tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

ハロウィン2016 -7

2016-10-29 14:29:42 | イベント 関係の お話
『(笑)お父さん!』
『ん、久しぶりだね・・・というか初めてだよ?』
『すごーく(笑)幸せ・・・』
『会えた(笑)会えた・・・・大丈夫って本当だった。優しいよ?』
『寂しがり屋さん(笑)』
笑うイチカがジッと眺めた。

『んー大変(笑)お兄ちゃんが2倍よ?』
『ん、発作みたいに苦しくないから平気だよ(笑)』
『ん(笑)寂しくない・・・家族が増えたから楽しいんだよ?。

ユメちゃんが一番のお友達で・・・大丈夫、ちゃんと頑張ってするもん。
迷惑かけちゃうから本当は、離れて暮らせばいいけど駄目って・・・・

分かるよ(笑)お父さん・・・・お兄ちゃんが大変って思ってたから。

そう全部の時間が私の為にあったから・・・・苦しくても我慢してた。
(笑)今はしてない、本当だよ。

あのお姉さんは大丈夫だったかな・・・お父さんが助けたのに・・・オミ君の為に準備してたから。

そっか(笑) そうだよ同じの準備出来たし・・・

えっ!』

驚いて振り向いたイチカ・・・・部屋の入り口にフユキとオミが驚いたままで立っていたのだ。

慌て父親の気配があった場所を眺めたが、既になく・・・辺りを探したが残念そうに項垂れた。


『イチカ? 今みたいな事は昔からだったか?』
『 ・・・・・たまーに・・・』
『父さんの姿が見えた?』
『んーはっきり見えるんじゃなくて・・・・何となく? それで聞こえる気がする・・・』

『お姉さんは?』
『オミ君が大好きだったラナさん・・・凄い片想いしてたけど、隠して一緒に遊んでたの・・・』
『オミ? お前の女じゃなくて?』

『お姉さんは、あの日・・・告白しようとしてたの。お祝いのカードを贈ってから話そうとしてた。
だけど言わなくていいって・・・だから、もう一つの伝言をしたの』

『俺も(笑)ラナに言おうと思ってたんだ・・・親から逃げたくて・・・苦しくて・・・それをラナが頑張れって、そばに居てくれてたから』

『(笑)だから嬉しくて、違う伝言になったんだね・・・
私も頑張るね(笑)だから、お迎えはいいや』

『駄目だ!』『嫌だ!』
兄達の重なる声は、思いの外 大きく・・・起き出したユメノが驚いて飛び起きた。

『い、いくら兄貴でも女の子の部屋だから遠慮して下さい!
お姉ちゃん呼ぶよ?』
『起きて来れねーよ(笑)』
『なんで?』
と、ユメノとイチカが言うとトウコを呼びに出ようとして引き留められた。

説明しようがない二人・・・焦るフユキがユメノを布団に入れてイチカもベッドへ寝かせた。
理由を言い出そうとしたオミの口を塞ぎ睨んだ・・・

『てめぇ・・・ちゃんと言わねぇと駄目だろ!』
『まだ早えーんだよ!黙っとけ!』
『ガキから教えとけよ!』
『うるさい!』『うるさいです!』

喧嘩が始まりそうでイチカが叫んだ。物凄い怒り顔のイチカに慌て抱きついたフユキは、寝かせようと背を撫でた。

『もう小さな子供じゃありません!』
『どの意味でも、お前は口にするな(笑)』
『分かりました(笑)でも、喧嘩は駄目です・・・悲しくなるから・・・』
『(笑)しねーよ、3人で寝よーぜ!体験してみたかった・・・』

イチカを挟んで飛び込んだオミに、フユキが苦笑いをした。
『ユメちゃーん・・・』
『頑張れ(笑)私はお姉ちゃんとこに行こうかな』
『やーよ!』
直ぐに声がしたトウコが覗いていたのだ。

『じゃ俺が代わりに寝かしてやる』
そう言ったカオルは、ユメノの布団に上がり寝そべった。
『あ、偉い(笑)布団に入ってない』
『女の子だしねー(笑)一応・・・』
『一応でごめんなさい(笑)』
『ん、俺はガキは襲わねーよ』
『 ・・・・』
『 ・・・あ・・・』

