tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

ハロウィン2016 -8 -end-

2016-10-29 14:30:44 | イベント 関係の お話
温かな葬儀とは思えず、闘魂丸出しの参列者に驚き 用意された別室で時間を潰す3人だった。

父親の秘書という二人が、世話をしてくれていた。
バン!と勢いよく開いたドアから、3人を睨む人達が入ってきた。

オミはフユキにイチカを隠させて身構えた。
秘書が止めに入り、端の椅子に座らせた。

怯えるイチカを抱き込んだフユキ・・・その姿を隠すように守るオミだった。
何も言わず憤慨したように腕を組む人や、睨んだままに居座る人達だった。

父親が誰かと入り込んで来て、中央の椅子に座った。
待っていたとばかりに声をかけようとしたが、それを静止させ子供たちを座らせた。

静かに入ってきた人達・・・書類を出して皆を眺め、父親へ目線を送った。
頷くのを見て静かに話し出したのだった。

それは遺産相続の話だった事に驚いた。
フユキは携帯を取り出して、気を紛らせようとイチカにイヤホンをさせた。

『ホッとけよ、ガキにいちいち文句つけんな! 大人だろ?』
何かを言おうとした人へ、オミが直ぐに遮った。
苦笑いしたのは弁護士だった。

『依頼人からの指示で、この時間をと指定された事で行使致します』
そう言うと連なる文字を読み上げて行くのだった。
叫ぶ人達もいたが、声をあらげ静止させたのは父親だった。

『私からも報告はある。
全ての個人的資産は、ここにいる3人に相続させる。
代理人は弁護士が引き継ぐ・・・まだ子供だからな』

『二人でしょう!』
『3人だ、ちゃんと鑑定もして法的にも叶った。
一切の手出しは無用・・・・だから母の遺産は放棄してやるんだ。
お前らには必要だが、俺には爺さんので賄える』

『だから全部引き離したのか?』
『そうだ、すまんな・・・この歳まで生きて来れたのは3番目の子が産まれた事を知ったからだ。
死にそうだった私に、力をくれたのは育ての父親だった。

礼だと受け取らない父親の代わりに、フユキに脅して回した。
母の代わりにオミに回した・・・・何も知らされず育ったイチカに、これからは脅してでも回す事にした。
それが彼女達への私の償いでもある』

『頼んでねぇ!』
『頼んでません!』
オミとフユキが言葉を挟んだ事に、父親が笑み安堵した顔をした。
そして間に挟まり兄達と手を繋ぎ、我慢して うつ向いているイチカを眺めた。

『金はあるなら使え(笑)、本来お前達が使えていた金だ。
本当に必要になった時に使えばいいんだ(笑)持っておけ』
『いらねぇ』
『結構です、イチカの学費は稼げます・・・・オミも稼げば余裕で暮らせますから』

『なら、いつでも出せる準備はさせておく(笑)イチカの成人式や結婚式・・・・住まう為の資金にすればいい。
お前らも、いつかは所帯を持つ(笑)いいから使え!』
語尾を強めた父親に驚いた・・・・それからジッと黙る人を眺めた。

『そうだ・・・・、遠回しでも知ったぞ。
学園を潰したら、お前の持ち場は取り上げる事にする。
放棄したとはいえ、会長の座は譲らん(笑)
既に母の手は切った、足元を固めろ(笑)揺らしてるのは俺だ。
売り払ったら俺の財産となる(笑)』
口を引いた父親に、ひきつるように眺める人達がいた。

『だから手出しはするなと言ったろう?あれから何年になる?
何個潰した?誰が補填した?』
『か、母さんが・・・・』
『だよな(笑)、俺が買い取って金を渡した。買ったヤツは売り払って元手は取った(笑)』
『だから母さんの・・・』

『お前らが金を出させて使わせたんだろ?
俺は助けてやっただけだ・・・3人を養うには金も必要だし(笑)いつ死んでもいいように準備はしてたんだ。
お前らもだろ(笑)自分の子供に金は使ってるよな・・・会社の金で・・・・口が滑れば機関は入り込むよな(笑)』

『会社は・・・』
『あーお前が引き継げ(笑)放棄したと言ったろ。やっと黒字になったから母が安心して逝った。
孝行は代表でしたんだ、俺は抜けるが役員が出さないと言われたからな(笑)生きてる内は黒字を見張ってやる・・・・お前は染まらずに回せ』

