tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

Me 3

2017-05-11 08:14:31 | 50on 『 ま~ 』
久しぶりの休みに深紅が水族館へ行くという・・・いいかと彼女達も着いてきた。

「よっ(笑)。言えば乗せてやったぞ…」
「やーよ邪魔者(笑)だしぃ…紅は?」
「女はな(笑)蒼は?…」
「メイン見てる(笑)」

「この時季はショーはしないぞ?見たかったのか?」
「会いに来たの(笑)あの子に…」
巨大プールの中を指さし微笑んだ深紅。

「真っ白イルカくん(笑)」
「あー聞いたぞ(笑)、深紅の声に反応するって…」
「頭がいいんだよねー(笑)」

見合いながら話をすると、頷くイルカに笑む姿に笑みを浮かべていた。
「せっかく広いんだから遊んできたら?」
波を立てて泳ぎ出すイルカは、高いジャンプをして戻った。
ガラス越しに撫でてやる。

「寒いから中に行くね(笑)バイバイ…またくるよ」
そう言うと数頭のイルカは仲良くジャンプして戻ってきた。
「偉いね(笑)いい子ね…。触れなくてごめんね」
「なんでだ…」
「確か消毒とかするんじゃなかった?テレビでみるとそうだし…」

「君か…困るんだ、勝手に芸をさせちゃ」
「してませんけど?」
「ジャンプしただろ…」
「この子は頭がいいんですね(笑)。だけど…バイバイするとジャンプしに行っちゃうんです」
と言いながら帰ろうとしていた。

「おい…」
トレーナーを呼ぶ。
「ジャンプさせてみなさい」
笛を鳴らして合図するトレーナーをみた。
「君もやってみせて…」

「…出来ません。トレーナーじゃないし寒そうだし…」
ムッとしても我慢して男性に頭を下げて、イルカと目を合わせ
「また来るね(笑)今度は向こうで。バイバイ…」
指をさし笑むと手を振った…

イルカは勢いよく飛び出しジャンプした…
「またね(笑)」
セイを押しながら、プールを離れた…驚いている二人だった。

「いたぁ(笑)探したよぉ…」
「深紅すげぇ(笑)笛なしで、イルカにジャンプさせたぞ…」
「セイ…いつから敬語じゃない?ん?紅と…付き合ってる?」
頷かず…セイが紅に抱きついた。
「はいはい(笑)なら許す」
「サンキュ…(笑)」
苦笑いした紅だった。

「貴女達は飽きないわね…水族館。不思議よ…」
「夏は涼しく冬は暖かい(笑)。静かで優雅で…今は楽しい」
深紅の呟きに笑う…

「今日は可哀想に外だったよ…」
「見えたわよ?」
「繋がってる?」
イルカの水槽に行く深紅。泡で遊ぶ姿に笑み他の客達が楽しそうに眺めていた。

後ろの方で笑み見つめていると、同じ目線で見返す一頭のイルカがいて彼女は微笑んだ。

頷くイルカに歓声があがる…
彼女がガラス越しに撫でるように微笑むと輪を作りだした。
見ていた子供達が喜んだ…
『潜りたい(笑)』
『上手ぅ(笑)』と拍手した。
『すごーい…』

水槽内を輪が崩れずに移動するさまを不思議そうに見つめていた子供達に微笑んだ。

『このイルカさんは、お姉さんが好きなの?』
彼女から離れない一頭のイルカを見て、彼女を見つめた。
意味は知らないので笑み返した。

『また見れるかな(笑)』
ガラスを撫でる少女に笑み、深紅が偉いとガラス越しに撫でる…
『すごーい(笑)』
少女が潜る真似をしていた。
頷くイルカに大喜びだ。
「またね(笑)」
そう呟くと場を離れて行った。



屋台につくと…
『お腹すきました(笑)麺、下さい…』
と話しキッチンの前の席に座る。
出された物を不思議そうに見つめる。

『なんですか?』
『拉麺よ(笑)寒くなったしね』
『戴きます(笑)』
そうかと何となく理解して暖かい拉麺を食べ始めたのだった。


目の前に彼らが座る。
「いつも夜に来てるな(笑)今日もくるのか?」
「(笑)さっき帰ってきた。芸をさせるなって怒られた…。してないのに…。いた?」
思い出したように聞いてみた。

