今日の一面は…

　今朝の朝刊の一面は、日本の天才的な若者たちの記事で埋まっていました。

　平昌オリンピックの男子フィギュアスケートで金・銀のワンツー・フィニッシュを飾った羽生君と宇野君のものと公式棋戦で最年少優勝し六段に昇段した藤井君の記事です。

　新聞の一面やＴＶなどのメディアで、こんなにも喜ばしい記事が毎日並んでくれれば嬉しいのですが…。

　羽生君と宇野君は世界で活躍し、藤井君は羽生二冠、広瀬八段という強敵を打ち破っての優勝です。

　凄い才能と努力で時代を切り拓いている若者の姿を見ると本当に感動してしまいます。

　何よりも彼らには、誠実で嘘がない！

　強靭な肉体を創り上げ、多くの知識を頭脳に溜め込んで、頭と体で勝負する清々しさに、誰もが共感を覚え、賛辞を惜しみません。

　その一方で、世界中のすべての国々では、人を欺き、前述したような若者たちの活躍を利用して人気を得ようとする政治家という狡賢い輩が生息し、多くの人々を混乱の渦に巻き込んでも平然としている人間もいるのですから、世の中不思議です。

　特に、頭がオカシクなっちゃってるんじゃないかと思うのが、アメリカのトランプ大統領や我が国の安倍総理、そして北朝鮮の金さんやロシアのプーチンさん、中国の習さんたちです。

　ヨーロッパも難民などで大変ですが、日本に住んでるじいちゃんには、東アジアの極東地域でイザコザばかり繰り返してる政治家たちにウンザリしてしまいます。

　彼らには、彼らなりに目指す未来があると思いますが、何ともオドロオドロシイ未来しか見えません。

　そこへ行くと今日の一面を飾った若者たちには「己の力で世の中を切り拓く美しい未来」が漠然とながら見え隠れしています。

　そこには、一服の清涼感が漂っていますが、極東の狭い地域で覇権争いなんぞをしてる悍ましい輩には、美しい未来なんて金輪際来るはずはないと思ってしまいます。