tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

かぐや 21

2017-05-26 01:30:13 | かぐや < R >

-過去-

温かな造りなのに、自分さえ温められない・・・温める事さえ億劫で・・・歩く気力さえ消えていた。

昔から存在するような家屋と知ったのは・・・何年ぶりかと思えた日だったが、本音を言えば初めて自分がいた場所の作りを知った。




どこかで泣き叫ぶ声がした・・・少しずつ増える声・・・悲し気な声が響いた。
それも束の間で、いつの間にか静かな空間になった。

物心がついた頃には、既にココは自分の部屋だった。
隣に誰かの気配はすれど、会った事もなく見た事もなかった。

何より目隠しされた生活で暫く続いていたので、何となく陽が当たり暖かいのだと・・・それは陽が差しているのだと気づく程度だった。

これが慣れるまでに、痛い思いが続いた・・・勝手に外すと自分の体に鞭が飛び、張り付けされた状態で一晩を過ごさなければならないと知った。

何より寒さが痛みよりも増し、食事さえ貰えなくなる・・・回数が増えると日付も伸びる・・・それが怖いのだ。

黒服に身を包み顔まで隠して来る人を見れば諦めるしかない・・・自分がどんな過ちをしたかさえ教えて貰えずにお仕置きされるのだ。

されるがままに声さえも出さなければ、自分に痛い思いはないと気付くまで時間はかからなかった。

何処かでする話し声は一瞬で消え、痛い鞭だろう音が鳴り響く・・・それは恐怖で・・・少し我慢すれば泣き叫ぶ声は遠ざかる・・・
行き着く先は凍える場所であり・・・餓えの苦しみを味わう場所だと知る。


勉強だと始まった事に驚いたが、教えてくれる人も黒服に身を包む人だけに抵抗はせずに従った。
その時ばかりは目隠しは外された・・・それでも外という景色はないと知った。

いつかは何をしたかも分からないほどに痛みが伴い意識も飛ぶほどに怖かった日を過ごした・・・真っ白な部屋・・・全てが白で怖かった記憶。

お腹の痛み・・・ベッドに張り付けられた日々・・・眠らされていた日々・・・記憶さえ曖昧になった。
出れた少し前に嗅いだ独特の匂いだけが記憶に残るだけだった・・・

それから数年・・・傷痕があったが、消してやると施された・・・その間の優しさというべきか、ジッとしているだけの日々・・・自分は何をされたかも知らされず過ごした。


子供の自分に何が出来よう・・・勉強が始まると同時に色んな体験をさせられ始めた。
拒めば戻る・・・声を荒げば戻る・・・されるがまま・・・言われるがままの日々が続いた。

微かな唸りは時々聞こえ・・・苦しんでいるようにも思えた・・・同じ悲しみを持つ誰かの存在はあるのだと、それは一緒に同じ場所で生きているのだと感じた。

水を飲まされ静かに促され体を寝かせられた。
取れないようにか、特殊な目隠しがされ歩かされたのだ。
寒さはないと知るとホッとした・・・少しずつ熱さが全身へ沸き出すように巡った。

手足は拘束され背にあるシーツだけが身に感じた。
優しく・・・ゆっくりと自分に触れる誰かが居ると知った。
肌という場所 全てを撫でられる・・・擽ったさから始まり震えさえ身へ起きた。

それは毎夜繰り返された・・・痛みがあった場所に優しく触れてきた・・・いつの間にか、それは手の感触なのだと気づくようになると新たな触れが増えた。

それが何かは知らない・・・ざらつくような・・・ひんやりするような・・・時おり濡れた感じも増え、いつの間にか全身へ巡り出した。

触れが始まると身へ痺れるような熱さが始まった・・・自分に起こる理由は知らず戸惑う・・・それでも起きてくる体のざわつき・・・何かの触れは自分の何かを目覚めさすようだった。

足の指先から始まる・・・少しずつ場所がかわり体が震え熱さは広がる・・・自分の声が出そうになり唇を強く閉じて食い縛った。

『声は出していい・・・』
初めて聞く声に戸惑う・・・それからは、いい という声しか聞かなかった。

忍び優しく触れる手・・・そこで初めて荒くなり痛みが伴う事を知ると、漏れでる声は自分で塞がなかった。
それからの手荒さは無くなり本当だったとホッとした。

趣は変わった事を知った・・・手だけの拘束・・・荒げた足は素早く叩かれた。
大人しく・・・それが一番なのだと気づく・・・飲まされるのは薬とも気づいた・・・可笑しくなりそうな自分・・・抑えも効かなくなるからだ。

飲まされる回数が減った事で、やっと気づけたのだ。
膝を曲げられ腰は浮かされる・・・触れてくる手と何かで呼び起こされ、息も荒くなり少しずつ それが快楽へ導く自分の体を知った。

飲まされずに伸びてくる行為・・・焦れったいほどに触れる手・・・漏れる自分の吐息さえ自分へ響いた。
忍び込む指・・・それさえ自分に向かう・・・息が止まりそうなほどに渇く体へ変化していった。

