tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

exceed 5

2017-02-24 08:13:56 | exceed
『君の家族は?』
『 ・・・母方の祖母と弟が・・・』
『(笑)幾つ?』
『今年13になりました・・・』
『(笑)ハズキは?』
『誕生日が来たから19になりました・・・』

『少しでも(笑)区切りがつけられる歳は・・・』
本当に調べたのだと思え、ハズキは驚き代表を見つめた。
『二十歳を迎えたら・・・
だから余計に怖いです・・・その前に出ますから』
『逃げる手立てはあると言ったろ(笑)』

言葉を切って声にした代表の言葉に、涙がこぼれた。
それは不安でもあり、ハズキには怖くもなった・・・

『私と近いと知られる事が怖いからです・・・私は・・・皆さんも・・・皆さんの家族までも・・・防ぐ力は、まだありません・・・
本当の戦争みたいに・・・負を作り嘘で回りから固めていきます。
それは裁判官さえも向こうへ落ちていますから・・・』

『家族は事故で?』
声にした代表に、聞いて居なかったのかと見返したハズキを優しく抱き込んだ代表だった。

『俺にも生きてたらハズキ位の歳の妹がいた・・・体が弱くてな(笑)稼ぎが増える前に手術さえして貰えずに逝った。
お前に替わりの恩返しをする(笑)だから遠慮しないで全部吐き出せ』
それでいいと呟く人に凭れ静かに泣き出したハズキだった。


『パソコンの腕は何処で?』
涙を払いながら聞く代表に、諦めて居なかったと知ったハズキは静かに声にしていった。

『カレッジの合間に・・・』
『 ・・・・卒業』
『しました・・・戻ったから・・・バレてしまって・・・』
『勉強は好きか(笑)』
『考える事が一つになるので楽でした・・・向こうなら特別、気にする人も居ないので学校側へ許可を貰って偽名でも過ごせました』

『(笑)親友が出来たら、少しは楽だと思えなかったのか?』
『(笑)バレた瞬間に敵になってしまいますから・・・
人見知りの激しい外国人でした(笑)』
『(笑)それに徹した訳だ・・・頑張ったな・・・』

『だから』
ハズキの声に・・・代表の舌打ちに驚いた・・・ムッとした顔から笑みに替えた姿に苦笑いしか出なかった。

『一番多く出たのは、ハズキのお姉さんの事だけだった。
途中で紛失したようだが、複雑過ぎて怪しいと全部のデータを隠してた・・・それを見せて貰ったんだ・・・』

『 ・・・父方の叔父が揉み消したのでしょう・・・』
『ハズキも危なかったとあったぞ?』
『 ・・・標的は私でした・・・
試験の為に出された事・・・それは病院内だった事・・・小児科だったから・・・他の子達の家族までいた場所だったから・・・

迎えにきた姉が拐われました・・・前に起きたと新たに交ざったSPが手に落ちていたと気づく間に・・・』

『何で知った?ハズキは子供だったろ?』
『12は子供でしたね(笑)
だからか、言葉は知らないと思い込んでいた人達の呟きで・・・
詳細は祖母が調べあげて・・・その間に私は別の国へ連れ出されました・・・』

『辛いと思うが聞くぞ・・・
ハズキの家族は祖母と弟と言ったな、弟は失踪・・・それは両親もだろ』
言い方が違うという理解をしていた代表の顔を眺め・・・ゆっくりと息をはく・・・それは不安を消しながら・・・

『七歳の私から両親を奪われました。失踪届が残っているのは、父方の伯父が取り消さずにいるからです。

・・・・父方の祖母は私が16の歳に遺言を親族へ公開しました。
生前だったので祖母が弁護士を交えて親族へ話をして・・・その時に両親が逝った場所の写真と関係者の写真を見せられて、知りました。
公にしたくない伯父達が事実を隠し・・・今に・・・』

