tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

ハロウィン2016 -6

2016-10-29 14:29:15 | イベント 関係の お話
延々と話すユメノとイチカは、オミに聞いた通りに頑張った。
寝ても覚めても行きたいと、それは何故かとトウコに伝えた。

一緒に行き様子を眺め、それはイチカをも様子を見ていた事に先生は驚いた。
『何に不安か話してくれますか?』
先生の優しい声に笑み返したトウコだった。

『本当にいいのか迷うんです。資格試験が必要となれば、学校とは見なされてないですよね?
いつか大人になって、それが負担にならないかと怖いんです・・・』

『それは普通の学校へ通う親御さんと同じ考えですね(笑)
親の思うレベルから離れた学校だと・・・それでも勉強が遅れて行くじゃないかと不安になり塾へ通わせたり(笑)』
『あーですよね・・・・』

『ん?あの方は・・・・』
ジッとユメノを隠れるように見ていた男がいた。
それでも感心し、ヘェと笑いユメノの出来に笑み見守っていた。

『あー(笑)すみません、私の付き合ってる・・・・』
『旦那さんではなく?』
『彼で・・・・』

『彼女達は心強い(笑)、ここに来る生徒は・・・・子供達に諦めた親御さんが多い。
半分は親にも責任はあるのに・・・・誰かの責任と押し付けて、取り合えず通わせる事に助けを求めて子供を預けて行きます。

だからか、慣れると通常の学校へ行かせますが・・・馴染めなくて戻って来る子も居るんですよ・・・残念ながら』

『通う子の性格が全てですか?前は普通に行けてたのに・・・』
『聞いてみたらいかがですか?』
『 ・・・・』

『イチカさんと出逢って(笑)本来のユメノさんが表に出れたようにも私には見えます(笑)
子供たちの中にも居ますよ(笑)母親を悲しませないように明るく振る舞う子供が・・・・
頑張って我慢して・・・・それが弾けてココに辿り着いた子達が・・・・』

笑みながら、トウコにはすまなそうにカオルがやって来た。
『なんで・・・』
『(笑)仲間外れはねーだろ。ユキが笑って話してたから、どんだけ楽しく遊んでっか見たかったんだ。
お前が居たら俺も関係者で入れっかなって思ったから(笑)スゲェ走ってきたぞ』

『アレは2作目なんですよ(笑)ユメノさんが居て、一緒の子は余計に楽しくて通えてます。ありがとうございます』
『あー(笑)礼はユメノに。俺らは何もしてないし(笑)
それよりイチカは?』

『あぁ(笑)三階の端の美術室で仕上げてますよ』
『見に言っても構いませんか?(笑)』
『どうぞ(笑)、それはクビにかけて下さいね。不審者と間違われますから』

笑うカオルが持っていたパスを首へぶら下げて歩いて行った。

『皆さんは世間が言う家族とは違う(笑)ですが互いに見守り・・・互いに助けあえていますね・・・
生徒達は羨ましいでしょうね(笑)』
『親が居ないので・・・』

『居ても居なくても代わりません(笑)居たら貴女達は苦労しなかったでしょうが・・・・今(笑)ココで お会いする事は無かったでしょう。
ユメノさんが転校する事もなく、イチカさんとも・・・もしかしたら出会わなかったかもしれませんね(笑)』

『親がまるで・・・』
『(笑)親の財布で、子供は生きて行けます。親の持つ心で(笑)子供の心も決まります・・・きっとね・・・。

素行が悪いと警察に捕まる生徒に、親がいる子達は半分です(笑)
そして、捕まる率が高いのは親の居ない子が多いから回りの大人が親が居ないから悪いと決め付けたんだと私は思うのです。

なぜなら呼び出された親が行けば、示談になり公にされずに終わるので(笑)』
なるほどと先生に苦笑いまでしたトウコは、ユメノを眺めていた。

『親から貰えない愛情は(笑)貴女から・・・そしてユメノさんが大好きな人達から貰えたら(笑)それは彼女にとって幸せと思いますよ。
よく(笑)話し合って下さいね・・・』
先生の優しい声音はトウコの中を静かに 埋まり始めたような気がした。


