tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

ひなちゃんは! 31

2016-10-19 16:24:19 | ひなちゃん! 〈Rあり〉
《 昔を思い出す! 》


『だからぁ、ママが言ってたの!』
『他人の家になったと聞いたぞ?』
『本当か見たいんだもん・・・』

今日はサクとデートをする日だった。
ユナと夕べの話を言ったヒナは、楽しかった頃が思い出され見てみたいと、昔住んでいた家へ連れていけと頼みこんでいたのだ。

車中から見上げ、前と違う頑丈な作りの塀を眺め門から微かに見える家屋に目をとめ眺めた。

温かな家で誰が住んでいるのか気にはなるが、全く違うさまに言葉は出なかった。

子供が帰って来たようで、笑みで迎え入れた姿にヒナは同じように微笑んでいた。

『家に帰れたって嬉しそうだね・・・』
呟くヒナに笑み返すと、行くぞと促しサクは車を走らせた・・・
スレ違う車に気づくサク・・・・運転手同士が苦笑いをした。

ヒナは気づかなかった事に安堵して彼はスピードをあげたのだった。

笑いながら車から下りた二人・・・・ルナの笑みで大丈夫と気づくゼンだった。




携帯の電源が落とされた・・・・またかとラン達も呆れたが、謎の仕事かとゼンに聞く・・・苦笑いして謝るゼンに仕方ないと、彼女達は自分達の仕事に向かう。

ハルトがゼンを囲い出す・・・
『まだ我慢しろ(笑)仕事が貯まると今はヤバい。
終わったら行かせてやる(笑)』
いつしかカズサ達も部下に仕事を任せ、ハルトと一緒にゼンを囲い皆で仕事を回して行く。

嫌われると脅し、彼女へメッセージを残す彼らもいた。
鳴った携帯を取り上げてハルトが話をする・・・・

『掴まえて仕事をする身になれ(笑)まだ終わらないのか?』
『ごめん(笑)急ぎが入ってるから、マメに電話をするようにしてたわ。
逃げてんの?』

『セーフ(笑)。何で切る・・・・』
『集中したいからよ(笑)邪魔が入ると面倒だしね・・・』
『明後日に帰ると思うか?』
『 ・・・・・』
『無理か・・・だよな・・・・』
不可能と知るが予測も出来る二人・・・ルナにも響くと悩むハルトはゼンに苦笑いをする。

『(笑)ため息はするな! 確実にやるから・・・・』
『延期もキャンセルも無理だ(笑)俺だけじゃ先方に迷惑もかける』
本当に大丈夫が気になるハルトに苦笑いをして仕事を続けるゼンだった。

一日を稀にないデスク作業に疲れ、彼らと戻ったゼンは部屋に入り込んだ。
ハルトが迷い一緒に部屋に入り込んだ・・・互いに苦笑いをする。
『ハル(笑)いいから帰れ。ノンが待ってるだろ・・・』

『(笑)わたしぃ?』
キッチンから自分の名が出たと顔を覗かせたノンがいた。
驚いた二人が見あった・・・・
『おかえりぃ(笑)夜食を作ったから食べれば?
ハルちゃんは待っててね(笑)持ってくから・・・・』

戻ろうとしたノンに、笑みながらキッチンから出てきたルナがいて また驚いた。
『なんで驚くのよ(笑)、ゼンのピンチはルナが一番気づくでしょ。
ハルちゃんは頑張りました(笑)』

ギュッと抱き着いて頬にキスをしたノンは、ルナから紙袋を受け取るとハルトと一緒に部屋を出るのだった。


『 ・・・・・マジでごめん』
ゼンの呟きに笑み、ルナは彼を抱き締めた。
『終わらせる事もしないで来たんだろ・・・・』
『締切のあるのだけ片づけて来たから大丈夫よ(笑)』

