tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

ハロウィン2016 -5

2016-10-29 14:28:51 | イベント 関係の お話
春が来て、新しい生活は始まった・・・・思いの外出来のいい二人は転入が珍しく目立つ上にライバル視され学校へ行きにくくなった。

それに加え体調を崩すイチカが居ないと、ユメノまで学校を休む事になりトウコが焦った。

親代わりのトウコとフユキが呼び出され行ったが・・・・
『あの校風があわないんだ・・・・』
校舎や学生の過ごす様子を眺めたトウコが、帰り道で呟いた。

確かにと思い出すフユキも考えていた。
二人の通う大学名で態度を替えた担任に驚いた。
学年主任の先生は、出来のいい二人を早く通わせろと惜しみ無く言った。

本人の意思は勉強全ての校風で、成績評価を眺め、掲示板へ貼り出され自慢する子や睨むように眺める学生までいて驚いた。

近場の学校へ事情を話し見学にと許可を貰う・・・同じように聞かれた大学名で誉められながら案内をされた。
比較的緩やかな学校だった・・・道を隔てた場所にある中学・・・・それ以上に緩やかな学校もあると聞いた。



迷いながら帰った二人・・・・そっとオミ達とユメノ達の様子を見ながら相談しあうのだった。


閉校された校舎だった・・・
小学生から上は高校生までが通う学園だった・・・
通って居なくても参加出来る場所でもあり、見学を兼ねて二人を連れてきたのはフユキだった。

反対された事で、フユキは内緒で二人を連れ出したのだ。
その日は自由参加も出来る日だった。
一ヶ月後に控えるイベントに向けての話し合いのようだった。

通う生徒の中で参加したい子達だけが集まり話し合うのだ。
先生は交ざらない・・・笑みを浮かべて会話をして相談しているのを見ていただけだった。

『君のアイデアはあるかい?』
笑いながらユメノ達に声をかける先生に驚いていたが笑み返した先生が言った。
『アイデアは数多いと皆が助かるんだ。一つ増えたら知らない誰かは助かるし、一つ覚えられる(笑)
楽しみが増えたら、もっと楽しさが増えるだろ?』
そうかと笑うイチカだった。

『毎年、仮装してるんですか?』
『(笑)場所によっては、しないよ?』
『そっか(笑)最初から仮装すれば、楽しいんじゃない?
高学年は恒例のお店をすればいいし、クラブの子達は発表する場所に飾れば当日の手はあくよ?』

『クラブ?』
『(笑)そうだよ、音楽とか・・・・絵とか(笑)好きな事を好きな子達で部活を楽しんでるんだ。
絵は当日に飾れるように描いて作品展として見に来て貰うし(笑)音楽なら当日まで練習してライブをする』
『楽しそう(笑)』

『そうだね、ハロウィンのイベントに託つけて(笑)発表会とか学園イベントにしてるんだ』
『君は何が好き?』
端に居た生徒がイチカに声をかけた。

『(笑)絵を描く事・・・』
『風景?』
『(笑)空想・・・』
『油?』
『何でも(笑)今は色鉛筆で遊んでるの・・・・・』
『そっか(笑)隣の君は?』
『私?(笑)特別はないの、残念ながら・・・・』
『見つけれたらいいね(笑)』
さらりと言った子に笑み返した。

『ユメちゃんは作る事が得意よ?(笑)それは布だったり、食材だったり・・・なんでも・・・・ね!』
『それは暇だから(笑)つい手が・・・』
『何かアイデアもってそうだね(笑)』

『いーなぁ(笑)ふいに思って出来ちゃうって凄いよね・・・
ねぇ(笑)仮装の服を考えない?』
『一緒に?』
そうだと頷く子に笑み返したユメノが、不安そうにフユキを眺めた。

『なんだ(笑)してみたいなら交ざれよ。時間なら大丈夫だぞ?』
照れながら頷くユメノが、イチカと混ざりだした事に微笑んだ。

『確か白の服を着た子が妹さん・・・』
『はい(笑)隣は親友の妹で・・・引っ越してきて選んだ学園に馴染めずに居ます』
『だから(笑)この日に・・・』
『ココは大学の友達に聞いて(笑)、すみません親友に内緒で連れて来てて・・・・』

『二人の不安が取れずかい?』
『はい・・・前の学校では元気よくて、妹も友達に交ぜるほど明るかったんですが・・・・妹のように引っ込んでしまって・・・・』
『もともと頑張って振る舞ってたんだろう(笑)そこに転校する不安がきて行けなくなったんじゃないか?』

