森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

When words leave off music begins.


行田市 浮き城まつり 2013

2013年07月28日 | 空色の休日 2013 

7月の最終土日はあちこちでお祭りが重なりますね。今年は久しぶりに行田市「浮き城まつり」へ伺ってみました。メインステージでは数々のイベントが行われています。


日中は御神輿が祭りの主役となっているようです。


では、八幡様へ。


そして、八坂様。


御朱印をいただきました。


新町(あらまち)の屋台があります。残念ながらお囃子は無し。動き出すのは夕方からのようです。


屋台が動き出すまで、まだまだ時間があるので「佐間天神社」。


佐間天神社の創建は、成田氏15代目忍城主成田親泰が忍城築城した折、延徳三年(1491年)、谷郷春日神社西を城の沼澤の取り入れ口とし、天神坊を出口としたと古地図にある。
その天神坊を新義真言宗 慈眼山安養院とし、守護神として天神社を勧請した。
慈眼山安養院は、下忍村遍照院末、昔は皿尾村にありしを、寛延二年(1749年)義観和尚の代、火災のため皿尾村から天神社へ移されたと伝えられている。本尊大随求菩薩が安置されていた。
佐間天神社の裏手には、慈眼山安養院跡の碑と歴代住職の墓所がある。
佐間天神社の旧本殿は何時の時代に建てられたか不明であるが、享保五年十二月(1720年)、京都の唯一神道吉田家より神位賜り正一位天満天神と号す。学問の神様、菅原道真公がご祭神として祀られている。現在の本殿は、文化十年八月二十五日(1813年)再建された。
本殿に安置される天神座像は春日の作と伝えられている。
明治十一年拝殿再建、昭和五十五年四月外殿新築。
佐間天神社神門は、嘉永五年五月(1852年)完成。
安政三年(1856年)の大火で類焼するが、当門で火が止まったため、再建後は"火防の門"と呼ばれた。(Resource:記念スタンプ台紙)


続いて、映画「のぼうの城」では佐藤浩市さんの演じた「正木丹波守利英(まさきたんばのかみとしひで)」が、戦で命を落としたすべての人の菩提を弔うために建立したという「臨済宗円覚寺派 天真山 高源寺」へ。


門番のネコ‥‥。


毎年5月8日の「花まつり」には、「正木丹波守利英公供養祭」と「忍城水攻め彼我戦没者供養祭」も行われているそうです。


山門脇には「正木丹波の墓」と「忍城戦戦没者の慰霊碑」。


そろそろお祭りへ戻りましょう。天神社前には佐間区の屋台。6時頃から動き出し、8時25分から行われる叩き合いに向けて巡行するそうです。


熊谷うちわ祭」石原区の屋台と同じ「四方破風屋根」となっています。見送幕も付いていますね。


途中、下町と本町の屋台発見!


さて、街中へ戻ると威勢のいい御神輿が祭りを盛り上げています。


何故か?モンスターズ・インク。


さあ、日も影ってきて新町区の屋台が動き出しました。


佐間の屋台も新町アーケードまでやって来ています。


2台揃っての叩き合い。


そして、旭町の屋台も加わります。


待った甲斐がありましたね。3台揃っての叩き合いです。この後メイン通りで本町と下町を加えた5区揃っての叩き合いとなりますが、残念ながら都合により今年はここまで‥‥。


三重県桑名市と友好都市関係にある行田市。「日本一やかましい祭り」と言われる春日神社の「石取祭」のお囃子が本町屋台に伝わっているそうで「コラサー!」と言う石取祭の掛け声も聞けるようです。

: 今回「行田浮き城まつり」の詳細がなかなかつかめませんでした。‥‥ので、次回のために今年のプログラムをメモメモ。(抜粋です)
【初日(前夜祭)】
 19:20~19:50
 山車の叩き合い
 埼玉りそな銀行駐車場交差点
 本町・新町・下町・旭町・元内連合・佐間
【二日目(本祭)】
 08:30~10:00
 行田総町神輿渡御
 八幡神社→本町→新町→八幡神社
 15:30~15:55
 町内神輿集結~セレモニー
 19:00~19:45
 浮き城だんべ踊り
 19:45~20:25
 同好会神輿渡御
 20:25~21:00
 山車の叩き合い
 本町・新町・下町・旭町・佐間

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする