大寒波の中でセンター試験

　大寒波が押し寄せている日本列島で、大学入試センター試験が行われています。

　受験生には一生を決めるかもしれない大切な試験日です。

　できれば、天候などに左右されない時期に、存分に普段やってきた成果を十分に発揮して欲しいと思いますが、今年も大雪で足止めを食らったり、余裕を持って会場に向かっても交通機関の遅れなどで精神的に疲れてしまった人もいたことでしょう。

　センター試験の日は、以前からよく雪が降ります。

　いっその事日本も９月を新入学の時期にしてしまえば、世界基準？に合わせて受験できるんじゃないかと思うのですが…。

　海外の多くの国では、６月ぐらいに年度が終了して２か月以上のお休みの後、９月から新学期が始まる所も多いのですから、南半球じゃなければ雪の心配もありませんからね。

　何年間も一生懸命に勉強して、いざ本番の日が雪で精神的な苦痛を味わって実力を発揮できないなんてかわいそうです。

　センター試験の内容も毎年のように変更されて、マークシート式の採点方法が、記述式に変わるような話も出ています。

　じいちゃんの頃はセンター試験なんてなくて、入試は一発勝負…。

　そのため、１月後半から３月の頭まで入試が続くという大変な時でした。

　滑り止めに私大を何校か受けたり、国立も１期、２期があったりと親の入試費用も大変だったと思います。

　それでも希望の大学に入れればシメタモノ…。

　最低限必要な単位を取って、映画やＴＶドラマ製作のバイトばかりして横から滑り出るという神業？で大学を卒業しました。

　一応、法学部を出たのですが、ハッキリ言って法律のことなんて丸っきり分りません。

　最低な野郎です。

　親には誠に申し訳ないことをしてしまいました。

　なんせ東京の大学に行くのは、映画の製作現場に行きたいだけの口実でしたから…。

　まあ、そんな人生も悪くないと思っています。

　今こうして安穏に暮せているのは、すべて親のお陰と亡くなってしまった両親に改めて感謝している次第です。