tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

sibling 37

2017-02-12 11:40:20 | sibling
家事をすませたルビーが上がる・・・そういえばと気になったルビーはノックをすべくドアを叩こうとした。
中から聞こえた声に戸惑った・・・自分の手を下ろす・・・そっと離れ階段を上がるルビーだった。

静かにイヤホンをして、上がる階段に座るナナがいた。
ルビーに気づいたナナが笑み、上にいいかと指をさした。
早瀬が居ないと知るので、笑って頷くルビーだった。


静かに話す二人・・・ナナは迷うようにジッと考えていた。
『マリーさんだよね・・・』
『・・・ん』
気付いたかと呟くナナもいた。

『さっき喧嘩もしてました・・・電話をしてたんです。名前も出たから声もかけられなくて・・・怒った声になって・・・』
『迷って・・・聞くに聞けなくて・・・会うと喧嘩してた。
だけど折角の休みが台無しって、彼はマリを連れ出すけど・・・不意に話されて、最近全部の気持ちを言っちゃったみたい』

『悪化したんだね・・・私のせいだ・・・』
『互いに忙しくても会うからね(笑)、話したい彼が来る・・・だけど怒りは向けたくないマリは距離を置きたいし・・・』
『どっちも絶対に愛しあってますよね? それは、私が話しても無理かな・・・駄目かな・・・』

『ルビーが大事な彼だしね(笑)、だけど私から見たらマリを優先してる気もするのよ?
違和感が取れなくて黙っちゃう・・・話したら楽になるのに・・・』

『気持ちを抑えて話さない?』
『話せない(笑)、自分でも馬鹿だって気づいてる・・・気持ちが強い分・・・余計に自分を辛くさせてるの・・・』
『素直になる自分が嫌い?』

『 ・・・・あー(笑)そうか・・・恥ずかしくて怒りで誤魔化しちゃうんだ・・・』
『は、話したいけど・・・捲し立てられたら私が話せなくなっちゃうな・・・
どうしよう・・・マリーさんを一人にしたくない・・・』
涙を溢したルビーに苦笑いをして、優しく笑み拭いてやった。

『笑顔がないマリーさんは見たくないのに・・・』
『だね・・・』
『ルカ君も今は大変なの知ってる?』

『・・・そうなんだ』
『何かのテストがあって・・・今まで以上に、今は苦しい訓練をしてるの。
痣とか・・・いっぱいで可哀想なの・・・』
『あ(笑)、だから湿布の匂いがしてたんだ・・・打ち身とか捻挫とか誰か・・・相当なのかなって思った・・・』
『大丈夫な訓練・・・それでも頑張ってるルカ君に力をくれないかな・・・』
『 ・・・・』

『辛くても物凄く疲れてても電話してたし・・・
マリーさんが大事だからでしょ?』
『 ・・・』
『会って話してくる・・・ルカ君も助けて欲しいから・・・』

『ん?俺?何だ(笑)寝てなかったのか?』
上がってきたルカに驚いた・・・スペースに置いた余ったソファーで話していた二人だった。

『(笑)私は寝るけど・・・夜中に何で?』
『(笑)月明かりを眺めに・・・』
『そっか(笑)。じゃ私は仕事に響くし・・・』
寝るねと下りていくナナに笑ったルカだった。


『風邪引くよ?』
『んー少し寝れない(笑)』
『外より隣に(笑)どーぞ!』
『(笑)毛布貸して』
了解と笑うルビーは、端の納戸の扉をあけた。

『ソコにあった?』
『置いたの(笑)』
『時々、(笑)見てんのか?』
『寒いからね(笑)』
温かいと笑ってルカにかけたルビーだった。

隣へ入り込むルビーも、窓から見える月を眺めた。
『ルカ君・・・ごめんね・・・』
『 ・・・・今は止めろ・・・無に浸りたい』

『(笑)ちゃんと、お風呂に浸かった?』
『した・・・』
『湿布してないよ?』
『あー』
忘れる事かと呆れ・・・フーと息を吐いたルビーは、自分の部屋から湿布を持ち出してきた。