凄いと驚きながらカオルが戻って来た・・・・笑みトウコを抱き込んで感動していたカオルにユメノが驚いた。

『カオル君(笑)お姉ちゃんを取らないでよ・・・』
『ユメノ(笑)』
引き剥がそうとしたユメノを今度は抱き込んで、笑みながら呟く・・・
『お前らスゲェな(笑)ガキの癖に、もうやりたい事を見つけて自分から手を出してんぞ?』

『他にないから・・・』
『だからスゲェんだろ(笑)それが出来てんだぞ?、俺は反発して暴れてただけだ。
だけど今を頑張ってるだろ?(笑)それは、ユメノがやりたい事だろ?』

そうだと頷くユメノに笑み返した。
『勉強は大事だ(笑)だけど今、ユメノがしてる事も大事だよな。
確か誘われて始めたって聞いたし・・・やりきれそうか?』

『頑張れるよ(笑)裏方って係りになるんだって』
『それは楽しいか?』
『(笑)楽しい・・・』
『最後まで、ちゃんと出来たら もっとスゲェな(笑)』
そうだねと笑うカオルに笑み返すユメノに、トウコが笑み眺めていた。

『分かるよ(笑)お姉ちゃん・・・一緒にって約束したから最後までする。
それからまた話を聞いてくれない?今は交ざって頑張りたい・・・』
『学園側は大丈夫ですよ(笑)イベント参加体験のコースに変更しておきますね・・・』

先生とトウコの笑みに気づくカオルが笑み、そっとユメノと離れ仕上げたモノを眺めていた。


学園内の案内表示の作品を作るイチカに完成しそうな絵を眺める子達がいた。
中にはキャラの指定があり、それに合わせて準備されたモノを見ながら描いていた。

様々な大きさや紙質が替わる度に使うモノを変えていく。
必要な看板も作る事になり、より楽しいイチカは時間も忘れて皆と書き上げていった。


日が近づくにつれて、フユキが早めの迎えに来た。
自分から話をして自分を知って貰い帰り支度をするのだった。

本当は続けたいイチカを毎回の如く説得し、皆へ回る負担も出来ると納得させた。

イベントも間近に迫り、押し問答するイチカが倒れた・・・・ちょうど帰る時間帯ではあっが、先生や友達達は不安そうにイチカを見ていたのだ。

苦しそうなイチカを眺め、目を合わせるオミがいた。

『お兄ちゃんは?』
『いねーよ(笑)バイトだ・・・』
『く、苦し・・ ・オミ君・・・』
『だよな(笑)・・・だから、こうなる前に帰るぞって言ってたよな。
明日は寝込みそうだ(笑)』

『遅れちゃう・・・』
『(笑)だよな、だけど続けたら本番まで・・・イチカのは誰がする?
今の状態を知って、本番の日も絶対に体に支障でてきてるよな(笑)』

『ご・・・・ごめんなさい』
『本当に分かるのか?、一人のヤバい我慢は皆を巻き込むと ちゃんと知ったか?』
『ハードにし過ぎました・・・オミ君ごめんなさい・・・お兄ちゃん、ごめんなさい・・・』
辛そうに呼吸して、静かに謝るイチカに笑みオミが背に乗せた。

