かまたさとるの今日のぶつくさ

1日の出来事や日常生活で感じることを「ちょっとだけ」ぶつくさとつぶやきます。

県はフェアじゃないぞ

2006年12月23日 | Weblog
 今朝の熊日新聞に報道されてたが、昨日開催された、農業試験場跡地の活用検討協議会では年内の結論が持ち越された。県からの要望事項として、計画されているウェディング機能を縮小するように開発業者のロック開発に出されているが、ロック開発は回答を保留し、1月一杯にその回答を出すことになったためだ。

ロック開発にとっては、結婚式はもちろん日常的な飲食を提供することによって集客が狙えるハウスウェディング機能を縮小しろということは、これからの商売上きつい要望だろう。そもそも、県がウェディング機能を縮小しろという要求を出すこと自体、私には理解できない。

もともと、農業試験場跡地を大型SCに貸すことに反対の声が上がったのは、郊外の大型店の出店による近隣の商店街への影響や中心市街地の空洞化を招くということが大きな理由ではなかったか・・・それが、検討協議会でそれほどの議論になっていない一業種であるウェディング機能を縮小しろという要望をなぜ県が出したのか。

ハウスウェディング場で結婚式をあげるという若い夫婦が増え、自分のところの婚礼が減ってきている一ホテル業者からの圧力ではないのか。そんな圧力をかけるところは大体容易に特定できるが、県は毅然として地域全体の経済、県民の利便性というものさしで判断してもらいたい。

県経済の重鎮的存在のホテル業者が我が家の商売だけ考えて、あたかも「大型店は悪」みたいな世論を誘導して県に圧力をかけるというみみっちぃ手法をとるべきではない。それを受け入れる県も県だ、ウェディング機能をなぜ縮小しなければならないのか、その理由をきちんと示し、知事が常々言っておられる説明責任を果たすべきだ。このやり方はどう考えてもフェアじゃない。
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