『本当に・・・・』
『お前の力は証明されたろ(笑)だから、親父じゃなく息子のお前を抜擢したんだ。
いいか、染まるな・・・全社員の為に頭を使い体を使え(笑)健康なんだからな・・・社長、頼んだぞ』
『はい(笑)』

『それでは(笑)、私は手続きに入ります・・・皆さんへは近い内に参りますので・・・・』
礼をして書類を片し始めた・・・・

そっと弁護士はフユキ達のそばへ行くと、失礼をと椅子に座り3人を眺め微笑んだ。

『ようやくお会い出来ましたね』
笑みながら呟く人に・・・・
『あ、電話の・・・・』
『はい(笑)時々、確認で盗み見をさせて頂いてました。
まさかオミ様と知り合うとは思いもしなくて驚きました。
出なければ私が引き合わせようかと思っていましたので・・・・』

『俺を知ってたのか?』
『知っておりましたよ(笑)、貴方のお母様にも頼まれていましたので・・・・辛くても頑張りましたね(笑)
素行の悪過ぎた ご友人に囲まれた時には冷や汗が止まりませんでした』
可笑しくて笑うイチカに笑み返した。

『お父様と仲良しで羨ましく思いましたよ(笑)』
『ん?』
『最初に連絡を頂いてたのは私ですから(笑)
せっかくの兄弟が勿体ないと(笑)、知ってましたか?貴女のお父様は家族と呼ぶ人達は一人も居ませんでした。

お母様と出逢い家族という幸せを貰えた喜びと同時に、離れているオミ様がいると聞いて悲しかったと(笑)そう教えて下さいました。

だから、お母様には内緒で連絡を取り合っていたのです。
残念ながら体の弱さは受け継いでしまいましたが・・・二人の思いで強くなれましたね』

『(笑)はい』
『学園は楽しいですか?』
『はい(笑)』
『担任となる先生が、何かのコンクールへ出展したようですよ?』
『ん?断ってましたよ?描いてないですから・・・』

『確か・・・・合作をと・・・連名で出してありました(笑)楽しみですね』
言われて驚いた顔のイチカが、フユキを見上げオミを見上げた。

『スゲェな(笑)』
『と、止めて下さい!』
『なんで?』
『恥ずかしいから・・・・』
『いいんだよ(笑)、イチカの絵は優しいんだ。最初はユキの為に描いてたろ?ユキが笑えるように。
出たヤツは誰かの笑みが作れたらイチカも嬉しいだろ(笑)』

『そうだけど・・・オミ君もあれで笑える?優しいーって』
『なるぞ?(笑)』
そうかと笑うイチカに笑み返したオミだった。

『必要な時は連絡を下さい(笑)』
『んーそれは、お兄ちゃんの学校にも使えますか?』
『(笑)大丈夫です』
『良かったね(笑)』
フユキを眺め微笑んだイチカに苦笑いをして父親を眺めた。

『いいんだ、彼に感謝して過ごすだけでいい(笑)幸せな中で暮らせ・・・』
『 ・・・・』
笑う父親に気づかれたと、うつ向くイチカ・・・・

『互いに知らなかったからな(笑)
だけど名前は私が決めていたんだぞ?君の父親が謝りながら言った。

フユキに兄弟の力を付ける為に(笑)小さな一つの力を加えると兄弟は、より大きく羽ばたけるからな。
誰かに分けれる力があるように女の子ならイチカ(笑)そう決めてたんだ』

『お兄ちゃん達は・・・・』
『あー(笑)フユキは勇気を与える人に・・・』
『あー気を増やす?』
吹き出した兄達に驚いて振り向いた・・・
『増やすんじゃなく、あげるんだよ(笑)誰かの為に・・・・』
『そっか(笑)』

『オミはな(笑)、フユキの後だったから悩んだ・・・・
遥か先で逢えたらと思えた。母の強さが、お前達へ向ける事は目に見えていたから。』

『あー(笑)前を見て探せ?』
『そうだ、いつか私が飛ばして(笑)先を見透せる力を持てと願って・・・』
『残念(笑)先に私とお兄ちゃんが見つけちゃった・・・
だけど見つかったらオミ君が運んでくれたから皆は幸せよ?
・・・おじ・・・お父さん・・・・も・・・幸せですか?』