はたと気づくカオル・・・深いため息をするフユキやトウコだった。
諦めたトウコもユメノの隣に寝そべると、ユメノは嬉しそうに眠り出した。
笑うカオルがトウコにキスをした。

驚き見合ってたが・・・・イチカのベッドへ視線を向ける。
驚いていた彼ら・・・一緒に覗いていたイチカの目はフユキが塞いでいた。

『お兄ちゃん(笑)大好きだからキスをするんでしょ?』
それくらい分かるという顔のイチカの顎を掴むフユキ・・・

『大人になって、本当に好きなヤツが出来たらだからな!』
『知ってる(笑)前にユメちゃんと聞いたから』
『だ、誰に?』
『トウコお姉さん(笑)』
おやすみと寝始めたイチカに驚いて、今度はトウコを眺めた。


『ちなみに、ぜーんぶ話しました。いつかの為に・・・
ミチルと本を読んでからね(笑)』
『せ、性・・・』
『そりゃそうよ、習える母親は二人には居ないの。
この際いうけど・・・・精神的に色々あって遅かったけど、体は女へ変化し始めたわ(笑)
意味は理解してよね・・・・トイレの籠は無闇に覗かない事(笑)
思春期突入しそうだから、嫌われるわよ?』

『始まった?』
『先月ね(笑)恥ずかしいから内緒の出来事になった。
大丈夫(笑)女だけで、お祝いはしたの・・・』
『食べに行った日?』
『そうよ(笑)』

『トウコ・・・・サンキュ・・・』
『いいえ(笑)、妹とはいえ女の子だからね、常に意識してよね。
ロリコン男子なんだから(笑)』
『あーガキのままにしてぇ・・・・』
呟くオミに苦笑いすると静かに眠り始める兄達がいた。


『お兄ちゃん・・・』
『ん? ・・・お、起きてた?』
『(笑)今ね・・・・・夢で、お母さんが お兄ちゃんに言ってたよ・・・
大丈夫よ、迷わず進みなさいって・・・・私のせいで迷ってる事があった?』

『ない(笑)大丈夫だ。
少し進路を変更しようと考えてたんだ、それをしたらイチカと遊ぶ時間が減るから』

『物凄く?』
『そーでもない(笑)、不規則な生活も増えるからだ』
『それは体を壊さない?病気・・・』
『ならないと信じろ(笑)、普通の風邪くらいだろ・・・』

『それも嫌だけど、看病は私にも出来るよ(笑)』
『その時は頼んだ(笑)、ひかねーけどな』
ハハハと笑うイチカに笑み返した。
オミの寝息に笑むイチカ・・・

『大丈夫だろ(笑)』
『ん(笑)平気・・・・
お兄ちゃん、皆と知り合えて良かったね・・・・いっぱい頑張った お兄ちゃんだから(笑)助けて貰えてるね』
『だな(笑)直ぐに転校したけどな・・・』

『んーそれは大丈夫だよ、あそこに行ったのは家族を迎えに行ったって事にしよ(笑)
オミ君が引っ張ってくれたから、皆で暮らせてるし(笑)』
『嬉しいか?』
『凄く(笑) お兄ちゃん大好き!』

『それは(笑)安心した・・・イチカも頑張れ!大丈夫だから・・・』
『分かった(笑)、前みたいに話してね。分からなくても・・・・』
『そうする(笑)、学校の手続きはしたから通えるぞ』
『ほんと?』
『ホントだ(笑)だから頑張れ!』

『ん(笑) ・・・・・・』
『(笑)ユメノも一緒だ』
小さなガッツポーズをすると、ストンと安心したように眠り始めたイチカに微笑んだ。


『その幼さは直んのか?』
『(笑)起きてたのか・・・』
『大好きの声で(笑)』
『(笑)・・・・・外に出て自覚してきてるし、大丈夫だろ。

殆んど行けてなかったんだ、出れたのはユメノと会ってからなんだ。
小学校では保健室で勉強して、それでも他の生徒に言われて行き難くなった。

だから、学校を抜け出して迎えに行って家で勉強させて我慢してる間に俺は戻って宿題と範囲を教えて貰ってから早退してた』

『ん?よく高校入れたな(笑)』
『認定テストを受けたんだ、試験会場で頼んで待たせて貰ってから受けてた(笑)
時間があれば二人で勉強してたんだぞ(笑)イチカは一緒に出来るから遊ぶように勉強してたんだ』

