棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

大日本帝国国防婦人会

2010-02-23 09:01:46 | 山郷の暮し
氷が張っていない朝っていいですねー。
肩から荷物を下ろしたような、すがすがしさを感じます。
今日は聞きなれないタイトルですが、ニースをみて、以前に亡き母から聞き、描いたイラストが思い浮かびました。
このイラストは私のお気に入りで、出番をまっていたもの・・・。

まずそのニースですが、ベルリン国際映画祭・最優秀女優に寺島しのぶさんが選ばれました。
以前からTVドラマなどで、なんともいえないうまさを感じていましたが、名前も、当然血筋もしりませんでした。
ただいま出演の「龍馬伝」の乙女姉さんがでると、画面がピリッと締まるほど。
話を戻すと、ニースで賞をとった映画の紹介に国防婦人の映像があった。
つまり、その画像から、亡き母のことやイラストをおもいだしたのです。
やっと、目的の筋にたどりつきました。
東京での戦争中のことで、強制的に入れられた国防婦人会。おばはん連がコワカッタと語った母でした。
日本人はなにか大きな目標へとあおわれると、すべてがそのことに優先してしまい、だれでもがそれが当然だと思ってしまう。
「国賊だ!!」といわれたのでしょうが、なにも戦争中のことばかりではない。
ただ今開催の冬季オリンピックでも、そう感じることがある。
個性が大切だといわれながら、一人目立つといじめられる。
根っこは同じ日本人の島国感覚なのでしょうか。


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