時々・・・飲まされる・・・朦朧とする中であてがわれる・・・やり方かと、習えというのかと施された。

頭を押さえつけられ静かに目隠しは外された・・・薄暗さはあれど微かな視界・・・そのままに押さえつけられ、頭さえ動かされた。

順番なのだろう・・・誰かの体を這うように唇で押さえつけられた。
ソコへ向かう・・・戸惑う手さえ遠慮なく掴まれて、教えられ・・・させられる。

その部屋へ入ると、それは勉強なのだと手解きが始まる・・・いつの間にか拘束はなくなっていった。


ある日・・・自分と似た歳だろう子供が目隠しをされて横になっていた事に戸惑った・・・
黒服の人が指を差す・・・
『始めろ・・・』

今日は違うのだと知ったが、拒否した後の仕置きに震え静かに近寄った。

股がり眺め下ろす・・・そっと口づけ絡ませた・・・返す唇に驚きつつ頬から首へと巡らせた・・・
大人とは違う肌・・・撫で回し声が漏れる大人ではない声・・・全身へ巡らせた。

震え昂りは早く、それでも構わずに触れた・・・黒服がソコを抑え込み驚いた・・・グッと頭を捕まれ止めるなと唇で触れさせられた。
拘束されている子を襲う違和感は最初だけだった。

何度弾けても甦るソレ・・・止めるなという微かな唸りさえあった。
塞き止めた手が離される・・・滴るほどに昂りは見えたが、黒服の手に捕まり次だと習わされた。

どんな場所かは知る・・・それでも優しく動かされる事にホッとした。
指先の感触を覚えろというのか、時々止まり待ってくれている気がした。

一瞬で跳ね上がり唸りさえ飛び出した・・・別の場所に運ばれるが戻れば同じ状態になり可哀想だと唇で触れた。

手に返す・・・少し動かした瞬間に弾け飛び果てた事を知った。
それさえ構わずに触れさせられていく・・・昂りは甦り黒服が頭を撫でた事に驚いた・・・

不意に両脇を抱上げられ移動させられ沈ませられた・・・互いに唸る・・・
別の黒服から触れられていた自分・・・それを我慢しながら目の前の子にしていたのだ。

苦もなく繋がる事で覚えた行為を続けた・・・動きが足らないと、教えるように動かされる・・・

力尽き果てたのだろう、いつの間にか自分の部屋にいた事を知った。
シャワーを浴びて身綺麗にする・・・薬の余韻だろう疼き・・・それさえ自分で呼び起こし息を吐ききった。

項垂れ・・・頭から被る湯へ浸るのだった・・・


翌日から男女は関係なく相手をさせられた。それは時に黒服も交じる・・・薬はなくても目覚める体が出来上がった自分に気付いた。

いつの間にか同室と女の子と暮らす・・・戸惑う手に笑み落としていった、部屋に戻ってくると薬のせいなのか・・・物足りなさを感じるのか、渇きを埋めたくて触れてくるのだ。

暫くすると男の子になった・・・会話は許されないので、聞こえるのは漏れでる声だけだった。
落とし・・・落とされる・・・それでも、しない日が続くと薬を飲まされた・・・
その時初めて部屋は監視されていたのだと知った。

朦朧とする男の子が部屋に連れて来られ、元から居た子は出されていった。
昂りは止まらずに果てない自分の辛さで涙を溢していた。
疲れなのかあまり動けないが、目は訴えているような虚ろな目だった。

優しく溢れた涙の後へキスをした・・・痺れからか震えた揺れの手が自分を抱き締めた。
目を合わせる・・・潤む悲し気な目・・・足れた髪で、回りの視線を遮った。

いいかと声を出さずに呟く・・・いいと言った気がして優しく口づけた。
絡めとり塞ぐと、耐えるように応えた気がして男の子を包んだ。

呼び覚ますように触れる・・・吐き出せと触れる・・・弾け飛ぶ間も惜しみ互いを貪るように覆った。
どの時間帯かさえ知らずに求めあった。

果てた身を包む・・・その手は互いを強く抱き・・・それは同時に力尽きた。
即座にバスルームへ二人は運ばれ、湯船へ入れられると温かな湯が二人を包む。

そのままに出て行った黒服に苦笑いをして湯船へ凭れた互いを見つめた。
触れようとした手に笑って止めた・・・自分だけだったと男の子が苦笑いをして伸ばしたのだ。

『無理・・・』
微かな声音に笑み返すと、男の子は立たせ自分を綺麗に洗い自分も身綺麗にした。
ベッドまで運ばれると、互いに触れる事なく深い眠りについたのだった。

時おりやって来る事に驚いた・・・
『解放してやれ』
それだけ言うと出て行ってしまう・・・呆れた顔で覗き込む・・・照れた笑みで返し首を捕まえて口づけた。

それは始めろと言いたげに、疲れていたはずの体を重ねた。
いつの間にか、そんな役割にもなった自分に呆れた。

行為じたい楽しくて遊びのように果てさせる自分が怖くなった。
求められても受け入れられる自分・・・拒否もなく昂る自分に戸惑った。

悲し気な目は自分さえ戸惑う事に気づき、忘れたくて手を巡らせ気を沈めた。
果てた感覚は起こるが、それと似た自分と同じ子となら解消出来た。
足りなさに互いに苦笑いしかなかった。