『それでも・・・・妹は体が弱いので休みがちで・・・ユメノは一人じゃ行けなくなって・・・・』
『君の妹は学校を選ばないのかい?』
『(笑)イチカが楽しめるなら勉強は俺が見ればいいかと・・・今は特に・・・』

『不登校の集まりと言われてるが・・・・気にしないか?』
『選択肢にはありましたから(笑)、今は親友が受け止めれずに居て・・・』
『だから入学じゃないのか(笑)』
『すみません(笑)』
『いいよ、ココは自由だ。どのみち公的試験は受けないと大検も受けれないからな(笑)』

『友達が大検を受けて来たと聞いてたので(笑)だいたいは知れました』
『(笑)その選択肢も?』
『はい(笑)親友にも、はっきり言いました。最終的にそれで幸せならと(笑)思いきり悩めと伝えましたし。
ユメノにも話してます(笑)イチカとじゃなく、自分の先の為にとも教えてからココへ・・・』

『お兄ちゃん(笑)、マサムネ君が画材を貸してくれるって・・・だから一時間だけ下さい』
『了解(笑)、ユメノは?』
『あ、楽しいから居たいって・・・』
『なら俺は一旦帰るぞ?』

『帰ったらバレますよ?』
『あーだな(笑)・・・ユメノ!一時間で帰れそうか?』
『(笑)終わらせまーす』
『だって(笑)』
『じゃ見学して時間を潰す(笑)行ってこい。だけど苦しくなったら連絡は忘れんな!』
分かったと頷くイチカが、男女数人と部屋から出て行った。

『珈琲飲むかい?(笑)あるんだ、フードコートみたいのが・・・』
『ん?離れていいんですか?』
『いい(笑)班長がいるんだ』
そういうと年上の生徒に声をかけて、ユメノと何かをしている生徒に声をかけて戻ってきた。

『ユメノ!休憩してくんぞ!』
『はーい(笑)』
笑いながら手をふるユメノに苦笑いをして、感心する先生に笑み後について部屋を出たのだった。


学校と分かるが、また違う雰囲気で給食室と繋がる場所があった。
それでも白衣はなく、エプロン姿の人達がカフェのように営業していた。

『地域の人達には憩いの場で(笑)、学校のようだがカフェとも呼ぶ。
学園の子達には低値で飲食は出来るから大丈夫だぞ?
俺には400円の珈琲だが(笑)彼女が通うなら保護者になり、タグを見せると君は100円になる摩訶不思議なカフェだ』
笑いながら説明をする先生に驚いて、珈琲を眺める姿に笑うのだった。



そして・・・・楽しかったと二人はカフェへ連れられてきた。
仕上がった所までを見せてくれた子達に礼を言ってフユキは二人を促し帰るのだった。

『合作か?』
『はい(笑)イチカちゃんとユメノちゃんは入学しないかな・・・』
『この絵も凄いな(笑)』
『ここにピエロを入れてってイラストをくれました・・・』
『サーカス?』
『(笑)みたいですよね、ちょっと違います』
含み笑う子に笑み返した先生だった。




ふと気づく・・・・教師が笑いながら、そっと声をかけた。
『来ちゃいました(笑)』
『気になって?』
『はい(笑)イッちゃんは仕上げたいって・・・』
『頑張れ(笑)、お兄さんは何処で待ってるんだい?』
『 ・・・・』
黙り苦笑いするユメノに驚いた・・・

『心配してないかい?』
『手紙は残してきたので居場所は教えて来てます(笑)』
『君は叱られない?』
『あー・・・・帰ったら話し合いします(笑)』

笑み返したユメノに頷くと、先生は美術室へと足を向けた。
笑みながらイチカが筆を動かしていた事に微笑んだ。
『先生?見学者の保護者の方が・・・』
受付の女性が連れてきた彼を眺めた。

『あ、イチカのやろう・・・』
居たと入り込もうとした彼を引き止めて先生が声をかけた。
『ん?君はイチカさんの・・・』
『あーはい。兄です。黙って出たんで迎えに・・・』

『フユキ君から聞いてないのか?』
『体験入学っすか?』
『そうだ(笑)イチカさんは絵を仕上げたくて来たそうだ。
ただユメノさんが置き手紙だけで来たと言ったからね(笑)気になっては居たんだ』

『ん?ユメノは何処に?』
『別の教室だよ(笑)』
『へぇ(笑)イチカなしでも居れるんですね。ここに しときゃいいのに・・・』
笑みながらイチカの絵を眺める彼に微笑んだ。

