sarada's bar

マンドロンチェロ弾きの徒然日記

第36回マンドリン交歓会 in 福山

2017-05-14 23:21:42 | 演奏会日記
平成29年5月14日 福山市東部市民センター

今日はマンドリン交歓会。今年は福山のロゼッタ・マンドリーノさんが主管で開催されますので、福山までお出かけです。毎年ロゼッタさんは広島市内まで、遠くは大竹まで出向いて下さいます。本当にいつも遠くからありがたいことです。

さて、福山までは少し大きめのマイクロバスを借りて向かいます。途中、ベースのMさんとドラのSさんを広島東インターのバス乗り場で拾います。ほぼ定刻、8時に坂を出発。

1st4人 2nd7人 Dola2人 Cello2人 Guiter6人 Bass1人 指揮者1人
以上、23名の参加でした。

バスに乗り込んだのは20名、Nご夫婦は別行動でした。そして、2ndにtuttiのKさんが賛助で参加してくださいました。
10時少し前に会場へ到着。すぐに楽器を手に控室へ向かいます。部屋の机やいすを合奏ができる状態に片側へ寄せて、どうにか合奏のできる形に椅子を並べ、リハーサルまでのわずかな時間で少しでも長く練習できるように準備をします。楽器を取り出し、各々ウォーミングアップをしていると、指揮者様「最後の悪あがき、ではなく、最後の仕上げをします」とおっしゃいます(^^)
まず、「ハイムライゼ」
指の運動にリンゴの唄・・・というわけにもいかず、最初のアレグロから。
マンドリン独特の思い切りの良いアクセントの付いた音を求められますが、何度かやり直し曲は流れて、セロパート絶対間違えたくないフレーズでまさかの頭真っ白!そのまま次の小節から復帰。そしてやってくる速弾きの個所。テンポが速くて指が追いつかない!!
最後のアレグロからのセロの間違えたくないフレーズも音を外してしまい、もう最悪。。。

愛の八重垣
臨時記号満載のこの曲、どうしても弾き始めはミスタッチが多くなってしまって、どれが正しい音だったのかわからなくなってしまったり・・・コンミス様の調弦も怪しかったりして不安要素満載であっという間に練習は終了。

こんなので大丈夫なのか??と不安だらけでリハーサルへ。
各団体10分の持ち時間で会場の雰囲気をつかみ、その場所での弾いた時の音の聞こえ方を感じ取ります。今回は6団体参加で坂は3番目の出演でした。10分の持ち時間があるにもかかわらず、実際に音を出したのは5分ぐらいでしょうか。早々に切り上げて控室に戻ります。なんかますます不安になってきた。
でも、細切れにでも空いた時間があるので、自分が不安なところは自分で練習して解決するしかないと思って、しっかりがっつり直前練習を重ねました。速弾きのところはYさんも難しいとおっしゃっていて、自然とパー練のような形で練習出来たりして、良い時間を過ごせたと思いました。

合同の曲は「町の祭典」アンコールに備えて「百万本のバラ」。セロパートとベースはステージに上がって、他のパートは舞台下での約130名の合奏でした。みんなで合わせるのは今日が初めてすが、なんとか形にはなったようです。

昼食後約40分ぐらいあったのでまた個人練習。そしてギターさん数名が最後のアレグロの入りが分かりにくいと指揮者様に直訴。コンミス様とOさんを交えて練習が始まったので、ドラさんと私も加わりしっかり確認し、思い切りの良いアクセントの付いた音を出す練習も出来、納得のギターパートさんでした。

13時本番開演です。
前の団体が演奏しているときに袖で待機。気温の変化に敏感なマンドリンたち。廊下と会場の温度差で調弦が狂ったりすることもしばしば。コンミス様の楽器は特に敏感なようです。待機中もとても気にしてらっしゃいました。
本番。
ピアニッシモで始まるドラさんのメロディ、そしてセロが入り、2nd、1stと音が重なって、クレッシェンドしていくときのゾワゾワ感がたまらなくいい!!臨時記号満載の個所もどうにか乗り越え、セロベースからドラ2nd、1stへつないでいくところもなんとか過ぎて、あとは、ギターさんとコンミス様のソロを聞いてエンディングを弾けばいいだけと思っていたら、コンミス様の調弦が!気温のせいでしょうか、気にしてらっしゃったことが現実に起きてしまいました。どうにか弾き切りこの曲は終わり。
曲の合間に調弦を確認し、ハイムライゼ。
指揮に集中して曲に入ることが出来、気持ちを切り替えることが出来ました。最初のアレグロもしっかりアクセント付けれたと思うし、何より直前まで悪あがきした箇所がしっかり弾けたのも良かった。控室で合奏練習した時に間違えたところも修正でき満足の前半。アダージョの2小節休みのところで、ふとみんなを見渡すと気持ちが一つになっていい感じで集中できているって感じることが出来てすごくうれしかった。もう最後まで思い切り練習したことを出し切れる、そう思えた瞬間でした。
調弦は弾いてても結構狂って、気温が高かったからしょうがないのかなって感じでした。
後で聞いたら、コンミスさま、弦が切れて張り替えたらしく、調弦が狂ったのはそのせいもあるようで、、、もう、これは仕方ないです。

演奏終了後は控室にいったん戻って楽器を置き他団体の演奏を聴きに行きます。市民マンドリンさんの演奏を聞き終わって、合同の準備にまた控室に戻ると、指揮者様のミニリサイタル!?観客2名で行われていました。ギター、本当にお上手ですよね。
合同の曲は、リハの時より弾けなくてボロボロでした。がっくし。

最後に全員の集合写真を撮り解散となりました。
ロゼッタ・マンドリーノさん、お世話になりました。
来年は東広島マンドリンアンサンブルさんが主管です。宜しくお願い致します。

マイクロバスで帰路に着いた坂マンはノンアルで和やかにのどを潤すのでありました。

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