『だから出来はいいのか(笑)』
『そりゃそうだろ(笑)絵本は辞書だったんだ・・・』
『あ?』
『今度覗いてみろ(笑)イチカの落書きは半端ねぇぞ。
絵がないから俺が可哀想だって(笑)意味の近くに絵を書いてた』

『それから絵を描くのが好きになったのか?』
『そうだ(笑)誉めたらだったがな』
微かに笑むフユキに笑み天井を眺め、今の温かさを楽しんだ。



並みは緩やかになり、穏やかな日々をイチカは過ごせた。
変わらず季節の変わり目は体調を崩すが、学校の友人は増えユメノと共に笑う日々は続いていた。


ある日・・・・
オミが久しぶりにヘコむように帰ってきて、昼寝をしていたイチカを抱き込んで眠り始めた。

驚いたが、いつもと違うオミが不安になり我慢するようにジッと様子を伺うように起きるのを待っていた。

そっと寝返りし頭を撫でるイチカに驚いた・・・・
『私に難しいなら、お兄ちゃんに言ってみたら?』
『 ・・・・』
『イチカ・・・顔は?・・・・・』
『顔?』

急にイチカは知らない事だと思い出して押し黙るオミを見返した・・・
フユキが来て、飛び起きたオミは部屋へ連れ出した。

『どした?』
『 ・・・・ババァが死んだ・・・』
『そうか・・・・・・』
『葬式に参列しろって言われた』
ジッとオミを見つめていたが・・

『行けそうか?』
『ユキとイチカもだ・・・・』
『なんで? ・・・・お、俺は分かるが・・・なんで・・・』
『分かんねーよ・・・明日、迎えに来んだとよ・・・拒否はねぇ・・・
ぜってぇとか ぬかしやがった・・・』

『イチカ・・・・』
『防ぎたいと言ってた・・・何か、やらかすのか?』
『もしかして・・・俺の両親と、やり取りしてたか?』

『やっぱ、そう思えるか?
俺もだ・・・イチカから聞いた話だと、繋がりは切ってねぇよな。
ユキの親父は自分の子じゃないのに大事にして、俺にまで会わせてくれてたんだ・・・』

『スゲェ父さんだったな・・・・』
『半端ねぇくらい愛してたんだな・・・・その優しさがユキにもイチカにもあるんだ・・・・いいな(笑)』
羨ましそうに笑むオミだった。

『大丈夫だから連れてって(笑)』
ドアから顔を覗かせたイチカに驚いた・・・・
『だけどオミ君・・・私のお祖母ちゃんじゃないからね?
ジッとしてるけど、いい?』
『いいけど・・・・』
『お兄ちゃんの本当のお父さんの親でしょ?』
『 ・・・・・』
オミが黙る・・・・

『イチカも繋がるんだ・・・・』
『 ・・・・・・あ、だからお父さんは二番目のお父さんなの?』
『父さんが言った?』
静かに頷くイチカから涙がこぼれた・・・・

『お父さんが・・・誰かと繋がるだけが家族じゃないよって・・・
お母さんで繋がってる私と、お兄ちゃんとオミ君は向こうのお父さんと繋がってて・・・って思ってた。
お父さんが仲間外れみたいだ・・・』

『それはねぇよ(笑)イチカの親父に、お前はそっくりだから。
間違うな!血は関係ねぇぞ!』
項垂れたイチカの手を引いて抱き寄せたオミだった。

『おじさんに愛されて育ったイチカが本当のお父さんにした。
愛し過ぎて俺をよんだんだろ(笑)スゲェ父さんだな・・・』
『大好き(笑)』
『死んでもイチカの中に居るもんな・・・・・』

『オミ、行く・・・・少しは助けて貰ってたからな。父親だけに礼はしてくる。ババァはついでだ・・・完全に切り離してやる・・・』
『(笑)だな。ババァとの繋がりは終わった。それよりだな・・・・イチカはババァは見ねぇよな・・・』
ふいに思いフユキを眺めたが、確かにとイチカを眺めた。

『そうそう幽霊はみないよ(笑)そんなに怖くないし・・・今までも見てないし(笑)』
ならいいとイチカを見ていたが、不安は払えずだった。
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