癒し系獣医師の犬のアニマルセラピー

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。動物介在活動の話題の他、動物医療や福祉関係の事項も取り上げます。

ティアハイム

2012年02月10日 | 動物一般
寒い日が復活です。
道路はツルツルですが、意地でも朝走っていますが・・・・危ないですね。でも、この寒さがいいのです。

イギリスと同様に、ドイツには「犬の税金」と呼ばれる税金があるそうです。
この税金の目的は、人々が無責任に犬を飼わないようにするためのもので、犬の頭数を間接的に制限し、飼い主に責任感を植え付けるという役割も担っているのです。
犬の税金は地方自治体税であるため、税率はそれぞれ異なるが、高いところで年間約2万2000円、低いところで1万1000円を収めなければいけないことになっています。まあ、納めない人もいるかもしれませんが、ドイツは法に厳しいので大丈夫でしょう。

これらの税金は犬の保護に役立てているようです。飼い主を失った犬は日本だと公的な動物管理センターで一時的に保護されますが、1週間程度で安楽殺されてしまいます。
ドイツでは犬の命を守る施設−ティアハイムとよばれる施設があり、里親が出来るまで保護され続けます。犬ばかりではないようですが。
ドイツであっても何らかの事情で犬を手放す人はいますが、そんな場合、犬たちは保護され、「ティアハイム(Tierheim)」という施設に入る。
ティアハイムとは「動物の家」と訳されます。
犬以外にも、猫や鳥、ウサギやハムスターなど様々な種類の動物が保護されている。日本でいう動物保護センターに当たるものですが、決定的に違う部分があります。それは「殺処分がない」ことである。動物たちは里親が見つかるまでここで生き続けることができるのです。

ティアハイムはドイツに500〜700あり、そこで働く人のほとんどがボランティアである。エサ代や治療費などの運営費のほとんどは寄付で賄われていて、地域住民の動物を助けようという高い意識が高いのです。

犬や猫等の殺処分と聞くと切ない気持ちになりますが、ドイツのような施設があるととても気持ち的に楽ですね。
同様の施設が日本で出来る日が来るよう、我々も努力したいのもです。

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