『何だ?置いといて・・・ヒナタさんか?』
『(笑)違う・・・ココに匂いが、あったから・・・』
『 ・・・・ごめん』
自分の為だったと気づいたルカが謝った。
寒いけどと無理やり服を捲り、場所を聞きながら貼っていくルビー。
苦笑いをしながらも、痛みに耐えるルカだった。

『羽織るの持ってくる?』
『いい・・・大丈夫だから部屋で寝ろ。連れてけねーぞ(笑)』
『いいの(笑)ホッといて!』

笑って口を引くルカもいた・・・そっとルカを凭れさせるルビーに苦笑いをしたが・・・癒されたい自分が居た事を知った・・・
目を閉じたルカに毛布を巻いて顔まで隠したルビーに感謝した。

ソファーに小さく丸まるルカの辛さを剥がしたかった。
包み込まれた温かさにルカは寝息をし始めた・・・暗い部屋から微かに光りが見えたが・・・心の中で謝り、ルカを抱き締めたルビーもいた。

静かに起こしたルビー・・・相当の爆睡だと思えたが、ルカを揺り起こした。
『ごめん・・・』
『大丈夫だよ(笑)。だけど、これ以上は寒くて無理・・・今、風邪を引いたら大変だから(笑)、頑張れ!』

そっと囁いたルビーに苦笑いをして、ルカは静かに下りていった。
それはドアが閉まる音を確認するまで待ったルビーだった。

最近の食事まで、皆よりバランスよく食べさせて家を出していた。
それは誰でも大事な時はしていた事だったが・・・久しぶりに朝ごはんを一緒にしたナナが驚いた。

書き込まれたボードを見つめ、感心するルビーもいた。
前よりも慌ただしさはないが、変わらず送り出すルビーに笑み本当に自分が交ざり負担を増やさないか不安でもあった。

行ってらっしゃいと言うルビーに声をかけ笑みで出たナナ・・・
スッと引かれた手を眺め抱き締められた。

『お疲れ(笑)』
『(笑)スレ違いってヤツだな』
『しっかり寝てね(笑)』
『ナナ(笑)、迷ったろ・・・』
バレてると苦笑いをして見返した。
『お先(笑)』
早瀬が家へ入って行った・・・笑って行かせたケイタは敷地へ入り彼女を見つめた。

『ナナ・・・それでも頑張ってココに来い。それが家だと感じれるまで・・・
負担ならルビーも、声にするようになった・・・軽くしたいなら出来る範囲で・・・無理なら頼めるように・・・
今は試しと・・・頼むから帰ってこい』
『ケイタ?』

『(笑)ちょーっと、お疲れモード下降中・・・抱いて寝たい気分だった』
朝から何を言うと驚いたナナ・・・抱き返してキスをした彼女は行ってくると静かに離れた。


本当に疲れていたろう彼の足取りを眺めた・・・そして何となく気づいた・・・人肌の心地好さ・・・癒しに似たような温かさに・・・

疲れた身を剥がす癒しの心地好さ・・・そして不安を消し、自分の中を安定させたい為の触れ・・・
互いに求める理由だと思えた。

だが・・・それは何故かという疑問が別に沸き起こったナナだった・・・
ふと時計を眺め走り出した・・・


ダイニングに用意された食事にありつく。
それは消化のいい おかずに変更されていた事をキッチンで知った二人。

洗濯物を干しているルビーを眺め、二人は苦笑いをした。
シンクへ持ち込み、部屋へと向かうケイタが叫ぶ。
『ヒナタ、先に使うぞ(笑)』
『おぅ(笑)』
ルビーを眺めていた早瀬と知って言ったのだ。

『ヒナタさん(笑)、持ってきてるし下でも入れますよ』
『あー、(笑)そうする』
了解と笑うルビーは、持ってきていた籠を脱衣室に置く。
ギュッと抱き込んだ早瀬に笑み返す
『電話、ごめんなさい・・・』

