10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

宝塚記念、福島テレビオープン 結果と検証

2012年06月24日 18時51分38秒 | 競馬 結果と検証
まずは、関東メイン、福島テレビオープンから。


レースデータによる複勝圏軸馬 結果

7.トランスワープ(1人気 3着) 複勝130円

過去の傾向からは、逃げ・先行、距離短縮組が有利なので、軸馬はトランスワープとした。」



相手馬(参考) 結果

 2.トップカミング(4人気 4着)
 3.ビッグウィーク(6人気 7着)
 5.オーシャンエイプス(7人気 10着)
 9.ハッピーパレード(9人気 8着)
11.ミキノバンジョー(5人気 1着) 複勝180円 ワイド390円


今日のワンコイン競馬

7.トランスワープ(1人気 3着) 複勝130円

「11頭立ての小頭数になったが、前走連対どころか、掲示板に揚がった馬は1頭もいない。
更に、ステップレースからの参戦もないので、混沌としたレースになることは十分予想される。
積極的に買えるレースではないので、ケンも視野にした上で、軸馬の複1点のみか。」



軸馬は、3着だった。
私の馬券は、ケンも考えたのだが、状態を確認して、何とかなりそうに思えたので、ワンコイン馬券どおり投票した。


今日も予想コメントを振り返り形で、レースを検証しておく。



(レース全般)

1、2人気ともに飛んだのは1度だけ。
8人気以下が馬券に絡んだのは6度(7頭 内5頭は2ケタ人気)。
ローカルオープンなので、確たるレースデータがない。
前走はばらつきがあるが、重賞負け組が結果を出している。(18頭)
距離別では、短縮16頭、延長8頭、同距離3頭となっているが、芝の重賞以外は1頭(ダート1400m)を除き、全て1800mとなっている。
また、ここ2年は2ヶ月以上の休み明けの馬が勝っている。
更に、7歳以上も7頭が馬券絡みをしているので、高齢馬でも注意が必要だ。

→5-2-1人気で決着。
1~3着馬は全てレースデータをクリアしていた。
今年はステップレース(負けてここだから本当はステップではないが)からの出走馬がいなかったが、やはり逃げ・先行馬でワンツーだった。




(軸馬候補)

7.トランスワープ

調教状態良
前走 4月 福島民法C 福島芝2000m 8着
ポイント:状態、距離
このメンバーなら楽に逃げるだろう。
条件的には有利
休み明けは問題ない。
あとは、年齢的なことを考えて、状態がどうかだけ。
馬体重は増えていることが前提
パドックも注意
→1人気 3着
馬体重は書いたとおりだった。
逃げると思われたが、何と出遅れ!
万事休すを覚悟したが、3、4角中間から捲りだした。
思いの外行き脚がいいので、びっくりだったし、こんな競馬もできるのか、と変に感心もした。
冷や汗ものではあるが、7歳馬よく頑張った!



10.ドリームバスケット

前走 4月 マイラーズC 阪神芝1600m 15着
ポイント:距離、状態
集中して走るタイプ
なので、状態が鍵
気になるのは、マイルのペースになれていないかどうか。
馬体重は少し増えるくらいがベスト
パドックも注意
→2人気 2着
馬体重は増えすぎでは?と思ったが、今日の走りなら私の判断が間違っていたのだろう。
コメントに書いたように、集中して走るので、体調維持さえうまくいけば、狙える馬。




レース後のコメント



レースデータは、今日の結果を加えて整理しておく。



福島テレビオープン
1800m 芝・右 サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 別定

(震災で開催のなかった'11年を除く過去10年間の結果から、複勝馬30頭の共通事項)

◎前走芝重賞を除き1800m以上(29頭)
○前走4月以降(26頭)
△4角5番手以内(22頭)
×牝馬(1頭)
×馬番枠3、5、12、14(0頭)


ステップレース
①エプソムC 4年/10年 5頭(3着1頭、4着以下4頭)




続いて、関西メイン、宝塚記念を。


レースデータによる複勝圏軸馬 結果

11.オルフェーブル(1人気 1着) 単勝320円 複勝180円

「候補馬は、どちらともレースデータをクリアできなかった。
また、あてにできない馬、あてにならない状態、なので、単純に能力比較で明らかに上位のオルフェーブルを軸馬とした。



相手馬(参考)

 1.ウインバリアシオン(3人気 4着)
 2.ショウナンマイティ(6人気 3着) 複勝230円 ワイド990円
 6.エイシンフラッシュ(4人気 6着)
12.フェデラリスト(7人気 10着)
15.トゥザグローリー(5人気 12着)


今日のワンコイン馬券

 1.ウインバリアシオン(3人気 4着)
 2.ショウナンマイティ(6人気 3着) 複勝230円 ワイド990円


「候補馬は積極的には買いづらい。
ステップレースについては、天皇賞(春)組が圧倒している。
特に好走馬は、ここでも結果を出している。
また、もう一つのステップレースである金鯱賞は、今年は12月へ移動してしまった。
ただ、代わりに鳴尾記念が今月初めに移動してきた。
鳴尾記念については、'97~'99年にこの時期に開催されていた。
その時の(ステップレースとしての)結果は、以下のとおりだ。

'99年 3着 鳴尾記念3着
'98年 3着 鳴尾記念2着
'97年 2着 鳴尾記念1着
'97年 3着 鳴尾記念3着

買わない理由はない。

基本は2頭の複
ステップレース以外で可能性があるのは、先行して粘れる馬。




軸馬は、1着だった。
詳細は後述する。

私の馬券は、ワンコイン馬券どおり。
複の配当をもう少し望みたかったが、このオッズではギリギリのライン。これ以上の点数では確実のトリガミだった。
最低2頭の内のどちらかが来る確率が高いとは思っていたが、軸馬が信頼しづらく予想が難しいレースだったので、最低金額に留めた。
関東メインも混沌としていたから、今日は的中優先で、プラスなら御の字だった。


