tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

羽 9

2016-10-31 11:35:30 | 50on 羽
『年下に教わるのも悪くない(笑) ミンホ…泊めろ。明日は早い』
シユンは言いエレベーターのボタンを押した…


お婆さんが優しく笑みながら、スウを抱き締めてくれた。
『彼らは大人だから(笑)大丈夫。信じて待ちましょう…』
『言い過ぎたよね…』
『いいえ(笑)十分よ、感じ取れなかったらそれまで。
私達が頑張ればいいだけよ。
ハルヒには私達もいる…三人で、何か食べよう(笑)』

『りんご(笑)あるよ』
『あっ…ケーキあったわよ』
『ジュースなら残ってる(笑)』
『食べてる写真を送ろうか…』

三人はリビングへと向かった…。


噂が流れ…問屋街でも持ちきりだった。
彼らは構わず挨拶回りをし、先の予定を練り上げ 顔を広げた。

『もしもし?ハルちゃん?メールしたやつ囲われて…何とかならない? 本当に?(笑)助かるよ…だけど経費…あれ?エミルちゃんいるの?お願い…大丈夫よ。
フラムと一緒かぁ(笑)それでいい。じゃ出来たら回すわよ…。ハルちゃん…ありがとうね(笑)ん…体に気をつけて…』

椅子に座り込む女性を見つめた…
彼らと目が合い苦笑いした。上からかけ降りた女性が声をかけた。

『どう?最後の神頼みよ…』
『ちょうど、行ってた(笑)目の前にあるって…』
『やった(笑)』
『フラムとダブルから模様変えたらって言われたから少し違うわ』
『いい(笑)似た生地ならイケるよ。ハルちゃんなら私の好み知ってるから』
安心したように二人は見合う。

『また来たね…』
『(笑)貴女のデザインが良くて、諦めがつかなくて…』
『…いいわよ。気分いいし、受けるわ…』
『やだって…』
『だってティールに居た人達だったから…怖いし。本当に切れたか不安だった…』
彼女の言葉に驚いた彼ら…

『この問屋街は苦しめられてきたのよ、ティールとシャインには。
だから知り合いのバイヤーがシャインに入った時に約束してたの。取引はしないって…』
『なぜ…』

『貴方を知ってるわ。ハルちゃんと繋がってるよね…。
いつか会社を興す…その時に頼みたいから使わないって。
その代わり妨害された物を探すと。

いつかまで、力を付けるまで問屋街で負けるなって。
経営を学ぶ為にシャインに入ったの…反対されてたのに…』

『ここの人達から?』
『前からずっと顔を出しては、話をして(笑)繋がりを切らさなかった。一時は辛い日もあったけど、四人は通ってた…この問屋街に。
抱き込まれないココがいいって。

いつかの為に用意する中に、ココが必要って(笑)
表側が苦しくても私達は大丈夫だった(笑)世界から集めた代わりの品を運んでくれたから。
嘘はなく、情報も惜しまず流してくれてたから(笑)

あの店は、カナちゃんがイタリアへ情報を流してくれて契約出来てるのよ。
ブランドの契約はあっても一個人の情報は出されない(笑)
裏を守るこの場所が重要って知ってるから…(笑)

私しか知らないわ(笑)言わなかったの。貴方もハルちゃんの名前を出さなかった(笑) 出してたら一生…取引はなかったわ』

『これにハルは関係無かったから…言う必要はなかった(笑)』
『昔はいたのよ…写真を送ったら、知らないって笑ってた。
四人の知り合いには関わるなって、皆に言って暫く姿を消してた。

だから今も仕事はメールよ。私達しか知らない(笑)裏で繋がってるの…。シャインが手を引いたから(笑)自由が来るわ…』
『良かったよぉ…若いデザイナーが育つ(笑)自由に売れるし』

『ちょっとぉ…カナちゃんがイタリアへ飛んだらしいよ(笑)。ほら…前のヤツ』
『頼んであるよ(笑)聞いてたから』
『助かるよ(笑)。あぁ…インドの綿が来てるよ、取りにきな』

