森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

When words leave off music begins.


小川町七夕まつり 2011

2011年07月23日 | 空色の休日 2011 

超大型台風6号が去ったばかりで、ちょっと涼しい小川町。中央陸橋から仙元山を望む七夕まつりの1日め。


交通規制の始まったばかり、大急ぎで七夕飾りが始まっています。


では、その間に・・・・。小川町の祇園さん「上小川神社」に参拝。小川町七夕まつりはこの上小川神社の夏祭りでもあるんですね。


国道254号「華屋与兵衛」さんの東隣にあります。


せっかくなので(?)与兵衛さんでクリームあんみつ。


チンドン屋さん発見!サックス多いですね。


チンドンの音の後を追ってしまうのは何故なんだろう・・・・。


晴雲酒造さん提供のプチ屋台。さあ、ボンゾのように叩こう!


~みんなの夢や希望がいつの日か叶いますように~

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仙覚律師遺跡

2011年07月23日 | 空色の休日 2011 

七夕まつりの喧騒を離れ、八幡台地を上ると、小川町ゆかりの万葉学問僧「仙覚律師」遺跡の地となります。


仙 覺 律 師 遺 跡
  日本弘道會會長従二位勲二等伯爵徳川達孝篆額
  東京帝國大学文學部講師文學博士佐佐木信綱撰文
仙覺律師は中世に於ける萬葉學再興の租なり建仁3年東國に生る年十三始めて萬葉集の研究に志し寛元四年将軍藤原頼經の命を受けて幾多の舊本を参照し初度の校定本を作り古来いまた讀み得さりし百五十二首の歌に新に訓點を加えたりき建長五年その新點の歌を後嵯峨上皇に奉りしに叡感斜ならす御製一首を賜りぬ弘長元年さらに校勘努め文永二年再度の校定本を作れまた別に萬葉集註釋の筆を起こし博引旁証至らさるなく同六年四月その大著を完成せり時に齢六十七なりきこの地は武蔵國比企郡北方麻師宇郷に當たり實にその著の稿を脱しせし所なりといふ今茲昭和三年は文永六年より計へて六百六十年なれば鄕人相謀りて記念の碑を建つ嗚呼律師の業績はかの集と共に萬葉に朽ちすその光永く學界を照さん
 昭和三年四月 前國學院大學講師岡山高蔭書 曽根多志三刻



周辺は中城跡(なかじょうせき)という城跡となっています。


羅漢さまの並ぶ「半僧坊大権現堂」。


聖徳太子信仰を想わせる立派な聖徳太子碑。後ろには小川町の公民館「春日会館」そして、テニスコートと広がります。


 仙覚は、鎌倉時代の僧侶(天台宗)で、建仁(けんにん)三年(1203)常陸国(茨城県)に生まれたが、没年は不明である。
 万葉学者として知られる仙覚は、万葉集解読に半生をささげた人で、彼の著作した「万葉集注釈」は、以後の万葉集研究の基礎をなしているといわれている。この奥書には「武蔵国比企郡北方の麻師宇郷(ましうごう)の政所(まんどころ)」と記されており、当地に仮宿し、まとめたものと推定されている。
 この地域は、付近をとりまく土塁、空掘跡、櫓の跡から、中世の土豪、猿尾氏(ましお)の居城で中城跡(なかじょうせき)といわれている。
 なお、この記念碑は、昭和三年に仙覚律師遺跡保存会により建てられたものである。
  昭和五十九年三月   埼玉県・小川町


この入り口を見落とさないでくださいね。

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