充電するように抱き寄せるゼンを支え中に行く二人だった。


何をするにもゼンは、子供と同じように離れない。
それが可笑しくて自分に笑い、話の種にする彼もいた。

変わらず電源が入らないルナの携帯・・・気になりながらも彼女を包み込んだ。


いつもの優しい匂いに笑み、ベッドから出たゼンはシャワーを浴びてキッチンへ入り込んだ。
彼女を抱き込んで笑み、爆睡出来たと朝食を口に運んで貰った。

出掛けもルナの見送りつきで仕事に向かうゼンがいた。
やっと定時で戻れたゼンとハルトは、久しぶりだと飲みに出かけた。

いつの間にか、カズサとトウヤが交ざり飲んでいた。
変わらず楽し気な時間だと、ふらつき酔いながら自宅へ戻った。

サトミが仕事帰りだと四人と会った気がした・・・・エレベーターから下り・・・・


気づけばベッドに寝ていて・・・・外は明るかった事に驚いた・・・・

迎えに来ないと電話をするゼン・・・・呼び出し音は止まらなかった。
休みだったと苦笑いをして、よく見れば着信の履歴は彼らからも来ていた。

飲み過ぎて爆睡もしていたので、誰も出ず・・・自分も出れなかったと勝手に理解し、寝室を頭を抱えながら出たゼン・・・・
ハルトが同じように入ってきた・・・既にリビングで爆睡しているトウヤとカスサがいた。

水のボトルを手にし寝ていたのだ。
『ノンは?来てない?』
『ルナも居ない・・・・』
『あー飲み過ぎた・・・・』
『あの酒、俺は飲んだか?』
『(笑)無かったろ・・・』

水を渡されハルトも飲み込むと、床へ寝転び両手を投げ出した。
『どれだけ飲んだっけ?』
『お前も記憶ない?』
カズサの呟きにトウヤが驚いて皆を眺めた・・・・

『久しぶりにない(笑)』
『家に帰れた記憶はあるぞ?』
『俺もある(笑)それにサトミに会って部屋の前までは覚えてるぞ・・・』
『女供が居ないぞ(笑)』
『俺らは頑張ったろ・・・』

『女・・・・・連れて来たっけ?』
『あっ?』『ん?』『ハァ?』
どうだったか覚えもない彼ら・・・・ヤバいと互いに思い出せと苦笑いをした。

全く甦らない記憶・・・・抜け落ちた記憶に不安が走るのだった。
彼女達の携帯の電源が落とされていた事に余計に苦笑いしか出なかった。

ソウへ連絡を入れると、知らないと言う・・・・直ぐに切れた電話に、不審な顔のゼンだった。
直ぐにメールがきた・・・
『授業中だから、これ以上は話せません(笑)だとさ・・・・』
『ん?ソウは何の学校?』
『休みだろ(笑)』
『 ・・・・・』
いいかと、その場で彼らは眠り始めたのだった。


穏やかな優しい雰囲気だと、彼らが寝惚けながら笑いだした。
『なんだ(笑)同じか・・・・』
『だろうな(笑)団欒を思い出してんだろ』
『昔、あったな(笑)酔った俺らはホッとかれて女だけで飲んでた』
『あーあったな(笑)』

アハハと笑い合う彼らに、誰かの声が落とされた。
『男付きだけど?』
言葉に飛び起きたのか、彼女が居たと飛び起きたのか分からなかった。
寝ながら話していた彼ら・・・互いに見合い彼らだけが驚いていた。

『ボス(笑)、久しぶりに4人で飲んだんすね・・・』
『飲み過ぎっすよ(笑)』
『久しぶりにその姿を見ましたよぉ(笑)』
『大丈夫ですか?水、飲みます?』

部下達が彼らの返事を静かに待ったが・・・・何も言えず、揃って飲んでいる彼らを見返していた。

言葉にならないのだろうと、諦めて片づけを始める部下達・・・いいからと促され、余った おかずを持たされるとルナは小遣いを渡すと、礼を言いながら帰って行った。


呆然としながらも、彼女達がいる安心感は彼らに襲いだし・・・また眠りこんでしまった。


ベッドだと気づくゼンはルナを包むように抱き締めた。
柔らかな笑みで眠る彼女の様子に笑み、彼は腕の中へ落とした。

そっと脱がせるゼン・・・・笑みながら彼女を求めていった。
優しく触れる唇を彼女へ張り付ける・・・・・そっとお腹から腰へ触れてきたルナの手に気づいた。

なんだと彼女を眺め笑むが・・・思い出せという違和感が増していった・・・そして細やかな自分の記憶・・・。

『ルナ(笑)酔って動けない俺を襲ったろ・・・・』
耳元で囁くゼンに微笑んだルナに笑み返した。

昂りは急に自分を呼び起こしたが・・・その瞬間が・・・・来なかった・・・
抑え込まれた自分に微笑んだルナと目があった・・・・彼女の唇が触れる・・・・果てたくても塞き止められた自分に気づいたのだ。

