隠れ家茶店。

仕事、家庭、自分
貼り付いた付箋を取り去って
ささ、お茶でも一杯どーだい。  
ぢんこママ

■ 久々、猟に出る。

2013-02-15 17:23:26 | Weblog
2時間40分?
随分長い映画だなと思った。
なんだか古臭い青春ドラマみたい、
確かに80年代が舞台なのだけど。
最初の30分辺りで少々眠くなる。

中盤辺り

あれ?いま背後で
何か通過した?
そんな程度の
小さなラジオの声が聞こえてくる。

・・・凝固。

その後も青春ドラマが続くのだが
全くもって自分の惹かれ度が
急激上昇変化していることに気づく。

そうゆうことなのね。

この構成って
吉田さんの小説自体がそうなっている?
それとも監督の演出?
とにかく上手い。



【横道世之介】
「悪人」「パレード」の吉田修一による青春小説を、「南極料理人」の沖田修一監督が映画化。
1980年代を舞台に、長崎の港町から大学進学のため上京したお人好しの青年・横道世之介や、
その恋人で社長令嬢の与謝野祥子らが謳歌した青春時代を、心温まるユーモアを交えながら描く。
主人公の世之介に高良健吾、ヒロイン・祥子に吉高由里子ほか、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛らが出演。
劇団「五反田団」主宰の劇作家で小説家の前田司郎が共同脚本を担当。
http://yonosuke-movie.com/



ここだけの話だが。


数年前
ちょっと世之介に似ている人に出会った。
わたしも何年か過ぎたら
世之介と関わった人たちと同じように
その人を思い出すこともなくなっていく、のだろう。

だけど、
ちょっとした切欠で
ふと思い出したとき。

(加藤(世之介の大学の友人)が語るように)

この人に出会って自分の何かが変わったなんて
大袈裟なことはないのだけれど。
世の中にこの人に出会えなかった人が居ると思うと
自分がとっても得をしたような、そんな気持ちになるのだろうか・・・

絶対になる!!

出会いとは

なんと愛おしいものなのか。
そして
なんと
淋しいものなのか。



余談;
しばらくお休みしていた試写会ハンター。
夕刻からの会社脱出戦略は大変だが
あのバタバタ感は快感。
また猟に出よう。

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