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反捕鯨と慰安婦像の共通点

2017-03-25 01:34:05 | 日記
先日から、「美味しんぼ」を何気なく読み返しています。
「美味しんぼ」とは言わずと知れたグルメマンガですが、現在111巻まで発行されている大作です。
(私は100巻で買うのをやめましたが)

第13巻は「激闘鯨合戦」ですが、読んで何かしら思い当たることがありました。

「激闘鯨合戦」は5話にわたって描かれています。
日本に料理を学びに来ているアメリカ人のジェフが、ある反捕鯨団体に共鳴し抗議活動に加担していたのが、山岡らにたしなめられ鯨の数は減っていないと言われたことを確認するために、その団体幹部に会いに行って話を聞いたところ、活動に必要な寄付金を集めるのと同時に、日本叩きによって政治的経済的に優位に立つために、鯨を利用しているだけということを知り、その団体に失望して山岡らに加担し、逆に団体をやり込めるという設定です。

つまり、この反捕鯨団体は圧力団体だったのです。

過激な反捕鯨団体で有名な「シー・シェパード」もこの範疇に入るのでしょうが、彼らは自分たちの主張を通すためには暴力的な手段をも厭わない、いやむしろ実力行使を肯定している団体で、世界各国から非難されており、エコテロリストと名指しされたこともあります。

「思い当たること」というのは、この「自分たちの主張を通すためには実力行使を肯定する」人たちに、近年日韓関係を騒がしている慰安婦像設置団体が当てはまると思われることです。

彼らは、像を設置するための寄付金を集め*、像を設置することで日本を叩くことが目的であり、真の慰安婦の人権回復や事実解明が目的ではありません。

つまり、彼らは圧力団体に過ぎないのです。

最近はゴミで慰安婦像をつくる**など、慰安婦そのものを貶めている集団もいるようで、あきれて物も言えません。
度が過ぎると、「歴史テロリスト」とでも呼ばれるかもしれませんね。

言うまでもなく、国家対国家のレベルでは、韓国に対する謝罪と補償はすでに済んでいます。
だから日韓共同宣言が出され、国交が回復したのです。

しかし、そのような話が出てくるような悲しい時代であったことは事実ですし、時代背景に対しては真摯に向き合わなければなりません。

自発か強制か、有償か無償か、仲介したのは日本人か韓国人か、さまざまな説がありますが、伝聞ではなく史実にもとづいた正しい判断がなされることを願っています。

引用元:
*産経ニュース2017.1.16「今度は竹島にも慰安婦像設置 韓国地方議員らが年内を目指し募金開始
**ハーバービジネスオンライン2017年03月06日「韓国・釜山の日本領事館前に「ゴミで作った慰安婦像」が登場!


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