tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

sibling 30

2017-02-09 09:38:56 | sibling
ケイタの部屋・・・自分と同じ広さにホッとした。
『あートイレかな(笑)。ん?何個ある・・・の・・・』
わくわくしながら次へ向かう。
『あールカ君(笑)ん?』
部屋数を眺め上へと上がる・・・

真面目に考えた・・・物凄い階段の数・・・2部屋ずつある・・・
最上階は1部屋とベランダ・・・それはバルコニーに近い・・・
景色を楽しみ、回りには以外と高めの家は多かった。
大家族だからの高さは家だけなのだろうと微笑んだ。


『ここか(笑)』
『お母さん(笑)上の部屋はどうするの?』
『んー(笑)最初はね、ナツキに住んで貰おうと お父さんと決めてたの』
『ならそうしよ(笑)。タケル君とここ・・・
私の階はケイタ君。ルカ君とカオル君(笑)イッちゃんとリコちゃん。
リコちゃんがって思ったけど、空いた場所を客間にしたら男の子だとリコちゃんが可哀想だし。
イッちゃんのお友達なら(笑)イッちゃんの部屋って・・・』

『ん?下は?』
『あっちは、お父さんのお友達専用にしたら?(笑)前と同じでリビングに寝そうだし話したいなら部屋が一番だし・・・』
『(笑)それでいい?』
『ん(笑)良かった、ナツキさんが一緒で・・・』

『ルビーはナツキが好きだったのか?』
背からの声に笑うルビーが微笑んだ。

『怖いと直ぐに手を伸ばして助けてくれたの(笑)不安だと話しかけてくれて・・・ケイタ君に似てるなって思った。
ルカ君と仲良しだけど、今は私の方が一番の仲良しだよ。
凄く優しいの(笑)不思議とタケル君と違う優しさなんだけどね』

『ん?』
『(笑)兄貴!って感じの優しさじゃなくて、ふわっと包んでくれる優しさ(笑)そんな感じ』
『(笑)姉貴ってか?』
『お父さん(笑)、お姉さんの優しさは知らないもの・・・
強い優しさじゃないの(笑)そんな感じ・・・』
分からないと笑うルビーに、笑み返した父・・・

『(笑)ナツキはな、強さを求めてた・・・自分の中にも厳しくな・・・
辛そうに・・・悲しくても泣くなと自分を戒める。
それが父さんには辛い・・・優しさに包まれてなかった気がしてな・・・

初めて来た日にルカと親友って聞いたが、明るさは無かったからルカが連れて来たんだろうな・・・
タケルとルカで話しかけて道場に通わせた(笑)』

『ナツキさんの親・・・』
『聞いてない?』
ないと頷くルビー・・・・驚いた顔の両親を眺め苦笑いをした。

『今のナツキさんが好き(笑)。悲しい顔は見た事ないよ』
『そっか(笑)笑えるようになって、目標が出来た』
『叶って頑張ってるね(笑)』
『聞かなくていいのか?』
『いい(笑)聞くならナツキさんの声で聞く。一緒に・・・』

『いいか?リコを下にしてルカを』
『(笑)お父さんありがと。
そうするけど、ここはタケル君に来て貰う(笑)ルカ君はマリーさんも来るからね』
『そうか(笑)』

『イッちゃんとリコちゃんチームだからね(笑)』
『確かに楽だが(笑)タケルは大丈夫か?』

『頑張れって言う(笑)。タケル君が一番お家に居るのも少ないから・・・』
『あー確かにな(笑)。ナツキも安心だろ一番の兄貴って慕ってたからな』
『(笑)ありがと。お父さんは内緒にしてよ?』
おっけーと笑って呟きながらホッとした顔の父に笑み返した。


『お母さん・・・』
『言ってない(笑)、今はナツキから近寄ってくれないと困るかと思って・・・』
『そんなもの?』
『んー(笑)』
そうかと笑うルビーを下へと促した母が嬉しそうに歩いた。


イオリとリコの引っ越しが始まる・・・既にタケルの荷物は入れられたが、暮らすのは却下したルビー。

ナツキも住むと知ったリコとイオリが喜び、楽しく会話をしながら片付けをした。
ルビーも手際よくしまいこむ。
ナツキの荷物の少なさに驚いた・・・家具さえないと聞いて尚・・・

『(笑)必要ないだろ?寝に帰るだけだったんだ・・・』
『ベッド居る?』
『いいよ(笑)勿体ない。それより広すぎて寝れないかも・・・』
『だから家具で埋めるの(笑)何がいいか後で考えよ』

『ルビー?』
『(笑)ナツキさんは今日から私の優しいお兄さんだから』
『ズルい(笑)ナツキ君はリコにも優しい兄貴でね』
『 ・・・リコ(笑)俺!』
『イッちゃんは可愛いお兄さん。ナツキ君は優しいお兄さんなの!』

『可愛いって・・・(笑)そりゃナツキさんみたいな優しさは出ないけどさー可愛いってー・・・』
笑い合う中に交ざる父もいた。
くしゃっと髪を撫でる父の手に笑うナツキ・・・

