のポイント ~年次有給休暇について~

2017-06-02 17:58:15 | 労働法
こんにちは。東京都の社会保険労務士の頼木優子です。今日は、「労使双方の労働条件の確保・改善のポイント~年次有給休暇について~」書きたいと思います。

その前に、最近の私のニュース。いつかは始めようと思っていた空手のお稽古。子供と一緒の親子空手教室です。実は4年前に子供と私の母が始めていたのですが、ぼちぼち私も始めようかなと思います。

柔軟性が欠けつつあるので、始めはおっ恥ずかしい感じでしょうが、これで多少のことには動じずにできるようになるかなと。なんせ小学校の4年間と、シンクロを止めた後高校2年の半年間剣道部に在籍(その後留学)していたので、武道の気構えだけはあるつもりなんで。

さて年次有給休暇ですが、ポイントは2つ。①非正規労働者にも年次有給休暇を付与しましょう。②年次有給休暇の取得を抑制する不利益取扱いはしないようにしましょう。

①について、使用者は雇入れの日から6か月間継続勤務して全労働日の8割以上出勤した労働者に対しては、10労働日の有給休暇を与えなければなりません。その後1年経過ごとにある日数の付与が必要です。

10労働日とは、勤務年数0.5年経過すると、一年間で計10日給料を貰いつつ自由に使えるお休みを権利として、頂戴できるというものです。

私の以前勤めた会社に、確かこういう規定があった記憶があります。

それは、斉一的取扱い(とか、前貸し)として年次有給休暇を付与するけれども、要件の6か月を待たずに会社を辞めたら、休んだ日は年次有給休暇とはせず、欠勤扱いにするというものです。

▲いわゆる恩知らずの者には、有給扱いにしませんよ、ということだと思うのです。


斉一的(せいいつてき)取扱いとは、年次有給休暇について法律通り付与すると様々な社員の年次有給休暇の取得日が複数となる等から、その斉一的取扱い(原則として労働者全員につき一律の基準日を定めて、前倒しで一斉に年次有給休暇を取らせる取扱いをいいます)やその分割付与などがあります。

当時のその会社の取扱い規定について、最近になって労働局にお尋ねしたところ、もちろん論外の規定であるということ、そして恐らく労働者保護という労働基準法の成り立ちやその趣旨から、そういうことはあってはならないということなのでしょう。双方の立ち位置、解かる気が致します。

②について、例えば、賞与の額の算定に際して、年次有給休暇を取得した日を欠勤として取り扱うことは、不利益取扱いとして禁止されるということです。

以上、続きはまた次回。


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