少し寂しげで・・・微かに笑む人を眺めたイチカ・・・
言い出した時に、繋げた両手に力が入った事に安心した。

『もちろん幸せだよ(笑)、その手が一番見たかった事かもしれないな・・・』
少し目を潤ませた人に、ゆっくり両手を離したイチカ・・・・フユキ達は驚いて見あった。

そっと立ち上がると抱き締めたイチカがいた。
『オミ君と同じ(笑)寂しがり屋さんね・・・・』
『イチカ?』
『オミ君は寂しいと一人で寝れないの(笑)』
『イチカ?』
言うなと語尾を強めたオミに苦笑いして父親を眺め微笑んだ。

『んーお父さんは居るから、父さんにする?』
『イチカ?』
『あーお兄ちゃんは、お父さんを父さんって呼んでた・・・あっ!』
思い出したようにオミを見つめたイチカに驚き、フユキが口を塞いだ。
目を合わせフユキが呟いた。

『イチカ・・・・オミの真似して親父って言うつもりだったのか?』
照れて頷くイチカに驚いて、今度はオミが覗き込んだ。

『それは女の子が話す言い方じゃねーぞ?本当に言うのか?』
また頷くイチカに呆れ、フユキを眺めるオミだった。
諦めたフユキが父親を見た・・・

『ユキ・・・・・マジ?』
『イチカは変えねーよ・・・その辺は頑固なんだ。自分で決めた事は体験するまで変えねーんだ・・・』
『だから言い出しは反対しなかったのか・・・・たんにイチカ大好きだとばっかり・・・』
『大好きだけど?嫌われんの嫌だし・・・・』

『イチカーマジ?』
『同じがいい(笑)パパにする?』
『それは俺らが恥ずかしいだろ・・・イチカだけ・・・』
嫌だと首をふるイチカに笑う父親・・・

『イチカだけでも(笑)』
『イヤ!』
言い切ったイチカに驚いて、父親が身を固めた姿に驚いた・・・

『んー(笑)さんをつけてぇ、親父さん!』
満面の笑みで言ったイチカに、嬉しくて微笑んだ父親にフユキとオミが驚き固まった。

『(笑)なんだい?』
『練習(笑)』
笑いあう二人に弁護士が笑み、静かに帰っていった。




ハロウィンの衣装を眺めるイチカとユメノがいた。
何気なく呟く「ありがとう(笑)」の声が重なる・・・

兄達の束縛感に苦笑いして帰って来た二人・・・それは安心する事だったと二人は思えた。
それを互いに運んだ事に気づき、礼を言ったのだ。


年を越し春が来れば高校生になる・・・・それでも学園と選び互いに許されホッとした二人だった。

学力テストを強要され、駄目なら学園を替えるとオミに脅され二人で頑張った。
互いの先を目標に、束の間の同じ場所へ通う事にした二人だった。

いつかは離れ違う道へ行くが、繋がる安心は外れる事なく二人は頑張ると誓った。


出歩けた喜びは、遥か後ろにいた兄達と姉達に気づき半減した。
街中を走り抜けるイチカとユメノを待っていたのは、同じ学園の友達だったと安堵したのは二人の家族だった。

深いため息の二人に、頑張れと言いながら皆で楽し気に歩く姿に微笑んだフユキがいた。

『イチカー(笑)』
『イヤ!』
速攻で断りユメノと店を出る。
『イチカ?』
『イヤ!』
先を歩く友達の輪へ入り込んだ二人だった。

-end-



短い話とイベント話を空想したら、思いの外 伸びて・・・・
改めて空想したら・・・・・この話数・・・

2016・10
無理矢理エンドをつけたけど・・・も一つあった話の行方・・・

3話で止めたいイベント話・・・予定は未定という言葉を、結果を出した-tami-でございました。

いつか予定は確実に実行すべく頑張ります!

読んで頂き、ありがとうございました。
止めていた通常の空想話へ戻ります。
stop話は全部で6つ・・・飽きて飛ばし忙しくて止まり・・・思い出して続け、イベントで無理矢理止めて・・・忘れる・・・自分を応援する-tami-でした・・・

ジャンル:
モブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ハロウィン2016 -7 | トップ | ガール 25 »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。