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共鳴管型スピーカーの作り方 その1

2017年05月19日 21時03分59秒 | オーディオ
唐突ですが、「共鳴管型スピーカー」について、しばらく連載していこうと思います。


今まで40台以上の音響管スピーカーを作ってきましたが、
最近は、バスレフ型スピーカーばかり作っています(汗)

そうしていると、やはり共鳴管型の音が恋しくなって、
またもう一度取り組んでみようか、と思っています。


「AudiFill BX-200」

そこで、この機会に、
今までの知識を整理してみようと思いました。

以前に共鳴管型スピーカーについて記載したのは、
「カノン5Dの資料室」のこのページ。
http://kanon5d.web.fc2.com/audio/kouza33.html


今回の日記では、先のページには書いていない最新の情報も交えながら、
その設計方法について解説してみようと思います。


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<共鳴管方式の利点について>

そもそも、共鳴管方式の利点とは何でしょうか?

「バスレフ型」や「バックロードホーン型」と比べると、
以下の3つが挙げられると思います。

①バスレフ型と比べて、
  より広い帯域の低音を増強できること。

②バックロードホーン型のように、
  広い面積で、空間を直接揺らすような低音が出せること。

③構造がシンプルで、
  比較的作りやすい。



まあ、欠点については正直いくらでもあるので、
あえて説明しないことにします。

一つ言えることは、「長岡先生の共鳴管」が全てではないこと。
同じバスレフ型でも、市販スピーカーが千差万別なように、共鳴管も設計思想で様々な音・個性を持たせることができるのです。


そして、上手く設計すれば、
16cmウーハーで、これぐらい広帯域なものも作ることができます。


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<設計の手順>

実際の設計の手順としては、以下の4ステップです。

(1)ユニットの選定
 ↓
(2)管の長さ(共鳴周波数)の決定
 ↓
(3)共鳴管の断面積(全体容量)の決定
 ↓
(4)管構造・細部の決定



バスレフ型や密閉型は、非常に明確な設計理論がありますが、
共鳴管型はそうではありません。

今回紹介する設計方法も、
シミュレーションでパパッと決まるものではありません。

しなしながら、「この辺なら大丈夫!」というテキトウな設計方法ではなく、
要点となるいくつかのファクターがあり、それぞれ最適値を求める方法や、ベースとなる理論があると感じています。

そういった【設計の要点】を、今後解説していこうと思います。
それでは、また次回!
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