畑ニ居リマス・田舎暮らしPHOTO日記

畑のかえるくんの楽しい日記です。

1枚の写真から

2017年09月05日 | べんちゃん
「ポツダム少尉-68年ぶりのご挨拶-呉の奇跡」は、昭和20年9月呉工廠の1枚の集合写真から始まっていた。
わたしも、今、知らず知らずのうちに同じようなことを始めている。



これは、A先生がお持ちだった。
生徒の後姿と新校舎を中心にカットした。
A先生に大感謝だ。

昭和12年から15年の間のものだ。
理由は12年に西校舎が新館として竣工完成した。
それまで西校舎は1階平屋建てのものだったからだ。
また16年から国民学校になったのに「尋常高等小学校」と書いてあった。
新校舎完成を記念したものだとしたら、12、13年ではないだろうかと思う。

父親は、大正14年3月の早生まれなので、昭和6年度にこの尋常小学校に入学、12年度つまり13年3月に卒業した。
そして13年度4月に高等小学校に入学、14年度15年3月に卒業している。
だからこの写真の中にいた可能性がある。

母親は8年の2月生まれなので、14年4月に尋常小学校入学した。
16年、尋常高等小学校は時国民学校に改められた。
なので母は尋常3年ではなく「国民学校初等科3年」となったはずだ。
19年度つまり20年3月に初等科卒業、同20年4月高等科に入学した。
しかし22年、教育法改正(6334年制)で新制中学が生まれた。
長く高等小学校・国民学校高等科は2年卒業だったのが、新制中学校になったので3年卒業になったのだ。
したがって母は、21年度の終わり22年3月に卒業するはずが、22年度23年3月に新制中学校一期生として卒業した。
まだ新制中学校が建設途上だったので、この校地で9年間を過ごした。

古い写真の中からいろんなことがわかって楽しい。