『いい(笑)眠気を取りたかっただけだし・・・
起きてる時間でも、誰かの助けか寝落ちだろ・・・気にすんな』
『(笑)ありがと』
笑むルビーにキスをした早瀬・・・

『ルビーさーん(笑)、次の洗濯物ありました?』
『リビングでーす(笑)』
笑って叫んだルビーは早瀬を入れてカーテンを引いた。
早瀬が入っていると伝え、一緒に干すルビー・・・楽しい会話になった。

暫くして出てきた早瀬がルビーを探しながら言った。
『ルビー(笑)籠は?上?下?』
居ないかとキッチンを覗く早瀬に笑み、家政婦が居場所を伝えた。
『置いといて下さいねー(笑)、ルビーさんは上にあがりましたよ』
『ありがとうございます(笑)』
『(笑)おやすみなさいませ』
そう言って、スッとスイッチが入ったように家事を始めるマチコに笑み返し早瀬は上がる・・・

忙しかった・・・フッと苦笑いをした早瀬は二つ目の階段に足をかける。
『(笑)掴まりますか?』
『お願いします(笑)』
笑うルビーに呟く早瀬は片手を上げた・・・スッと入り込み彼へ腕を回す。
『加減を(笑)頼みまーす』
『ムリ(笑)』
『転がる・・・』
『(笑)頑張る』
ハハハ笑うルビーに少し凭れて、重さを無視して足をあげる早瀬だった。

『あーケイタ君の脱皮だ(笑)』
開け放たれたドア・・・バスルームの前に散乱した服・・・それがケイタのモノと知ったルビーに苦笑いだった。


そっと抱き込んだ早瀬に笑み・・・
『先にしてきます(笑)』
おやすみとキスをしたルビーに笑み見つめた早瀬は引き寄せて口付けた・・・両手で触れた彼女の首筋・・・寝転ぶ彼を見下ろして見つめた。

『(笑)寝ましょう・・・』
笑みを浮かべた早瀬は、ゆっくりと眠りへ入り込んだのだった。
静かにドアを閉める・・・薄暗くしたルビーと知って浮かべた笑みでもあった。



ベランダから誰かが入り込んだ・・・そしてソファーへ座った事を知る・・・携帯を持ち迷うように眺めるルビーだった。

話は誰にも聞かれたくなくて、風を通す為に二人のスーツをかけた・・・だから、ココで電話をしようと思いはしていたが・・・かけられなかったのだ。
匂いの残るソファーに悲しく・・・ナナへメールをする・・・

下から運び込む各自の籠を部屋の前に置いていく・・・ベランダからスーツを取ると、そっとかけて残るスーツを抱え下りて行った。

ケイタの部屋の前に置く籠へかけ、タケルの部屋へ籠から取り出したモノをしまいに入っていった。
出たルビーが籠を持ち下へ行く・・・ずっと眺める早瀬だった。

戻ってきたルビーが驚いていた・・・階段に座る彼がいたのだ。
『寝不足ですよ(笑)』
苦笑いをして・・・黙ったままに両手を出した早瀬に微笑んだ。

『休憩を貰いました(笑)』
『キスをしに?』
『(笑)顔を見に・・・』
部屋に入ると即座にドアを閉める早瀬に苦笑いをした。

抱き締めた彼を眺めた。
『どんな心配をしてるの?』
『普通の人よりハードな仕事をしてるルビーだと思えた(笑)』
『足腰を鍛えてます(笑)。それに意識してあがると違う運動になるってマチコさんが言ってました(笑)。楽しいから・・・』

『そっか(笑)』
『大丈夫だから寝てね(笑)』
『ん(笑)・・・』
直ぐに眠り始めた早瀬にキスをした・・・

ジャンル:
モブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« sibling 36 | トップ | sibling 38 »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。