『じゃ墓に・・・』
『遺骨は私が別に隠しました・・・祖母が準備していた場所で今は眠っています・・・知らない誰かの親戚として』
『バレるだろ・・・』

『・・・墓守を頼んでいます、それは今も・・・経費から出されています。
バレた時に費用は止まるので・・・確実に守って下さってます。
数年に一度、纏めた写真で大事にされている事を確認してますから』

『何処かへ手は打ってたんだな(笑)、凄いな・・・
にしてもだ・・・悲しいなら泣け。それで落ち着けるし家族は安心もするんだぞ?』

『 ・・・・私の感情は・・・兄が居なくなって消しました。
同じ年に父の兄夫婦も・・・姉や弟まで・・・たった4年で居なくなりました・・・』

『相続したからか・・・』
『見送るだけに帰国し・・・数ヵ国をまたいで帰ります。出れば母方の祖母が待ちますから』
『共同ってあったぞ?』

『父方は私です・・・公に出るのは後見人だけで・・・採決も委任してましたし・・・書状で大丈夫でした』
『それが無くなるのが二十歳か?』
『はい(笑)。全部に手出しされますが、切って直接交渉してました。
二十歳を過ぎれば・・・表へ出ざるを得ません』

『嫌か?』
『(笑)物凄く・・・』
『今の社長は親族じゃないよな・・・』
『(笑)・・・・少し所の調べじゃないですよ?』
『違和感が残って、隠し持った優秀な先輩が多かったんだ(笑)』

『足跡を消すのは大変と知りますか? 少しずつ伸びても来ているので、ソコは少し切り離して頂けますか?』
『不味いか?』
『母方の親族が動きましたから・・・警告は先にしてあります。
フォールツーの知らせは守れと誓って貰えるように伝えて貰えますか?』

『ん?』
『(笑)警告・・・皆さんへEメールを流しましたから・・・』
苦笑いした代表に悲し気に笑み返したハズキだった。

『纏める場所は大丈夫なのか?乗っ取りとか・・・』
『遺言をした日に・・・復讐と言いながら役職は剥奪し、ハントした人や社内から出してつけました。
今の所、中心は大丈夫です・・・近々確認をしに・・・』

『その剥奪された人達は?』
『刑務所へ入る事になるので、今は二人以外・・・身を潜めてます。
生活費は出されてますから・・・』
『どんだけ回す・・・』
誰かの呟きに苦笑いをする・・・

『全てが亡者になり得ます・・・そこに恐怖を煽られたなら、お金を受け取る方が安全と思えるのでしょうね。

物凄い大金が出れば、それは始まりで・・・終わりを決める準備を始めなければなりません・・・』

『ハズキ・・・何で諦めた?横断歩道のだ・・・いくらでも助けの手は考えられたろ』
『 ・・・会いたくなりました。祖母が弟に近付けた証拠です・・・
そして祖母以外の・・・守ってくれている人達の家族まで・・・手は延びていて・・・それなら、いっそと・・・
遺骨を拾えるなら、それは祖母が出来る。

後見人が手続きを始めるだけです・・・広がる噂で・・・各地に居る弁護士達が一斉に親族へ下せます・・・
全てへ済ませて・・・皆が眠る場所で誓いを立て直しました』

『朝日の?』
『 ・・・・(笑)有名でしたね・・・
小さな弟が居た頃に・・・皆で訪れた場所です。最後に皆の分も見ようと、行きました・・・』
『全部を動かせるのもハズキだけか?』

『(笑)フォールワンとツーで・・・
暗号を解読して社長は、各グループの・・・それぞれの社長を進ませます。
腕も良い方なので放棄しても社員は守れる安心はありますから。

見張りは得意です(笑)、それように場所も点在させて表向きの会社が賄ってもいるので大丈夫ですよ。
これだけ知っても・・・するんですか?』

『する(笑)全部を表に出していいなら』
『構いませんが・・・祖母と私のどちらかが死んだら、公になるように手配はしています』
『隠れてるなら給料とか・・・役職の手当てみたいなのはないだろ』

