四谷三丁目すし処のがみ・毎日のおしながき 

 金14:45~23:30 土17:30~23:30 日11:30~17:30 月曜休 火・水・木17:30~23:30

6月14日(水)

2017-06-14 19:53:14 | 芒種・腐草為蛍くされたるくさほたるとなる


野上啓三インスタグラム、始めてからしばらく経ちました。
すべての魚・貝、天然ものです

6/14(水)今週~来週6/22(木)のご予約状況
6/14(水)・・・ お席あと9席です 7席です  6席です 4席です 2席です 3席です 2席です 
6/15(木)・・・ お席あと9席です 7席です 6席です 
6/16(金)・・・ お席あと9席です
6/17(土)・・・ お席あと9席です 6席です 
6/18()・・・ お席あと9席です  6席です
  6/19(月)・・・定休日
6/20(火)・・・ お席あと9席です  5席です
6/21(水)・・・ お席あと9席です
6/22(木)・・・ お席あと9席です 7席です 

毎週曜日(第1週目を除く)11:30~17:30
お子様をお連れのお客様と、大人のお客様とが
一緒にお越しいただける日にいたしました。03-3356-0170
2017年
第154回 にちよう☆ひるのがみ は6月18日()11:30~17:30 [ラストイン16:00ラストオーダー17:00]

毎週曜日 は 午後2:45~ 営業いたします03-3356-0170
第21回 きんよう☆ごごのがみ は 6月16日(金)午後2:45~

2017年
6月のお休み6/19(月)26(月) 7月のお休み7/2()3(月)10(月)17(月)24(月)31(月)

先日お客様のお仕事のお手伝いをさせていただきました。⇒主人が映っています。(3分42秒くらいから)

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おかみノート 『 負け 』

「すいませーん!」
振り返ると、すごい勢いで走ってくる女将さんが見えた。
「これ、・・店の、ハァ、すいません、湯呑みです。つまらないもの
 ですけどよかったら使ってください。今日は、ほんとに遠いところを
 ありがとうございました」
私たちに会釈をすると、いま来たであろう踏み切りをまた戻って行った。
レールの上を跨ごうとして小さく飛ぶように走る後ろ姿を目で追った。
オレンジ色の綿のエプロン。 背中の、太く“H”になっている部分をじっと
見た。
「行こうか」
「いや、まだ」
主人の言葉を遮り、店に戻って行く女将さんを見ていた。
扉が閉まり、しんとなった店構えをもう一度見た。
「よしっ行こうかっ」
黙々と歩いている私を見て、主人は言った。
「先輩だけど・・違う課なの?」
「そう。お名前は知っているけど、一緒に仕事をしたことはない」
「ふーん・・。旦那さん、銀座の○○にいたって言ってたね」
それには答えず、駅の階段を上りきったところで言った。
「こういうの、“勝ち負け”で言うことじゃないのはわかっているけどさ」
「うん」
「あちらもべつにそんなことさらさら思ってなくて、むしろ自慢にならないように
 じゃないけど、ものすごく気を遣ってくれていたのもわかっているけどさ」
「うん」
「負けた。やっぱり、実際に店やんないと、何も言えないね」
「・・・・・」
「うちらはさ、店やろうとはしてるけど、じゃあリスク背負って始めているか?
 っていうと、そうじゃないもんね。そりゃ多少書類とか集めて融資の手続き
 どうしようとか言ってるよ。でも実際に何にも進んでないし。やっぱりやってる
 人は強いよね。余裕っていうかさ」
「・・・・・」
「先週ガツンとやられたじゃない。“野上君がやる気になってるのに、なんで
 協力しないんだ?”とか言ってさ。先週のことも、今日ここに来たのも、
 もう、つべこべ言ってないで早く店出せっていうことなんじゃないのかな?」
「そうだね」
「正直、羨ましかったもん。“醤油差しと小皿はどうしても自分で選びたかった
 から、納得のいくものが手に入ってよかった”とか、“出前下げに行ったら
 シャリの味についての意見メモが入っていたけど自分の味を貫こうと思ってる”
 とかさ。 ・・・くやしいっていうか、もう、やられたって感じ。だから、ここで
 この気持ちを胸に焼き付けるためにさっきの光景をずーっと見てたワケですよ」
真紅のビロードの座席に並んで座るとすぐに電車は動き出した。
見慣れない長いつり革が一斉に同じ動きで揺れている。
「飛び込もう。カッコわるくてもいいからやろう。同じステージに立たなきゃ
 始まんないよ。もうこういう店に行くときは自分も店をやっている立場で
 行きたい。もうオーディエンスはイヤだ・・・!」
「やろう」
ご主人のしっとりとした指先から出てくる洗練された小振りのにぎり。
少し甘めの一粒一粒がおいしいシャリ、よく切れる包丁で切りつけた白身、
いいマグロ、まだ温かい玉子焼き。
二階につながる階段からもれてくるお座敷のお客さんの笑い声。
せめて昼だけでも顔を見ていたいと、カウンターの一番端にホルダーで
固定した子供用の椅子に座らせていた1歳くらいのかわいい息子さん。
みんな羨ましかった。
帰ったらすぐにまた、事業計画書にとりかかろうと思った。


