★Ｘ-ＭＥＮ：ファースト・ジェネレーション(2011)★

X-MEN: FIRST CLASS

共存か、支配か。その＜起源＞を目撃せよ！

映時間 131分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ＦＯＸ)
初公開年月 2011/06/11
ジャンル ＳＦ／アクション／アドベンチャー

【解説】

遺伝子の突然変異により超人的パワーに目覚めたミュータントたちの葛藤と
活躍を描いた“Ｘ-ＭＥＮ”シリーズ。本作はこれまで語られることのなかった
プロフェッサーＸと宿敵マグニートーの若き日にスポットを当て、
Ｘ-ＭＥＮ誕生にまつわる知られざる物語を壮大なスケールで描き出す
ＳＦアクション大作。主演は「つぐない」のジェームズ・マカヴォイと
「イングロリアス・バスターズ」のマイケル・ファスベンダー。
監督は「キック・アス」「スターダスト」のマシュー・ヴォーン。



【感想】＜１０９シネマズ川崎にて鑑賞＞・・・TOHOデー（１４日）だったのに、１０９に観に行ってしまった(^^;　
＜＞

X-MEN3部作でお馴染みのプロフェッサーXとマグニートー、第１作目からプロフェッサーＸとマグニートーは
同じミュータントであり、旧知の仲でありながらも対立関係にありましたが、この映画には、その２人の若き日の
出会いと、親友であった二人の関係が、なぜ敵同士に、対立するよようになってしまったのかまでが
描かれていました。

いやあ～予想以上に面白かったです！もしかしたら、シリーズで１番好きかも～

プロフェッサーXの若かりし頃、チャールズ役は、ジェームズ・マカヴォイ、
一方、マグニートーの若かりし頃、エリック役はマイケル・ファスベンダーが演じています。
（子供の頃のチャールズとエリックを演じた子役が、また、彼らに似た子でかわいくて良かった～）

マカヴォイとマイケルは、実年齢２歳差（マカヴォイ３２歳、マイケル３４歳）なんですが、
マカヴォイ君が童顔、マイケルが老け顔？なんで、もっと年の差があるような感じがします（笑）

プロフェッサーと言うと、パトリック・スチュアート、　マグニートーと言うとイアン・マッケランが
浮かびますが、マイケルのマグニートーは、なんとなく納得ですが、マカヴォイ君が、
剥げてしまって、ツルツル頭のプロフェッサーになるのは、何となく違和感が（笑）



人間と共存しようとするチャールズ、人間を排斥しようと考えるエリック、その違いは、
二人の境遇の違いにあったんですね。幼い頃、何不自由なく育った（物質的に）、
お坊ちゃんだったチャールズと収容所を経験し、母親を目の前で殺されたエリックでは、
育った環境があまりにも違いすぎて、お互いを合い入れるわけがありません(^^;

それでも、エリックは復讐のため、チャールズは戦争を止めると言う目的のために、ショウと言う共通の敵を
倒すために協力して戦うのですが、ショウを倒した後は、相互理解がなされないまま、別の道を歩む事になります。
ですが、お互いに一目置いていて、友情さえ感じる二人の関係は、なんか素敵に思え、１番たちが悪いのは、
自分たちのことだけしか考えない人間なのではないかと思ってしまいました



無駄なシーンが何もなくて、最後まで飽きることがなく・・・飽きることがないどころか、
終盤の海上でのバトルシーンは圧巻。ドキドキハラハラもんで、潜水艦を持ち上げる？シーンでは、
観ているこちらも力が入りました。
冷戦時代のキューバ危機は、ミュータントたちによって、回避されたと言うお話も興味深かったです。