『ノン(笑)エミルちゃんいるの?書類難しくて頼んでたんだけど…』
『預かった…』
棚から出した封筒を渡した。

『中身は変わってない?(笑)デザインの変更はないわよ…』
『構わない(笑)』
『数が必要なら…声をかけるけど?』
『全部君にと…』
『つまらないじゃない(笑)。私の好みと客は一致するの?』
言葉につまる彼らに苦笑いをする。

『本当に真っ直ぐね(笑) 予算は教えてくれてた。あと二人は必要で枚数も同時期に上がるはず…。
で(笑)どーしたらいい?一人は子供用メインのデザイナーよ』

『予算…』
『だからね(怒)トキネが教えてくれたわよ。いつか…彼らが私の所へきて、私が受ける気になった時に封筒を開けてって。
よそ見は出来ないからって(怒)
全く…馬鹿の一つ覚えみたいに来るから』

『ノン…言い過ぎ(笑)デザインを選んで貰えて有難いでしょ。ハルちゃんの好みと一緒は、さすがにあり得ないと思ったけど…』

『ハッハァ(笑)ハルちゃん仕様の取っておきは出しません』
『マジ?』
『まずはウェディングで行くって聞いてたし…(笑)』
彼らが見合う…
『あのぉ…暇じゃないんで』
『任せる(笑)頼みます…』
頭を下げた彼らに驚く。

『り、了解…ミラ、仕事だ(笑)』
『ドレス作れる?(笑)』
『あー…マイと競争だな(笑)。カナちゃんに連絡して取り寄せて貰お(笑)』

『ハルちゃんのって言って(笑)ハルちゃんの会社じゃないヤツって…分かったぁ?』
『分かってるよ(笑)。エミルちゃんは?概要知りたい…』
『電話すれば?』
『海外なら切るもん…』
『ハルちゃんのにすれば?』
『いい(笑)ルイちゃんの頼まれてるし…居るでしょ、プレって聞いたから(笑)じゃね』
『あー(笑)…』と彼をみた。

口て笑う彼をみて微笑んだ。
『一つ…(笑)。彼女達が元気だと、私達は助かり潤うの。
何しろ彼女達の犠牲で私達は生きてるようなものよ…だから余計に彼女達の幸せを願う(笑)
協力するから……みなさんも協力して』
だから口にするなと笑う彼女達だった。



『先が見えてきた…』
『次を行こう…』
『だな(笑)』
『そしたら迎えに…』
『一日に一回のメールから』
『俺は毎朝の日課だぞ(笑)』
『俺は写メ返し(笑)…』

『なんだかんだ…繋がってる』
『シユンが言ったろ…。やっと通じた物は手放さないって(笑)。
同じだ…やり方は知らなかったから写メにしたんだ(笑)』
『ミヌは謝りメールから、日記になってたな(笑)』

『読んだのか(怒)』
『作りながら寝るな(笑)』
『読むな…』
『早く家に入れたらいいな(笑)』
『入れるぞ(笑)』
『あぁ(笑)家に泊まりたいってメールしたら空の写メがきたからな(笑)』

『鍵…開いてたのか(笑)』
『だから認証してる写真を添付した(笑)』
『次の写真はなんだった?』
あ?っと携帯を出して探した。それは、笑む母親が嬉しそうに建物から出る子供との写真だった。

『なるほどな…ミヌの母親だったのか』
『あ?違うだろ(笑)』
『同じ場所から出れる幸せか(笑)見送る幸せ…か?』
『シユン…読むな(笑)。なるほどな…』

『俺も貰った一枚の写真を見て考える…。
楽しい写真を送るが…日常の幸せは小さくても、貯まれば大きな幸せになってる。でも一緒にいたら…一緒に見たらってな』

『倍だな(笑)』
『だろ?俺たちは四人で固まると楽しいよな(笑)彼女がいれば違う楽しさもあり、共有出来れば嬉しさにもなる』
『帰って来いにするか?(笑)』
『だいぶ立つしな…』
歩きながら話す四人の笑みは消えなかった。



打合せをする四人…
今日も挨拶回りと策を練っていた…
『なんだ……』
『意味はあると思うか?』
と携帯を出して皆にみせた。
公園らしきベンチに座る女性は、小さな子供を隣にだき、二人の手はお腹に当てていた…。

