森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

When words leave off music begins.


深谷市 常世岐姫神社

2011年04月30日 | 空色の休日 2011 

「深谷グリーンパーク」からの帰り道、ちょっと気になる神社がありました。
 当社の創建は、神伝によると、天文四年(1535)のことである。一方、草分けの江原晴松家の口碑によれば、先祖荏原主計守勝が元応二年(1320)当地に土着し八王子神を祀ったことに始まるという。
 『風土記稿』に、当社は八王子権現社と載り「当村及柏合村の鎮守なり両村持」とある。古くは、当樫合と隣の柏合は一つの村であり、『風土記稿』が、更に「元禄の後、村内の半を裂て御料となしし頃、当村は元の字を用ひ、日根野が知行の方は、柏の字に書換しものなるべし」と述べているように、江戸中期ごろ分村したものであろう。このため、両地区は現在も「付き合い村」と称して親交があり、カタガシ(樫合)・シロガシ(柏合)と呼び合っている。この柏合にも、八王子神社があり「分村の時、樫合の八王子権現の祭神である八王子のうち、男神の五王子を柏合に移し、樫合は残った女神の三王子を祀っている」という。これを裏付けるように、当社の氏子は「女の神様で、ハツオサンサマ(八王子様)というお産の神である」と言っている。
(Resource:「埼玉の神社」埼玉県神社庁)


「常世岐姫神社(とこよきひめじんじゃ)」といって、安産の神「常世岐姫命」を主祭神とした神社。


本宮は大阪八尾の「八王子神社(はちおうじじんじゃ)」のようだが、分社はここと行田市にあるだけというけっこうレアな神社。


由緒書等は見つからなかったのですが、昭和21年9月に発生した台風26号の被害による修復の祭の「修復之記」がありました。
敬神崇祖はわが国古来の伝統美俗である惟うに当社は天文四年に創祀するところと伝えられはじめ八王子権現社として本地佛無盡意菩薩を安置した
爾来幾星霜村民崇仰の的として栄えるところがあったが徳川幕府の政事衰へ明治維新となるや神佛分離の掟によって八王子権現社を常世岐姫神社と改め今日に及んでいる
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ふかや緑の王国 第3回春まつり

2011年04月30日 | 空色の休日 2011 

深谷市春のイベント「ふかや花フェスタ」二日目は、「ふかや緑の王国」の春まつりへ行ってみました。
入り口はいつものように「花植木流通センター」より・・・・。


本館を中心にいろいろなイベントが行われています。本館内では「江戸風飾り桜草展」が開催されていました。


特別公開の「孫半斗(まごはんと)鉢」といって、江戸時代に味噌などを入れた鉢の底に穴をあけて桜草用の植木鉢として使用したもの。


花びらを染付水盤に浮かせてあります。「水浮花」となっていました。


と、いうことで・・・・?おひるは「王国煮ぼうとう」。


深谷市のガイドブックをいただきました。


お土産にはご存知「深谷ねぎ」。

>森の中の恍惚:ふかや緑の王国

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