『オミお兄ちゃん(笑)ありがとう・・・』
そう呟くイチカが眠りについた・・・友達達を安心させて先生へも礼をしたオミは校舎を後にした。

やりすぎだと迎えに来たフユキが、オミの背で眠るイチカに笑み眺めた。

校門から出てきたオミと、久しぶりだと迎えに来たカオルだったのだ。
ユメノは楽しそうにカオルと話をしていた。

イチカへの言葉をフユキに言った・・・それは互いに知り、イチカの為に必要な事でもあると二人で決めた事だった。


寝かせ抱き込むオミまで、深い眠りに落ちていった。
二人の寝姿に笑うフユキだった。
疲れが襲い爆睡している二人・・・変わらずオミはイチカの背に張り付き眠るのだ。

時々邪魔になると、真夜中にベッドから落とされるオミ・・・その音に笑むフユキだった。
不安が先にくると、イチカはフユキのベッドに潜る・・・枕と布団が山盛りになってフユキのベッドを占領するのだった。





そして、とうとう本番を迎えた・・・
兄達のセーブで、楽しみにしていた日が やって来たのだ。

それでも少しだけの参加だった・・・なぜなら本校生徒ではなかったからだ。
楽し気に眺める子達が、イチカとユメノに群がり感謝した。

思いの外、人の集まる校舎は活気があり学園とは思えない程の人の多さに皆は驚いた。

思い思いの格好に、仕上げたユメノが微笑んだ。
一緒に仕上げた子達が、そっと二人の分の衣装を準備してくれていて 仮装してコーナーを巡った。

楽し気な場所・・・入校する人達は、それぞれに専用のポーチを渡されている。
生徒達は自分専用のポーチをぶら下げていた・・・

-trick or treat!-
小さな子供連れの人達が、生徒と分かる仮装した子達に叫ぶ。
貰うよりも悪戯を楽しみに待つ子もいるが・・・
ポーチから スッと お菓子を出し・・・残念そうに笑み、それでも嬉しそうに自分のポーチにしまう仕草は可愛かった。


ふと思い出し・・・イチカは校舎の中から校庭を眺めていた。
『イチカ?』
『お兄ちゃん・・・・小さい頃・・・これをして遊んだよね?
お父さんと・・・・真っ赤なバッグに お菓子をつめて・・・遊びに行って・・・』

『 ・・・・』
『お菓子が無くなって・・・貰いに戻ろって、お父さんが言って・・・お母さんと お兄ちゃんが居た場所に・・・
真っ黒なマントと帽子を被ってたかな・・・』

『小学校に入る前か?覚えてるのか?』
『いくつの時かは知らない(笑)だけど、お父さんと楽しくて走って・・・
広い場所は入れなくて、大きな庭だった。

苦しくて休んでたら、お水を貰ったの(笑)持ってきてくれて、お父さんが飲ませてくれた。
だから、お礼にお菓子をあげたのに 紙吹雪をいっぱいかけられた(笑)

trick or treat!って言いながら、お父さんと二人で色んな色に頭から被ったの(笑)あの男の子は意地悪だった。(笑)』

『あ(笑)思い出した・・・母さんは父さんのを取って、俺はイチカのを取ってたんだった(笑)服の中まで入り込んで大変だった・・・・』

『帰りながら、お父さんが笑えて良かったねって言ってた(笑)
男の子は悲しそうに見てたから・・・だけど、お父さんが声をかけたから 紙だらけになったんだよね(笑)』
笑みながら話したイチカが、フユキに抱きつき見上げた。

『あれはオミ君だった(笑)、あの時・・・お父さんが会わせてくれたんだね・・・寂しくないよって(笑)
お兄ちゃんが学校行ってる間は一人だから悲しかった・・・
いつかの楽しみが増えたねって言った(笑)』
『本当にオミか?』
『んー(笑)そんな気がするだけ・・・』

向こうでイチカを呼ぶ声がして、フユキは笑み行かせた・・・・
オミがカオル達と珈琲を飲みながら、校庭で遊ぶ子達を眺めていた。


フユキも思い出そうと考えていた・・・笑いながら楽し気に戻ってくる二人を、少し微笑んで見ていた母親もいた。

『フユキ(笑)、いつか大変な時がくるけど・・・』
その声は迷いがあった事を思い出した。
目はイチカにあった・・・・だから、その負担が自分にと心配しているのだろうと思え大丈夫だと母親に言った気がした。