その他のことは、予想コメントを振り返る形で、レースを検証しておく。



(レース全般)

1、2人気ともに飛んだのは、1度だけ。
8人気以下が馬券絡みをしたのは5回(5頭)で、落ち着いた決着となっている。
◎がなくXデータばかりだが、ほとんどが前走データというのも珍しい。
総体的には、実績、順調さが求められており、重賞(特にGⅠ、Ⅱ)で勝ち負けの経験がなかったり、調子を欠いた馬では歯が立たない。

→1-2-6人気という、戦前の迷いとは裏腹に例年どおりの落ち着いた決着だった。
1着馬は×データ(前走天皇賞(春)4着以下)に該当。
2着馬は×データ(死に枠)に該当。
3着馬はレースデータをクリアしていた。
ワンコイン馬券で書いたように、3頭とも過去馬券に絡んだレースからの参戦で、やはり実績が求められる結果だった。




(軸馬候補)

7,ルーラーシップ

前走 4月 クイーンエリザベスⅡ世C 香港芝2000m 1着
ポイント:交互タイプ、死に枠
能力はある。
ただ、このブログでは何度も書いてきたが、反動の出やすいタイプ。
馬体重は少し増えるのがベター。
パドックも注意
→2人気 2着
馬体重はコメントとは逆に微減。
ただ、パドックはよかった。
交互タイプだから今日は勝てないと思っていたが、まだ湿っていたと思われる馬場、上手い騎手、といい条件もあった。
やはりというかスタートで少し出遅れた。(交互タイプの特徴が出た。)
ただ、騎手は追っつけて終始前目の競馬。
勝つための位置取りだっただろう。
唯一最後の直線手前で、(おそらくいい馬場を選んでだろう)一番外に行った。
(ここで、内を突いた1着馬との馬身差が一気に縮まった。)
戦前両馬ともにまともに走れば、だったが、まともに走るとこの馬の方が当然分が悪い。
能力は認めるが、やはりそれでも叶わない差が出てしまった。




11.オルフェーブル

前走 4月 天皇賞(春) 京都芝3200m 11着
ポイント:?
2日前に雑感として書いたので、ここでコメントできるのは唯1つだけ。
走ってみなければわからない、だ。
馬体重はプラスの方がいいのでは。
パドックも注意
→1人気 1着
馬体重はリフレッシュの意味でプラスがいいと書いたのだが、コメントとは逆の微減。
ただ、パドックは前走よりも動きがよかった。
しかし、返し馬からゲートまでは、やけに大人しい。
今日は普通のスタート。
トゥザグローリーが外から来てくれたので、早めにいい位置で折り合いが付けられた。
この馬らしさが出始めたのが、向こう正面の直線中間から。
表情からも走る気持ちが見て取れた。
(1番この馬らしさが見えたのは、ウイニングラン後だったが。)
今日は総体的に運もあった。
折り合える位置、前がすぐに開いた直線手前、完全には乾いていない馬場。
3歳時に試練を与えた競馬の神様は、今年に入ってからの馬、陣営の苦悩に対して、今日はやけにやさしくみえた。




レース後のコメント



レースデータは、今日の結果を踏まえて修正しておく。



宝塚記念(GⅠ)

2200m 芝・右 サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

(京都で開催された'06年を除く、過去10年間の複勝馬30頭の共通事項)

○前走天皇賞(春)組(10年中8年で馬券絡み)
×前走GⅡで3着以下(2頭)
×前走、前々走ともに4着以下(1頭)
×2ヶ月以上の休み明け(1頭)
×前走GⅠを除き5着以下(1頭)
×3歳馬(1頭)
×前走安田記念3着以下(0頭)
×馬番枠12、13、14、18(0頭)


(ステップレース)

※着順はそのレースでのもの

①天皇賞(春)
 10年中9年で馬券絡み
 9頭(1着2頭、2着2頭、3着2頭、4着以下3頭)

②安田記念
 10年中3年で馬券絡み
 3頭(1着0頭、2着3頭、3着0頭、4着以下0頭)





最強馬は、本当の意味で戻ってくるだろうか。
今日の走りは、純粋に能力差だけで振り切った形。
まだまだ。
私はTVに向かってそう呟いた。

そして、今日の表情や仕草を見ると、(いい意味ではなく)古馬になった、と感じた。
3歳時のあの唸るような走りを記憶しているだけに、尚更そう見える。

多くの競馬ファンは、やっぱりすごいレースが観たいはず。
3歳時の走りなど思い出さなくても、今のオルフェーブルが、いい意味での古馬の凄みのあるレースを魅せてくれることを願っている。


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2 コメント

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Unknown (tankyu)
2012-06-24 20:18:39
こんばんわ。
軸を外して的中とは、おそれいります。
私はオリフェーベルの復活が見れて
外しても嬉しいレースでした。
でも「まだまだ」か~、今度は海外かもしれませんが、オリフェの話題載せてくれるの、また期待してます。
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最強馬は頑張って欲しいです。 (nadia)
2012-06-24 20:58:23
tankyuさん、コメントありがとうございます。

馬券だけでは、面白くない。
やっぱり、よいレースが見たいです。
そのためには、競馬を引っ張って行ってくれる馬が必要だと思います。
レースが終わった後、「凄いなー」と思える馬、競馬ファンとそのことだけで語れるレース。

そんなレースが見られることも、個人的には競馬を続けていく理由です。

今日のレースで、オルフェーブルの走り、また見たくなりました。
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