『君も賛成なんだね(笑)』
『どこでも(笑)勉強なら本人が頑張ればいいだけだし・・・・
それにしても、ちゃんとした絵も描ける事が知れて嬉しいっす(笑)
マンガちっくなもんだけと思ってたんで・・・・』
珍しそうに眺める彼を見て笑み返した。

『何です?』
『いや(笑)フユキ君と違うタイプだが考えは一緒なんだと思えてね・・・』
『関係が複雑で(笑)イチカが妹って知ったのは最近なんです。
だからあまりイチカを知らなくて(笑)色んな意味で真新しくて楽しいと体験してんすよ・・・

イチカー(笑)終わったら来いよ!』

『あっ!』
『あっ!じゃねーだろ(笑)これを置くな、電話しろよ心配すんだろ』
『あー持って来ちゃった・・・』
『あー・・・・』
『あーあ(笑)』

『いや(笑)雷はお前だから。ユメノの見てくるからな!』
『 ・・・・』
『オミくん?』
『(笑)頑張れー!』
スタスタと出ていったオミは、あちこちの教室を覗いては見学しながら歩いていった。

『あの人もお兄さん?』
『そう(笑)お口が直らなくて、お兄ちゃんに怒られてんの』
『でも優しそうだね(笑)』
『優しいよ?寂しがり屋さんだけどね(笑)』
笑うイチカに笑むと、皆はまた手を動かしたのだった。


ユメノが考えては話し、笑っては作り始める姿に驚いた。
ふと目が合ったユメノが微笑んだ。
『(笑)誤魔化しは無理だぞ・・・電話って覚えてなかったか?』
笑いながら話すオミに謝るユメノがいた。

『もう少しいい?』
『いいぞ、連絡しとく(笑) ユメノは楽しいか?』
頷く笑みは、いつもより明るかった事に安堵したオミだった。

『オミ君ありがと(笑)』
『礼は考えとくぞ(笑)終わったら俺を迎えに来いよー』

カフェがあったなと言いながら、見学して楽しむオミだった。
窓際で眠るオミを静かに起こすイチカ・・・・優しい笑みで返したオミに微笑んだ。

『これからも続けんならトウコを説得しろ(笑)
難しいのも知ってるが、内緒は駄目だ。ユメノが居て頑張れるトウコだからな・・・本当に来たい場所なら頑張って説明して話し合え。

ユメノ、お前の場所だから自分で話せ。言葉がたりない時は代わりに説明して話してやるから自分で言ってみろ・・・いいな』

『本当に助けてくれる?』
『そんなに大変な事か?』
『だって中学校って名前じゃないから・・・・』
『ん?前もだろ(笑)勉強なら間に合ってるけどな・・・それ以前にユメノが行ける学校じゃなきゃ意味は ねーだろ・・・・それがここなら説得出来んだろ?。
何で通いたいかを延々と話せ(笑)寝てる間にも話して洗脳してやれよ』
笑うユメノが可笑しくて笑いだした事に、微笑んだオミは頭を撫でた。

スッと頭を出したイチカに可笑しくて抱き込んだ。
『違うよ(笑)私も説得に交ざるから勇気を貰おうと思ったの!』
『残念(笑)やきもちかと思ったぞ』
笑うイチカに笑むオミだった。

『すみません(笑)ユメノの姉はトウコと言います。たぶん来ると思うので何も言わずに見学だけをお願いできますか?(笑)』
オミが見送る先生へ声をかけた。

『説得じゃなく?』
『(笑)それはユメノが自分でするんで、どんな場所かを説明してくれたらいいんで。』
『分かった(笑)』
じゃ、というオミを引き留めたイチカが腕をくんで先生へ頭を下げた。

『お願いします(笑)』
フゥと吐くオミは苦笑いをして、先生へと丁寧に頼むのだった。


イチカと手を繋ぐユメノ・・・オミが笑い引き流すと両手に二人を囲い話しながら帰っていった。

『保護者の方と聞いたが・・・親は?』
『一緒に暮らしては無いそうです(笑)親友の妹にまで親のように接している事に驚きました。
まだ二十歳にもみたない子が大人に見えます・・・・』

『今の子は会った事があるような気がするんだが・・・・』
『そうなんですか・・・・奇遇ですね』
『(笑)間違いかもな・・・
さて、入学にあたり医師の派遣も必要になるぞ?』

『あー弱いと言ってましたね・・・虚弱体質と・・・』
『だから家の学園が必要にもなる・・・それで普通に大学さえ突破していくんだ。
学校の教師の仕事はなんだと教えて欲しいもんだよ・・・』
聞きながらも苦笑いしか出ない教師に、含み笑う園長は戻っていった。

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