息も耐えそうな自分・・・より硬直する自分を逃す事も出来ず力が入り、滑り出す彼女の手に微かな声が漏れていった。

やっと捕まえた彼女が口付けながら、彼の手を頭の上へ押しやった。
絡めてくる彼女に答えていたが、スベるように流れる彼女の手がより張り付き出した事にきづいた。

自分に股がり襲う彼女に笑み、待つほどに来ない彼女に耐えた。
名を呼ぶゼン・・・そのたびに口付ける彼女に浸った。

全身に彼女が触れた記憶・・・酔いの中で身動きも出来ずに笑み彼女を感じた記憶が甦った。

深みへ落とされて、眠り込んでいたのだと知った。
『み、皆でか?』
『そうよ(笑)サッちゃんも頑張ったって・・・大丈夫で良かったわ』
『ルナ・・・・・』
『も少し頑張って・・・』
『い・・・っ!』
嫌だと言えなかった・・・・襲い来る波が邪魔をしたのだ・・・

『イカせろ(笑)・・・・っ!』
荒い息も耐えそうな勢いのゼン・・・戻るなと唇を奪うゼンだった。
やっと許しをこえたように力尽きたゼンが逃がすかと抱き込み自分を落ち着かせるように待った。

『(笑)ゼン』
『ん?』
『知らない誰かの匂いを連れて来ないで・・・・サッちゃんが泣きそうだった』
驚いたゼンが記憶を辿る・・・・

『ご、ごめん。一時間しか居なかった・・・あとは屋台・・・・バーも女は居なかったぞ?』
『記憶がないか(笑)・・・ 』
『話せ・・・・』
目を合わせ言ってくれとルナを見つめるゼンに笑み返した。

『女性に送られて帰って来てたわ(笑)、だからサッちゃんが引き受けて離してエレベーターに乗せたの。
妊婦に何してくれてんの?
危ないじゃない・・・・』
『ヤバい・・・・』
『ヤバいね(笑)記憶ないんじゃ・・・』

ごめんと謝りながら彼女を抱きしめて、思い出せと考えるゼンだった。
『(笑)ゼン、女性と寝たかと思い出してる?』
『ごめん・・・』
『(笑)信じてるわよ?』
『ごめんしか・・・・・飛んだ記憶に・・・』
『ゼン(笑)自分を信じてよ・・・』
『あー何か怖い・・・・全員で記憶を飛ばすってヤバい・・・』

『(笑)乗りきった安心感じゃない?』
言われて足まで彼女に絡ませて、肌で彼女と感じ取るゼンに微笑んだ。

『ゼンは、離せって怒りながら帰って来てた(笑)
皆もそう・・・カズサなんて、お前としなくても俺を落とすランがいるから必要ないって叫んでたわ』

ルナの言葉に驚いて眺めているゼン・・・・
『サッちゃんが眠れなくて買い物に出たの(笑)その帰りに皆を見つけた。
女性に支えられて、歩いててガッカリしてたんだけど、振り払ってたから我慢出来たって(笑)

で、マンションに着いたから私達に電話をしたらしいの。
それで下へお迎えに出ました』
『酔ってて、ごめん・・・・』

『いいえ(笑)。ちゃんと最後まで聞いてて。
女性と言い合ってる時に私達が、下に着いたわ。
構うなと地面に寝転んで言ってた、皆の迎えに喜んで抱きついてきたしね(笑)ランも安心してたわ。
だから帰って貰った(笑)代わりは不要ってね、それは私達が謝るわ、ごめんね(笑)』

ルナの言い方に苦笑いして、それでも謝るゼンに微笑んだ彼女がいた。
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