ミュータントたちの派手なパフォーマンス（アクション）を見せながら、一方では、彼らの苦悩や
悲哀も描いていて、濃厚な物語となっていました。



プロフェッサーは、なぜ半身不随になったのか（車椅子なのか）、ミスティークが、なぜマグニート側に
ついていたのか？マグニートがなぜヘルメットをかぶっているのか？それらもこの物語に描かれていました。
そそ、プロフェッサーX、マグニートーの名付け親もわかりますよ
＜原作とは、その理由は違うようですが・・・＞


そして、出演を全く知らなかったローガンことウルバリン役のヒュー様が
ちょこっとですが（相変わらず無愛想なローガンですが・笑）出演していて、嬉しいサプライズでした

主なキャストは・・・・


チャールズ・・・史上最強のテレパス能力を持つ。人のこころを読みコントロールできる。

＜最近では『終着駅　トルストイ最後の旅』で、観ました。次回公開作はロバート・レッドフォード監督作
『The Conspirator』です＞


エリック・・・磁力を操り、金属を居のままに動かすことができる

＜初めて見た俳優さんですが、良かった！これからの活躍が楽しみな
俳優さんです。次回公開作は、ヴィゴ主演の『A　Dangerous Method』＞


レイブン（のちのミスティーク）・・・変幻自在の青い肌を持ち、あらゆる人間に姿を変える事ができる
＜『あの日、欲望の大地で』で注目される。公開作も続々と控えている＞


モイラ・・・CIAエージェント

＜ローズ・バーン・・・最近では、「ノウイング」で観てました＞


ショウ・・・相手のパワーを吸収し、転換する能力を持つ。ミュータントによる
世界征服を企てている。

＜久々にスクリーンで観ケヴィン・ベーコン。スリーパーズを思い出させるような悪い奴でした！とは言っても、
スリーパーズでは、ショボイ？看守(^^;今回は、語学が堪能な、見た目は素敵なオジサマでした・笑）

エマ・・・テレパシー能力と瞬時に自分の皮膚を、破壊が不可能なダイやのように変える事が
できる

＜ジャニアリー・ジョーンズ・・・最近作では『アンノウン』（私は未見(T^T)）
私が観た作品では『ラブ・アクチャリー』『メルキアデスエストラーダ　３度のの埋葬』
『パイレーツロック』に出ていました＞


『イケメン、みっけ～！』笑
ショウの用心棒。ビルを破壊するほど強力な竜巻を発生させ相手を粉砕する破壊者

＜アレックス・ゴンザレス・・・スペイン・マドリッド出身。『ミルク』に
出ていたようですが、覚えていない(ーー;)＞

監督は「キック・アス」のマシュー・ボーン。この監督と相性いいかも～
この作品観たら、また１から観たくなりました

６月１１日（土）から公開

＜パンフレット￥６００クリックで公式サイトヘ＞
＜お値段の割りには、キャストの紹介も多く、インタビュー記事もあり
今までの作品の内容説明もあるので、Ｘ－ＭＥＮファンなら購入の価値あり！＞



【ストーリー】

ソ連との冷戦が続く1960年代のアメリカ。後にプロフェッサーＸと呼ばれ、
Ｘ-ＭＥＮを設立する青年チャールズ・エグゼビアは、強力なテレパシー能力を
持つミュータント。彼は、自分と同じように超人的な能力を持つ者が次々と
出現していることに気づく。そんな中、幼い頃に母親と引き裂かれた悲しい
過去を持つエリック・レーンシャーと出会う。彼もまた磁力を操り、金属を意のままに
動かすことができるミュータントだった。

ミュータントたちを結集し、その能力を人類のために使い、平和を築きたいと
考えるチャールズは、エリックに協力を依頼する。次第に友情を育んでいく
チャールズとエリック。そんな２人の前に、ミュータント集団“ヘルファイヤークラブ”を
利用して世界征服を企む男セバスチャンが立ちはだかる。
しかもセバスチャンは、エリックにとっては母親の仇でもあった。
やがて、チャールズとともに若きミュータントたちを率いてヘルファイヤークラブに
戦いを挑むエリックだったが…。



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