『助けてくれる手はある(笑)迷わずに受け入れてあげて・・・・』
分かったと言った自分・・・・医師や先生・・・回りの人達に手助けして貰えばいいと理解した返事だった。

『そうじゃなかったのか・・・・』
小さく呟く・・・
自分と同じ歳の男の子はいた・・・自分達との向き合い方にムカついて父親側の人達は大嫌いだった。
それを言うと、その中でも好きになれと男の子と遊ばせられた記憶があった。

祖母の仕打ちにムカつき反抗を見せる、仕返しは その子が防いで代わりに謝ってくれた事もあった。

今更ながらに驚いた。
紛れもなくオミだった・・・転校して初めて会った時・・・確かに違和感はあった。
意味もなく絡む後輩を止めろと宥め収めた・・・・無闇な喧嘩はせず、後輩に売られた喧嘩は容赦なかった。

巻き込まれたフユキに加勢して二人で倒してからの付き合いだった。
ハズキやカオルも つるみだし、以外と楽しい時間だったのだ。

ハッと漏れる笑み・・・
『なんの笑いだ?』
いつの間にか隣にオミがいた・・・可笑しくて笑うフユキを不思議そうに眺めていた。

駄目だと、ムリだと騒ぐ声がした・・・・ユメノの声のような気がして二人は笑み合った。
駆け出してきたイチカ・・・・
『trick or treat!』
バサッと大量の紙吹雪を二人の頭からかけたイチカの笑みが見えた。

ユメノが慌てながらイチカの手を掴むと走り去って行った。
『あ゙?』
濁点のついた驚き・・・・そして何だと訝しげたオミがいた・・・
一人考え込むように、ただ一点を見つめ物思いにふけっていた。

微笑んだフユキが、イチカが言った事を思い出し向きを替えてまた外を眺め・・・未だ考えているオミに笑った。

何だと言いたげで見返すが、違和感は取れず考える・・・・
そっとフユキに笑み静かに話し出した・・・・

『昔さぁ・・・ユキが居なくなって遊び相手も居なくなった頃に、父親に遊びに連れ出された事があった。
それでも つまんなくて庭でボーっとガキを眺めてたんだよな・・・

変な(笑)おっさんに声かけられてな・・・・時間あるなら遊んでくれって、手を繋いでた小せぇガキと笑ってたんだ。

面倒くさくてホッといたら、赤い鞄からお菓子を出してた。
スゲェゆっくり、trick or treat!って話してから出してんだ(笑)
今なら習いたての言葉を言ったと分かるが(笑)可笑しくてな。

持ってた紙袋のヤツを二人に ぶちまけたんだ(笑)
怒られると思って逃げようとしたら、スゲェ笑ってて・・・楽しそうだった・・・

最初は苦しいって謝りながら泣いてた・・・薬だ、水だって言ったから持ってた水をやったんだけどな・・・・』

苦笑いして思い出したのか、懐かしそうに話すオミだった。

『(笑)さっきはイチカが、今の話をしてた・・・たぶんオミだと言ってた・・・母さんは待つ間に俺に、助けは迷わず受け入れろと言った(笑)

今なら、それはオミの事だと思える(笑) 死んだ父さんは、いつかの為の兄弟と俺達に教えてくれてたんだな(笑)手のかかるイチカも居たから』

『あの時(笑)不思議と怖さは無かった・・・
お前と会って(笑)妙に気にはなってた・・・・会ってたのに思い出せなかったな・・・・』

『ガキの記憶じゃな(笑)』
『嫌な事が多すぎて、楽しかった事は端に置かれたんだな(笑)』
『そういえば、何で髪色を替えた?ハズキ達は俺のせいだと言ってたぞ?』

『あー色を抜きすぎてヤバかっただけだぞ?(笑)お前の色が本当はしたかったんだ・・・
だからムカついて俺の色だと言いたかった(笑)』
アハハと笑うオミに、フユキまで笑い出した・・・・
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