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1dayアーカイブ 2016年~2001年 6月14日のおしながき
[2016年]昨日、まな板を削りました。

野上啓三インスタグラム、始めてからしばらく経ちました。
すべての魚・貝、天然ものです
毎週日曜日(第1週目を除く)11:30~17:30
お子様をお連れのお客様と、大人のお客様とが
一緒にお越しいただける日にいたしました。03-3356-0170

[2015年]第80回 にちよう☆ひるのがみ  AM11:30~PM5:30日曜日はひるの営業です。11:30~17:30 [ラストイン16:30 ラストオーダー17:00]
 03-3356-0170 (カウンター九席の店のため、お越し頂く直前にでもTELいただけるとありがたいです)
※準備のため、am9:00頃から店におります。

 ご予約:ご来店前にTEL頂けるとありがたいです 03-3356-0170 
営業時間 火~土17:30~23:30 日 11:30~17:30 
※webページhttp://www16.ocn.ne.jp/~nogami/は6月中になくなります。こちらのブログだけになります。
定休日 毎週月曜+第1週目の日曜日 

004005 [2014年]本日入荷 日本酒
酔心(すいしん) 別取 辛口純米原酒・広島
<6/10新入荷>久礼(くれ)花河童  特別純米生・高知
雁木(がんぎ) 「夏」辛口純米・山口
町田酒造(まちだしゅぞう) 夏純うすにごり生・群馬
悦凱陣(よろこびがいじん) 純米  山田錦70 むろか生・香川

6/12発売 亀齢限定夏囲い生原酒 入魂純米『山』・広島

※アサヒスーパードライプレミアム樽生ビール、発売初日の3月18日から入れてまいりましたが、そろそろ終了します。
来週より『麦芽100%ドイツビール・レーベンブロイ』と『アサヒ熟撰』になります。

6月14日築地風景⇒『築地365』
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[2013年]
003[2012年]トリ貝、旬でいうところの名残りにさしかかっています。だからなおさら仕入れに気を遣います。石川・七尾(ななお)から、いいものが入りました。

008_2

013

004[2011年]

三番瀬(さんばんぜ)のはまぐり、

003

⇒『いま、築地』

確保してもらっておいたコハダ、仕込んでいます。(包丁を入れているのはカマスです)

005_2 012

014 煮はまぐり用の桑名のはまぐり

殻からむき、煮はまぐり と ハマヅメ を作ります。016_2

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店主野上啓三、6/14よりtwitterで朝『いま、築地』をつぶやいていきます。

https://twitter.com/#!/sushi43nogami

006 [2010年]

サザエの壺焼きはいかがでしょうか。先日受けた『さかな検定』の公式テキストによりますと、“産卵期が夏なので、その直前、3月からゴールデンウィークまでが旬”となっていました。当店ではサザエの旬は夏だと思っていましたがいろいろ説があるようです。冬から春が旬、春から夏が旬、春から初夏…。主人に「サザエの旬、夏じゃなくて春なの!?」と訊くとこう答えが返ってきました。「なんか夏って感覚で捉えてたんだけどね、春なのかな?通年あるからね…。サザエに限らず昔は仲買いさんに自分の考えている旬と違うものを見ると“えっ、旬じゃない時期に何であるの?”ってよく訊いてた。そうすると仲買いさんは“あのさ、…旨けれりゃいいじゃん。時季とかこだわらずに”って言うんだよ。実際入れてみると旨いものは旨い。日々築地に行ってると定説みたいなもの以外の動きもあって面白いよね」

とにかくおいしいものを…と、自分の中で常識になったものを覆してみたり、試行錯誤してまた原点に戻ったり、主人は毎日格闘しています。

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[2009年]だいぶ前の写真です。

数年に一度あるかないかの朝寝坊を主人がした時、築地の仲買いさん(仲卸の方)に頼んで配送してもらった貝や魚です。

発泡スチロール内の梱包の美しさには目を瞠るものがあります。蝋引きと呼ばれる茶紙の袋の下には小ぶりの鯵や車海老、キス、赤貝などが各々の場所に収まっていました。この時は五月。砕いたたくさんの氷がビニール袋に入れられて何ヶ所も挿んでありました。

バイクで通う毎日の荷物の梱包にも仲買いさんはかなり気を遣ってくれます。氷は多めにとか、貝は殻が割れにくいような並べ方を、デリケートな魚は傷付かないよう厚紙で覆ってくれ(特に身割れし易いサワラなど)、濡らした新聞紙やシャカシャカ音のする薄手の水色のビニール袋、分厚いビニール袋、白い手提げ袋など他にもたくさんの運搬素材を駆使し、より良いコンディションで店の冷蔵庫に収まるよう力を尽くしてくれます。

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