10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

ジャパンカップ 結果と検証

2012年11月25日 18時23分24秒 | 競馬 結果と検証
レースデータによる複勝圏軸馬 結果

 4.フェノーメノ(4人気 5着)

「レースデータをクリアしたフェノーメノを軸馬とした。」


今日のワンコイン馬券

 4.フェノーメノ(4人気 5着)

 8.エイシンフラッシュ(5人気 9着)
10.ダークシャドウ(6人気 4着)
13.ルーラーシップ(2人気 3着) 複勝140円
17.オルフェーブル(1人気 2着) 複勝120円


「オルフェーブルは全面消しというわけではなく、ここはレースデータとステップレースである天皇賞(秋)組が好走の可能性が高いと見る。」



軸馬は残念ながら、伸びなかった。
選ばなかったオルフェーブルが2着に来たからチョイスミス。
ただ、今日の私は、軸馬がある条件になると複勝率がかなり悪くなることから、事前に「届かないかも」とあきらめていたし、予想以上の激戦に外れたこともあまり気にならない。
それ程見応えのあるレースだった。


まず審議の件について書いておこう。

おそらく、オルフェーブルでなければ、ジェンティルドンナは降着で2着だっただろう。
スピードの乗ったあの激しい競り合いの中、体を合わせた瞬間、オルフェーブルは体勢を崩すことなく横に僅かにステップを切るだけで走り続けた。
並の馬なら、おそらくヨレるか、スピードが落ちただろう。
そうなれば、当然降着もあったはず。
ただ、オルフェーブルは違った。
まるで、ヨーロッパサッカーの一流選手が、スライディングや激しい当たりを受けながらも倒れずにドリブルしていく姿のようだった。
審議が長引いたのも無理はない。
調教であれだけヨレたにも関わらず、今日は真っ直ぐに走り抜いた。

ジェンティルドンナも凄かった。
ー16㎏の発表があったとき、何かあるのかと思ったし、パドック、返し馬ともに煩かった。
そんな状態で、古馬の一線級と初対決だったが、終始先行しながら、最後にあの脚。
確かに、この馬に53㎏は軽すぎたのだろう。
審議の件にしても、古馬初対戦どころか、最強馬相手にスペースを取りに行ったのだから恐れ入る。
やはり規格外の牝馬だと言うこと。
以前、ブエナビスタと比べるにはまだ早いと書いたが、今日の走りで評価を大きく変える必要がありそうだ。


その他のことは、いつものように予想コメントを振り返る形でレースを検証しておく。



(レース全般)

過去10年間で、1、2人気が共に飛んだことは1度もない。
特に1人気は、昨年のデインドリーム(6着)以外は3着以内に来ている。
また、8人気以下が馬券に絡んだのは3度(3頭)だけ。
レベルが求められるレースだけあって、荒れる可能性は低いようだ。

府中のチャンピオンディスタンスだけあって、適性は問われる。
日本馬は、東京芝3着内実績と長距離実績がないと用なしと言っていい。
また、前走、前々走ともに3着以下や、前走着差1.0以上負けているような順調さを欠く馬では勝負にならない。
年齢では、4、3、5歳が結果を出している。
ピークを過ぎた6歳以上では、厳しいレースと言えるだろう。

→傾向どおり3-1-2人気の超堅い決着となった。
1、2着馬はレースデータをクリアしていなかったが、それは×データ(死に枠)だけだった。
また3着馬はレースデータをクリアしていたから、ある意味レースデータどおりの結果だったと言っていい。
なお、今日の芝レースは、ディープ産駒祭り状態。勝ち馬に有利な条件だったかも知れない。




(軸馬候補)

 4.フェノーメノ

ステップレースからの参戦
適条件
ポイント:状態
菊花賞を目指さず、古馬初対戦となった前走だが、やはり力があるところを見せた。
確かに前走が秋の最大の目標だったとは思うが、そこは3戦目。
斤量も更に減る。
状態さえよければ、2着に終止符を打てる可能性はある。
馬体重あまり変動のない方がいい。
パドックも注意
→4人気 5着
馬体重は書いたとおり。パドックは特に強調要素はないが悪くもない程度。
今日の着差は、現時点で力負け。
ダービー、天皇賞(秋)の疲れがあるだろうから、十分休養して来年に備えてほしい。




17.オルフェーブル

適条件
調教状態良し
ポイント:馬のみぞ知る
今更最強馬の特徴を言っても仕方がないので書かないが、臨戦過程についてだけ。
前走世界最高峰の厳しいレースで戦ったわけだが、レースの最後でヨレたのは、59.5㎏と言う国内では障害戦以外ありえない酷量を背負ったことが一因だったはず。
かなりきつかったのは間違いないし、レース後状態が戻ればと条件付きだったこともそれを裏付ける。
今回、調教で右に左に大きくヨレている。
7~8分の状態でも勝てる程の馬だが、彼もまた生き物であることに間違いはないのだ。
馬のみぞ知る。
馬体重は去年のこの時期くらいなら。
パドックも注意
→1人気 2着
馬体重は書いたとおり。
パドックは大人しく見えたが、四肢の動きはよかった。
確かに不利はあったかも知れないが、前述したように、不利と感じさせない走りだったし、騎手もそれを感じていたから、レース後(悔しくて)何も喋らなかったのでは。
日本馬の中では最も疲れがあったのも事実。
もう一戦残っているが、どんな状態で出てくるだろう。




レース後のコメント



レースデータは、今日の結果を踏まえて修正しておく。


ジャパンカップ(GⅠ)
2400m 芝・左 サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

(過去10年間の複勝馬30頭の共通事項)

◎前走10月以降(30頭)
◎外国馬(2頭)を除き東京芝3着内実績(27頭)
◎外国馬(2頭)を除き芝2400m以上3着内実績(26頭)
×前走凱旋門賞を除き前走、前々走ともに3着以下(1頭)
×前走8着以下(1頭)
×前走着差1.0以上負け(1頭)
×7歳以上(1頭)
×中1週以内(0頭)
×馬番枠11、12、18(0頭)


(ステップレース)

※着順はそのレースでのもの

①天皇賞(秋)
 10年中9年で馬券絡み
 16頭(1着6頭、2着1頭、3着3頭、4着以下6頭)

②菊花賞
 10年中4年で馬券絡み
 5頭(1着2頭、2着2頭、4着以下1頭)




毎年、JCか有馬の予想を書くときに、バトンタッチのレースと書いてきた。
今年はまだ早い、と思っていたが。
バトンタッチとまではまだ言えないが、ここまでは時計だけの想定だったGⅠでの牡馬と勝ち負けは、これで実証された。
果たして、来年はどんな勢力図となるのだろう。
久々に名勝負が見られるかも知れない。


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