『(笑)稼ぐのは得意なので、毎月入るモノで賄ってますよ。
心配してくれて、ありがとうございます。
必ず恩は返しますね(笑)』
『それはいい(笑)。必ずここの仕事は全うしとけ』

『 ・・・』
『(笑)今まで、した事もない職種を体験しとけ。
心から楽しめる何かを見つけてみろ・・・好きだと思える一つに集中出来る幸せも体験する(笑)』

『それが何かは・・・』
『見つけた弟がガッカリするだろ・・・探してくれてたのは嬉しいが楽しんでも居なかったと知ったら悲しむぞ?』

『 ・・・』
『よーし(笑)取り合えず雑魚寝初体験といくか!』
笑って立ち上がる代表は、準備だと場所を開け放った。
『マット持ってこい(笑)。戸締まりはとっくにしたからふざけんなよ』
笑いながら呟く代表に笑み、彼らが出ていった。

準備を手伝う手を止められたハズキ・・・彼女の携帯が鳴り出した・・・そっと音を消すハズキは苦笑いをした。


『パソコンをお借りします(笑)』
『何をする?』
『緊急業務勃発です(笑)、瀬川さんは皆さんへ今すぐ連絡をお願いします・・・』
『来た?』
『(笑)前兆です』

滑らかな動きで始める手・・・ナナ達が驚いていた・・・そして電話のやり取りに・・・。

「すみません」
「仕方ありません。
切り離して下さい。下請けは全てスライドを・・・取引先の報告は任せます。それでいいと一言告げて下さい」

「そちらへ」
「こちらの居場所を教えるだけです。大丈夫です、いつでも逃げは出来ますから」
「残り一年なのに・・・」

「(笑)大丈夫と祈ります。貴方は次へ、しっかり準備して行くように。
少しでも残る違和感ならば、拒否して次の約束を取り付けて出て。
有無はなく・・・」

「ですが損失が増して」
「構いません、怯えた社員を第一に守りなさい。それが貴方の努めです・・・約束(笑)覚えてますか?」
「 ・・・」

「乗り越える力はあると社長という場所へ置いた私を信じてくれますか? 子供が言いますが・・・」
「(笑)立証してますから、誰も疑いはありませんよ」
「頼みました(笑)」
「行って参ります・・・」
静かに切れた電話にホッとして次へと電話出来する。

「フロウの社長を頼みます。出るはずなので全ての記録を。
少しの不穏は確実に警察に、その間も証拠は纏め出せるよう手配は忘れないで」
「了解!(笑)ツーは?」

「バレますし戻れません(笑)」
「半田がヤバいけど・・・あ、伝えて回避する連絡は貰ってる」
「ならソコも一緒に」
「何個させんだよ!」
大声の叫びに驚いて携帯を離した・・・呆れ拾いあげて話を続けた。

「お祖母ちゃんは安全?」
「ごめん・・・」
「出来るから頼んでます。それに半分は向こうに回してますよ?」
「半端ねーって気づけよ」
「ごめんなさい・・・」
「allOK」
「(笑)ありがとう」

フゥと息をはく・・・それからまた指を動かすハズキだった。

暫くして長い間を使うハズキは所在を隠すべく頑張り、終わったと携帯を眺め・・・椅子を回して振り向いた。


皆が寝転び自分を見ていた事に苦笑いをした。
『ありがとうございました(笑)』
礼をして、戸惑うように立ち上がる・・・いたる場所に寝転び笑っていた。

『これが座・・・・寝・・・』
『そ(笑)皆で一緒に集まって暖めあって眠ること・・・』
『した事あった?』
『ないです・・・(笑)ベッドがなくてソファーで寝た事はありますけど』
『ん?お祖母ちゃんとは?』

『・・・・ツインでした。 あ、病院(笑)』
思い出したように笑って呟くハズキ・・・驚いた人達の顔はラインを見返した、彼は項垂れたように・・・そしておおげさにため息をしたのだった。

『あれは・・・添い寝・・・って言うんでしたね(笑)』
苦笑いをした呟きに笑うナナが、隣へ寝かせ微笑んだ。
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