パパとりの雑記帳

酉年生まれの後期高齢者。健康不安を抱えながら、新聞、TV等からの情報を元に、好奇心に駆られて、近郊の社寺を中心に散策。

松の花

2016年04月20日 | 日記
松に花が咲いているのを見つけました。
松と言えば「松かさ」、「松ぼっくり」は知っていますが、
花?意外に気が付きません。
見かけていても、それが「花」だったとは…。
理科とか生物で学んでいたのかもしれませんが…。
松かさは学術的には「球果」と言いますが、
可愛くなくなりますね。


角のように伸びているのが新しい枝の部分です。

 
枝の頂部の赤味がかったのが「雌花」が2〜3つ付きます。
その下部にあるのが「雄花」で茶色っぽい色をした房状に沢山付いています。。
若い枝の付け根にあるのが「青い松かさ」で、前年に雌花の胚芽に受粉した種子が格納されています。
来春にはこの青い松かさは成熟して、よく見かける松かさとなり、種子を飛ばすようになります。

 
先端の雌花を拡大してみました。
たくさんの鱗片があつまっていて受粉し易い構造になっています。

松は、風媒花ですから風で運ばれるようにできています。
春先は、スギ、ヒノキの花粉が有名ですが、
松も負けず劣らず白い煙のように飛び散ります
粒子が大きいので遠くまでは飛ばず、木の周辺程度とか。
4〜5月にかけて、松の木の近辺は、花粉症に要注意とのこと。


                                   (小さい写真はクリックすると拡大します。)
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