四谷三丁目すし処のがみ・毎日のおしながき 

12/9(金)お通しは青森産スルメイカの自家製塩辛です。日本酒・明鏡止水タバスコラベルONI-KARA他数本入りました。

鮑あわび 鯒こち

2016-10-16 17:35:00 | わたしの魚(ウォ)キペディア 第1回~第

わたしの魚(ウォ)キペディア 第11回 あわび


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アワビのにぎりを自主的にオーダーしたことがあるのは回転寿司くらいです。
二十代前半、普通皿の何倍も高いプラスチックの伊万里柄皿にビビりながらも二~三度頼んだ記憶があります。
そして今。
ほかの寿司屋さんに行ったとしても「アワビください」とは言わないです。たまたま出てきたら、食べます。
中華料理のテーブルがぐるぐる回るようなお店でもそうです。たまたま出てきたら、食べます。
私にとってアワビとは『偶然出会う賜りもの』のようなものです。たとえるならば幼稚園の折り紙あそびの時間にひとり二枚ずつ配られる紙の一枚が金か銀だった、みたいな感じです。目の前にするとちょっと舞い上がるところも似ています。

わたしの魚(ウォ)キペディア 第5回 こち


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コチと聞いただけで白身の魚だと判断できるようになるのは、店を始めてしばらく経ってからのことでした。
十六~七年前のこと、ふと見ていたテレビ番組『TVチャンピオン・~魚通選手権~』にはまだ高校生くらいだったさかなクンが出ていました。
出題は“これから一貫ずつ出てくるにぎり寿司のネタは白身魚で、その名前を当ててください”というものでした。
さかなクン(当時宮沢君)は自分の番が来ると他の出場者がじっと眺めたり食べたりしてゆっくり答えを出すのとは対照的に、目の前に出た一貫をパッと見ただけで「わかりました!」と即座に正解を出してしまうのでした。
ソイ、ハタ、ムツ、メジナ…。私にとって馴染みのない白身の魚の名前が次々に挙がっていきました。
ひょっとしたらその中にコチも入っていたのか…それすらハッキリしない、そんなコチにまつわる初めての記憶でした。

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