「いない(笑)」
「水槽内のバイト」
「夜だけさ…ねぇ(笑)もう一人の彼女は?」
「水族館で会った?」
と聞いてみた。
指をさし笑むと彼らが振り返り道先を見つめた。

三人で歩く姿に真顔になった。
「蒼が好き?」
と彼に聞き顔を眺めた。

聞いていないのか、答えず眺める彼に笑った。
代金をおばさんに渡し、テントを出ると
「先に帰るね…」と叫んだ。


「食べたの?」
隣で歩く彼に聞いた。
「送るぞ(笑)イルカと楽しんでたな…。最近、トレーナーがいないのに夕方から芸をするのは(笑)なぜかと持ちきりだった…」

「バイバイするとジャンプしに行っちゃうんだけど…。
だから手の振りを替えると輪を作って潜れって…。出来ないって言うと違うイルカが潜るの(笑)
イルカは優しい…」

「遊んでたな(笑)」
「掃除屋さんだったんだ(笑)」
「冬はな(笑)。夏はツアコンしてる。一緒に海に潜ってな(笑)依頼があればだが…」
「この国の海?」
「だけじゃないが、メインはココだ(笑)連れてってやるぞ」

「いつか……(笑)ありがと、おやすみ」
「名は?俺はイズミ」
「深紅(笑)おやすみ…イズミ」
「…元気だせ(笑)イルカを心配させるな」
振り向く彼女が驚いた。

「元気…」
「イルカは敏感だ(笑)人より早く感じとる。いつか心から笑えるように、海を案内してやるぞ」
口で笑み戻って行く彼を見つめ階段に座った。


膝を抱え、うつ向き呟いた。
「笑ってないのか…」
隣にそっと座り上着をかけた彼にまた驚いた。

「戻ってきた足音は聞いてなかったか?(笑)驚かせて悪かった」
同じように抱えた膝にもたれ彼女を見つめた。

「ココの開店はいつだ?」
「来週…」
「一人分の空きはない?」
「なんで?」
「先輩の妹がクビをきられた。先輩は遊びすぎだからな(笑)。妹にしわ寄せがいく…」

「彼女?」
「誰?ミラ?俺の?(笑) …な訳ないだろ、俺にも妹みたいなもんだ…。深紅が行く屋台のおばさんとは従姉だ。
先輩夫婦は、家族のいない俺には大事な人達だから」

「服に興味はあるの?」
「服屋か(笑)ミラは子供服の専門店にいたんだ。
先輩の奥さんの入院費用を稼ぐ為に空いた時間でバイトしてたらクビになって…水族館で清掃業務をしてたが、数が多いとな…」

「明日…昼過ぎに連れてきて(笑)ベビー服売り場のスタッフを替えて見たかった」
「誰かをクビに…」
「ならない。包装専門に回したかったけど、居なくて近場に移動して貰ったから(笑)。
スタッフは、あとから増やすからギリで雇ってるし」

「なんで…」
「客が来なきゃ人件費で赤字になるからよ。使えればバイトから(笑) 一年後に誰かが正社員になるはず…」
「全員バイト?」
「バイト(笑)今までの経験から、長続きしない。
客は自分の子が一番…ましてベビー服関係は大変だと思うわ(笑)」

「1時くらいでいいか?」
「10時から研修だから大丈夫よ」
「なら10時からでも…」
「皆の手前…面接はしないと」

「なに?何の話?」
紅が帰ってきた…。
「カンさん包装専門に回す(笑)」
「希望通りだけど一階のスタッフがヤバい…」

「一人ベビー専門を見つけたよ(笑)明日くるから、カンさんの下につけてみてよ。慣れたらカンさんは包装専門へ…」
「ならいいわ(笑)」
「1時に…」
「面接するから、時間あるなら同じ時間にして(笑)」
「出来そう?」
深紅は彼をみた。

急ぎ電話する…
「ミラは今、屋台にいるって…」
「今から来て貰える?」
紅が言った。



走ってきた彼女が、膝に手をつき呼吸を整えた。
『ミラ?』
『(笑)はい…』
『じゃ入って…』
一階フロアに入って貰う

『可愛い(笑)オーガニックもあるんですね…。凄い…』
店内を眺めながら笑みを浮かべていた。
『一階はベビーから八歳位まで…』
『お揃い出来るんですか?(笑)あのコーナーは…アレルギー対応の…』
『見た事があるのね(笑)』
『はい(笑)』
『じゃ専門で学べたかしら?』

