cadenza

にっき。

29

2016-10-18 23:15:22 | コンサート
10/16
マリインスキー、チャイコフスキー作曲のエフゲニー・オネーギン。
ゲルギエフの十八番らしく楽しみにしていた……。
いや……音楽は素晴らしい。うん。
だがしかし…………超つまらないんですが。話が。
なにより1幕らへんの退屈さといったら。

田舎のお貴族のお嬢様2人、姉がタチヤーナ、妹がオルガ。2人は正反対の性格。姉がおとなしめ。妹は奔放、よくあるやつ。そんな2人のもとに2人の紳士がやってきた。オルガの恋人のレンスキーとその友達のオネーギン。タチヤーナはオネーギンにほの字。
若い娘2人と若い紳士が2人。2組に分かれて語らったりするわけですよ。美しい農村の夕暮れと2組のカップル。ああはい。いいね。青春だね。若いね、はい。と。ここまではいい。
映画にすれば素敵だろうなあ……まだ調べてないけど、なってたら素敵。

だがしかし……オペラにするとなかなかなシーンがここから。
タチヤーナがオネーギンに恋文を書くんだけど……なんかめっっっちゃ、長いアリアなの。
内容はらぶらぶあいしてる。それだけのことを長いアリアで聴かされるこっちの身にもなってよ。
しかもそんなに聞かせどころ満載なアリアってわけでもないの。
それが延々と続いてやっと終わったと思ったら……5分後にふられるのね、タチヤーナ。オネーギンはタチヤーナのこと妹にしか思えないし、とりあえずいきなりこんな恋文渡すのはどうかと思いますよ、って。
私としては正論なのでは、と思うし…手の早い男よりは好感がもてるんだけど。

とにかくうんざりするようなアリアを延々ときかされタチヤーナの味方をする気はさらさらなくなった私は次の幕もうんざり顔で眺めていたのだ。

そしたら突然の決闘。命を粗末にしすぎ。
なにがなんだかわからないし、話の中身がなさすぎてぽかーんとしていたら時だけ勝手に経っていて。

タチヤーナ、ちゃっかり公爵夫人になっているの。そういう女だよお前は……。
そして見違えるような落ち着きと気品を持ち合わせたタチヤーナと再会したオネーギンは昔振った彼女に言い寄るんだけど、振られましたとさ。

ちゃんちゃん。

ちょっとよくわからなかった。綺麗な舞台なんだけど、話の筋が……。
ロシアものっていうから期待しすぎたのかもしれないが、なんか……薄い話だったな。
音楽は素晴らしかったけど。

誰も好きになれなかったし。

一番感動したのがカーテンのしまりかた。
中心めがけて四方から布が動いてしまるのが素敵だった。そのくらい。
……なんだったんだろう。

89歳くらいになったら、あの魅力がわかるのだろうか。原作を読もう。
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