『これは喜んでいいのか?』
『ただの一枚か?』
『読みすぎ?』
『カズサ…行ってこい…』
『電話しろ…聞け』
あ~と取り上げてボタンを押したシユン…

『呼び出しだ…』
カズサの耳に当てる…
『写真…。喜んでいいのか? どうもこうも…産むだろ…。
エミルは嫌なのか? 今どこだ…これから迎えに…』
切れた電話を眺めたカズサ…

『喜んでいいのか?(笑)』
ミンホが聞いた。
『微妙だった…だが産むとは言ってた…』
『場所は?』
『言わなかった…』

「トーイ(笑)あぁ…久しぶりだ。そっちにハルヒとエミルは居るか知りたい…。
場所は?何で内緒だ…そりゃ行くだろ。だから迷う理由が……分かった言っておく」
シユンはカズサを見て言った。

『1ヶ月は帰らないらしい。今の状態で話せないから待って欲しいと…仕事をしろだと…』
『体は…』
『大丈夫みたいだ。病院に行ったらしい。片づけて探しに行こう』
『シユン…行かせろよ…』

『違うだろ(怒)中途半端な状態の俺たちに負担をかけない為だろ。
恐らくハルヒに言われたから、その写真なんだろ…。気づいたら余計に頑張るだろうと…見ろよ』
シユンの携帯を見せた。

一人の子供が転び一人が助けて起こそうとしている写真と、手を繋ぎ走り去る写真だった。
『助けて行くぞって言いたいんだろ?二枚を繋げてあるから…』

『だから俺たちの写真も手を繋いでるのか…』
4つの携帯を机におきカズサに見せた。
息をはくとメールをする。

《 体に気をつけろ・・・先に進むぞ 》

『短いぞ…カズサ』
カシャ…シユンがカズサを取るとハルに送る…

暫くして返る写真をカズサに転送した。そこには携帯を眺め微笑んだエミルがいた。手はお腹にあてている姿だったのだ。


それからは毎日が回り出してきた。長い長い暗闇から抜け出せた喜びが彼らを動かした。
1ヶ月はとうに過ぎていたが、彼らは気づかずに忙しなく動いた。

『短い期間で…すまなかった』
『いいえ(笑)3ヶ月以上あったし、決まれば早く出来上がるわよ。私達は早い方よ…』
『何?あれから…』
『まる4ヶ月(笑)になるわよ。ありがとね…またよろしく!』
動かず呆然とする彼らを眺め、出ていくノンだった。

『そんなに立ったのか?』
『忙しくて…』
『写真も変わらずだぞ…』
『しいて言えば、カナの写真の国が違う気がする…』
『トキネもだ…アジア系だ』

シユンが後ろの品を移しこみ四人が入る写真を送った。

暫くして、彼女達が海で遊ぶ写真が送られてきた。
『一緒だ…』
『楽しそうだな…』
『この海じゃ…』
『分からない…』
『明日に持ち越して…だな』

『いつ産まれんだ?』
『…だよな』
苦笑いするシユン。
『シユン…聞いてみろ(笑)』
『なんでだ…』
『ハルは返すじゃないか…』
『一日一枚だ…』
『いいからやってみろ…』
『ほらぁ…カレンダーを撮せ』


仕方なく送るが…着信音が鳴る。
ソレは皆にきたメールだった。
歴史的建築物、水族館、ホテル
そして空港…だった。




熱い日差しに目を細める。
大型のタクシーを呼び、携帯の写真を見せた。

「バカンスですか?」
「英語…大丈夫で有難い」
「観光地ですからね(笑)屋根についたマークで分かりますよ、次回もご利用下さい…。

ホテルは予約してます?電話してキープしないと。
外国の方は多いんですよ(笑)来てから部屋を取る人が…。
駄目だったら言って下さい(笑)貸し切り出来るホテル知ってますから」
と名刺をだした。

「連絡くれれば(笑)私の連絡先です…ご安心を」
笑みながら走らせる運転手だった。
電話をしてみたが、部屋を取れず運転手に話すと車を止めて電話をかけていた…

「行きましょう(笑)」
安心させようと一人話す運転手に苦笑いと感謝をした四人だった。
ジャンル:
モブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 羽 8 | トップ | 羽 10 »

コメントを投稿

50on 羽」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。