『すみません…休学してます』
『どのくらいで卒業?』
『半年で出来るはずでした』
『なら戻って通いながら仕事も始めて…』
『すみません…学費が』
『出すわ。明日…研修後に手続きしましょう(笑)』
『でも…』

『(笑)ココで頑張る条件に…。辞めないで働けるかしら…。
知識がスタッフに欲しいの。今は一人しかいない…だけどその子はジュニア希望…。欲しいのはベビー専門。出来る?』
『はい(笑)やります』
『なら明日10時に。貴女が学校にいる間はカンさんに頼むわ』
紅が笑み手を出した。握手して笑むミラだった。

「よく見つけたわね(笑)」
「真っ白イルカのお陰だ(笑)」
『あの…ミラといいます(笑)』
笑みながら呟く。
『よろしく(笑)』
笑み返した彼女が答え、上がって行った。

『彼女は少ししか話せないの…』
『あ…英語でしたね』
『(笑)じゃ明日…』
『ありがとうございます…』
紅は手を上げて二人を見送ったのだった。
「妹…かなぁ」
呟くと中へと入った。


『ありがと(笑)紹介してくれて』
『いや(笑)。先輩はいるのか?』
『飲んでる(笑)ハクさんもいたよ?』
『じゃ早く食べて帰れよ(笑)頑張れ…』
『はい…』

『待ったぞぉ(笑)』
『どーなの?』
心配そうにミラを見ていた。
『明日からって。(笑)学校も再開出来るよ(笑)』
抱き合うミラと、おばさんに蒼が微笑んだ。

『良かったね(笑)さすが紅だ』
『助かったぞ(笑)仕事なくて困ってたからな』
『たぶん私達が助かったかも(笑)深紅が一階メインで着くか真剣に悩んでたから…』

『全部が子供用か?』
『そーよ(笑)だいたい0から18歳までかな』
『なんで深紅は覚えない…』
『ん……飛ばされて行くから(笑)かな。共通の英語があれば大丈夫と覚える気がない(笑)』

『話すの大変なんだ…』
『えっと…(笑)イルカ男さん』
『イズミだ…』
『イズミさんは深紅が気になるの?水槽で楽しく遊んでたわね…深紅は気づいてなかったけど』

『俺は初めから気づいたぞ(笑)』
『あー(笑)転げた日?』
『その前だ(笑)』
『来てた?』と蒼をみた。

『四人で行ってからよ(笑)水槽にダイバーは居なかったけど?。
あとは二人で行ってた(笑)彼女はイルカに会いに…』
『驚かせて悪かった…なかなか気づかなくて』

『だってイルカだけに会いに行ってたからね(笑)』
『眼中になかったとさ(笑)イズミ…残念』
『さっき話してきたから、いいさ(笑)また話す…』

『ゆっくり(笑)』
驚いていた彼女が、少しずつ悲し気な顔になった。
『なぜだ(笑)話す機会が増えるんだ…』
『だよな(笑)きっかけさえ…』
『消えるわよ?…ゆっくり距離を縮めて…。回りに悟られず…ゆっくり』
グラスをあけて彼らを見つめた。
決意したように話始めた。

『私達は…オーナーの中で生きてる。深紅は特に…囲まれて動けない…。私たちは店を出す為に来てるの。
来年までは…いれるはず(笑)上手く行けばね』
『なぜ小声だ…』

『見えないバリアが張られてる(笑)。無闇に二人きりは避けて…。お願いだから、ゆっくり』
悲しく笑むと電話がなった。
『見つかったわね…』
と出るとジッと聞いていたが…

「……戻ります。いえ、お礼にと(笑)ご馳走になりました。いいえ一人で戻ります…」
ため息をした蒼は彼らに笑み呟く

『帰ります…(笑)奢ってくれる?次は奢ります…』
頭をさげて帰っていった。

イズミが反対側の歩道を見て、そっと指差した。
二人の男が電話をしながら歩き始めていた。

『バリアって見張られて?』
『…諦めるしかない?』
ハクが呟く。
『お前は出来るのか?』
『忘れるまでに時間がかかるんだろうな…』
と酒を煽ったのだった。
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