陽太と海街

海のそばの街で3年間暮らした英国ゴールデンの陽太
海街での想い出の記録
そして家街に戻った日常の記録

ウチらも旅行者

2017-09-23 07:03:25 | 陽太のコト
昨日の朝、どんより空。



ー 雲が厚くて日の出も見えない、早起きしがいのない朝 ー



日々海街の朝空を見ている者としては


こんな感じの感想が出てくるお天気でした。









陽太はニコニコですけどね。





この写真は加工済。


実際の空はもっと灰色だし、


太陽の光もこんなにはっきりした色じゃない。


いつもは加工なしの写真なのに


いじった理由は


右端に写りこんだおばあちゃんです。


一応、ぼかしておこうかと・・・


おばあちゃんだけぼかすことがうまくできなくて


全体の色も変わってしまいました。






写真みたいなこんな空ならまだ良かったんです。


そうだったらまだこのおばあちゃんも早起きして良かったって


きっと思ってくれたと思うんです。





陽太の写真を撮っていたら


声をかけられました。


「お日様はどの辺りから出てくるの?」 って。


もう日の出時間を過ぎてることと


雲が厚くて見られないし


今の時期だと海と山のギリギリのところからの日の出になる。


残念だけど、そう伝えました。


するとおばあちゃんは


「前に来たときに海から太陽が昇ってきれいだったのよ」 って。


自宅が海ナシ県なので、楽しみにしてきたとのこと。





なんだか、ウチもとっても残念な気持ちになってしまって


「旅行はいつまでですか?」 とつい聞いてました。


もし日曜の朝もまだ滞在しているなら


もう少し景色のいいとこ、案内したいなぁと。





帰ってきた返事は


「今日、もう帰るのよ」 でした。


「またぜひ来てくださいね」


そう言って別れました。





と、こんなやり取りをしたおばあちゃんが


後で見返していたら


陽太の写真に一緒に写っていたのです。





お天気ばかりは何ともならない。


観光地に暮らすとホントに実感します。





素敵な朝空を何度も見られるウチらは


とっても贅沢な、長い長い旅をしているんだなぁと


一旅行者としての幸運を感じました。









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