癒し系獣医師の犬のアニマルセラピー

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。動物介在活動の話題の他、動物医療や福祉関係の事項も取り上げます。

猫の認知証?

2012年02月07日 | 動物一般
今日も暖かい日でした。
写真のようなせり出した雪が暖気で落ちることを期待していたのですが、落ちませんでした・・・・・


犬の場合、特に日本犬に認知症が多いことが知られていますが猫ではどうのでしょう?
猫では普段から寝ている時間が多いために症状が出ているかどうかがわかりにくいため、「猫はボケない」と言われていたことがありましたが、最近では気づきにくいだけで猫にも認知症があるのではないかと考えられているようです。犬ほど多くはありませんが、15歳以上の猫に現れやすいようです。
症状は犬と変らないようです。症状は少しずつ現れますが、放っておけば日ごとにどんどんひどくなっていき、異常な行動をとるようになり、特に、トイレの失敗をあまりしない猫が失敗をするようになったら兆候かもしれません。しかし、排泄の失敗をする原因は他にも考えられるので、あまり過敏にならないことです。

また、甲状腺機能亢進症になると、明け方に激しく鳴いたり、食べても物足りなくて要求したりなど、認知症と間違えやすい症状が出ます。血液検査によって診断できますので、異常な行動が見られたら動物病院で診てもらいましょう。
ところで、猫は認知症になるのでしょうかね。
かつて猫は10歳未満で亡くなるケースが多く、認知症になる前に寿命を迎えていたので痴呆の存在に気付かなかっただけで、人間と同じ哺乳類ですし、基本的な脳の構成はほぼ同一ですから加齢による痴呆は発生はするのではないかと思います。
しかしながら、ボケる猫もいればそうでない猫もいるわけで個体差は当然ある訳です。

猫が認知症になる確率・・・・
具体的な数値はありません。
猫の認知症に関する研究は大変少ないのが現状でしょう。
少なくとも、犬よりはかなり確率は低いと言えます。
アメリカやイギリスなどのサイトでは15%〜10%以下との推定値が提示されている所もります。
ただ、先ほども書きましたが猫は基本的に単独生活者でマイペースな生き方をする動物ですし、痴呆の症状の主たる物が「だだ、ひたすら寝る」であるので、犬のように痴呆症状が飼い主さんに分からないケースも多いでしょう。

実際猫の認知症は気付かれにくいまま経過していると考えられますね。
まあ、気づかないのが一番ですね・・・・
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甲状腺機能亢進症
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