『いつかの先で話すぞ(笑)考えとけ』
何だと眺めるリコ達に笑うと、タケルの部屋を片づけるナツキだったが・・・出てきて自分の部屋に戻った。

『あータケル君の所の片付け拒否したー!』
『えー駄目だよ(笑)ナツキさーん。上がりたくないから頼みますー』
『 ・・・』
『服が多すぎてさー半端ない箱から出すのは嫌だ!』
『(笑)お願い!』
覗いたナツキに3人の声が揃った・・・

『り、了解・・・』
やったと喜ぶ二人は自分の部屋に戻った。
何気にピースとサインを送るルビーに苦笑いをした。
遊びながらする二人・・・なかなか進まずに日を要した。

タケルが来ないと父が騒ぐが、夜勤や当番でより不規則だからと宥めるルビーは夕食で腕をふるった。

ようやく明日から、ルカとカオルが戻るはずだったが・・・面倒だとケイタまでが引っ越しとなった・・・ルカだけは仕事だったが、大丈夫とイオリに頼んだようだった。

ソファーから、キッチンを眺めるルビー・・・全部を済ませ部屋に戻った。
着信に笑う・・・そのまま出たルビーに何だと笑う早瀬の声にホッとした。

『疲れたなーって携帯を持ったら来たから可笑しかった(笑)。カメラあったかな・・・』
『(笑)疲れてるのに、ごめんな。それでも声は聞きたくなった』
『いいの(笑)、かけるか迷ってた時だったし』

『ん?(笑)ルビーがかけ直す?』
『いいの、時間が惜しいから』
『 ・・・』
『ヒナタさん?』
『(笑)ルビーの声に嬉しくて。この前、師範に来いって誘われた。
だけどな(笑)照れで忙がしいって断ってたんだ』

『知らなかった(笑)』
『ルビーの母さんは部屋は広いからルビーの部屋に泊まれとさ(笑)』
『あ・・・』
『マジで広い?』
『はい・・・広すぎて不安な時はクローゼットに入ってじっとしてます』
『冗談がうま・・・』
ふと声音に気づき黙ってルビーの気配を探すように聞き入った。

『ソコで寝ないで戻ればいいだろ・・・』
『通って?』
『そうだ(笑)布団は残してるんだろ?』
『はい・・・』
『今から迎えに行くか?』

『はい・・・』
『(笑)分かった、準備して待って』
『あ、待って!大丈夫です、お仕事あるから寝て』
ブツッと切れた携帯を眺める・・・怒られた気分のルビーだった。



静かに開いたドア・・・母の姿に苦笑いをした。
入れ替わるように来た足・・・それから目の前に座る早瀬がいた。
そっと出された腕に入り込んだルビーだった。

『静寂だよな(笑)』
『 ・・・』
『振り出し(笑)スゴロクみたいに最初から同じ事を進むだけだろ』
『んーそうだけど・・・ここが不思議と落ち着いたから・・・』

『クローゼット? まったく・・・大人のはずのルビーさん(笑)
皆のも頼んだけど、まずは自分のお世話をなさい。
明日は二時間ずらしたからね!』
『お、お母さん?』
居たのかと恥ずかしそうに笑うルビー・・・父の苦笑いに驚いた。

何かをボヤきながら出た母・・・頼むと早瀬に呟く父・・・そしてパタンと閉まると母の声も遠ざかった。

ふーと息を吐く早瀬がルビーに微笑んだ。
驚いて立てないルビーを抱き上げてベッドへ入り込んだ。
『あれは何で開けてる?』
クローゼットの扉は全開だったのだ・・・

『お化けは出ません(笑)だけど狭く感じてくる気がして・・・』
『(笑)色を替える?』
『新しいから・・・可哀想だし』
『(笑)ルビーが怖がってくれたからココで寝れる。
片付けで絶対に爆睡するから会えないとは知ってたしな。
携帯を持って(笑)かける前に寝てるって・・・』

『面倒で明日は全員にしました。少しずつだと楽しくて話すから日も伸びるし』
『タケルは何でマンション?』
『当番して、間をあけて夜勤とか続くから・・・近い場所だから楽だと思えたし・・・』

『(笑)という理由でナツキが戻る?』
バレてると笑うルビーだった。口付ける早瀬・・・優しく落とすので怖さはなくなったルビーもいた。

『ルビーが戻らなきゃ俺が会いに来れないだろ(笑)』
『ボーってしてる間に寝る時間になっちゃって(笑)』
『ルビー(笑)遅くてもいい。直ぐに出れる事は少ないが連絡はしてくれ』

『こんな時・・・』
『(笑)じゃなくていい。声が聞きたいとか・・・話したいとか(笑)
で、寝る時間を教えろ。
それまでに電話をする(笑)忙しくて無理なら電話は出来ないが・・・』
『ありがと(笑)ヒナタさん・・・』

柔らかな声に笑む早瀬は優しく口付ける・・・ルビーを追うように絡める・・・見つめる照れたルビーに、笑み返す早瀬は不安を取り去るように口付け大丈夫とルビーへ囁いたのだった。

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