成長しても、それは変わらずに身を重ねさせられていった。



ある日・・・家屋全体が騒がしくなり・・・黒服が迎えに来て部屋から連れ出された。
床につく男のそばへ座らさ・・・その隣に男の子が来て座り驚いた。

『お前らの先を見たくなった・・・それが見れず残念だ・・・』
初めて聞く声だった・・・手を伸ばし触れようとした手を男の子が払うと苦笑いをした。

『先を生きる為に出ろ(笑)。一生暮らせる分はやる・・・
笑みでする お前らなら外でも生きれる・・・(笑)生きてみろ』
黒服が二人の前に出した・・・昔教えられたモノ・・・通帳と印鑑・・・そして権利書だった。

『素晴らしい出来に仕上がった(笑)、歳は暫く隠せば大丈夫だ・・・行け』
視線は黒服に向くと、それは二人を立たせ頭を下げさせた。

連れ出された場所に驚き動けなかった。
『玩具の自立(笑)ましな生活を探せ。じゃーな(笑)楽しませてくれた礼だ』
黒服が言うと、二人へ深く絡めた口づけをした・・・それから優しい笑みを浮かべて出て行った。

『あの人だ・・・』
『くそっ!触りやがった・・・』
何だと振り向き、同じ視線へ向けた・・・スエットから分かる出来に笑って見返した。

『名は?(笑)』
『カグヤ・・・』
『俺はレン(笑)。頼んだ・・・』
何もない部屋に寝そべり目を閉じて待つレンに優しく触れ・・・変化していく自分に呆れ眺めたレンもいた。
フゥと息を吐くカグヤ・・・何だと見返したレンに口づけたのだった。


怠さは取れずに互いに声にした。
似た環境での学びに可笑しかった。
何より、触れると出来る自分の可笑しさ・・・それは辛さへ変化した。

様子が分かるとカグヤが静し事を収めた。
少しずつ慣れた環境に出ようと外へ目を向ける。
学びの中でも経営という分野は便利だったと、それだけは感謝した。

互いに才はあったのか、最初は似た場所から出れなかった。
全てに小さく纏め起動に乗る店・・・電話だけのやり取りに訝しげ、それが若い二人と知るに噂は早く 目覚ましく群がる中で自分を確立していった。

名さえ知れ渡り容姿も良い二人だっただけに囲みは半端なく起きたが、難なく離し自分の先を決めていった。

主のように歩く・・・アイデアは数多く、助けも多い二人・・・古くからいる者さえ簡単に任せ、それは潤った事で人さえ集まった。

そういう店、バー、他から招く店・・・徹底した場所だけに迷わずに安心を求め彷徨く人達には助かった。

迷える者を助け、底を見そうな者を引き上げる。
その道の者さえ手も出さずに利用する・・・二人へ伸びると、それは知らず知らずに はまりこみ抜け出る事も出来ずに落ちていった。

手を出さなければ、助けだと落とし口を緩めてくれる事もあった。
だからか必要以上に手は出さなかった。

ボスが落とされたら組は危なくなる・・・手下の憂さ晴らしさえソコで出来なくなる・・・そうなると指揮は弱まり身内で間違いが起こると知る。

けっして交じらないが、手助けの豊富さに二人へ頼れば大丈夫だとさえ影で済ませられた事に安堵した。

不意に拾う女・・・男女構わずに拾い、容赦なく落としていく・・・二人を求め利用される事を願い・・・快楽を求め彷徨う者もいた。

事情で先へ転がる事も知った。
回される出来のいい見映えの人が店へ来る・・・来ない者は全うに出れたのだと知った。

店へ回されても、ソレがあっていたのか自力で稼ぎ自分の先を見つけていく。
どちらへも転がる者は増えるが、誰でも拾って貰えると勘違いをする者もでた。

他の人が抱く・・・物足りなさは別の人へ・・・人を選ぶのだと皆が知ったのも最初の頃だった。

快楽を受けた者・・・不思議と次へ向かう事もなかった。
足りなさからかと聞けば、十分に満たされた満足と答え嬉しそうだと知った。

声を待つ・・・恋い焦がれていくが、落ちたら手さえなかった。
落ちずに自分を持てば声はかかり、いつの間にか肌の重なりに酔いしれた・・・


夢の先・・・それしかない者だけが落ちて行く場所・・・
それさえ真っ直ぐに向き合う者だけが、上り行ける・・・
自分の思う先へ伸ばしてくれる二人が居る街でもあった。
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