tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

ひなちゃんは! 15

2016-10-12 08:49:24 | ひなちゃん! 〈Rあり〉
《 ママと仲良し 》


『ヒナ・・・・あつい』
『ごめーん。なんか抱っこして欲しかった・・・・』
『なんかあった?』
膝に乗せて抱き込むとヒナの顔を覗き聞いてみた。
『なんもない・・・・(笑)こーしてると嬉しいね』
『(笑)そ?』
何度も頷くヒナに笑み返した。

『シュンが抱っこされると嬉しそうに話すの(笑)きっと、ヒナと同じで嬉しいって言ってたんだね!』
『(笑)誰に抱っこされてるの?』
『ん?皆・・・・ヒナには笑って話してくるし、ルーちゃんだと可愛く笑うの。パパだと、ん?って考えてニコッってするんだよ』
楽しげに思い出しながら話すヒナだった。

『シュンちゃんのママは?』
『ヒナママ(笑)男の子だから君だよ』
『(笑)シュン君のママは?』
『探して働くって(笑)、シュンと遊ぶの楽しいんだ。
もーっと(笑)おっきくなったらパパみたいに一緒にお勉強しよっかな』

『ん?何の話?』
『外国で一緒にお勉強してたんだって(笑)食べながら・・・・凄いよね』
『パパが? ・・・誰と?』
『ルーちゃんとパパ(笑)、大学生になったら誰かとカフェでお勉強するんだぁ』

『ルナが外国に居たの?』
『それは知らないや(笑)聞いてないもん』
『誰に聞いたの?パパ?』
『(笑)そうだよ、シュンと遊んでて聞いたんだ』
『 ・・・・聞けて良かったね・・・』
『ん(笑)』
ユナにギュッと抱き付いて話すヒナを抱き締めたのだった。

微妙な不安が自分に来たと驚くユナがいた。
『どっちが先?・・・・』
思わず呟くユナを見上げるヒナに、笑み返した彼女だった。



夜に迷いながらもサクへ電話をするユナがいた。
『久しぶり(笑)・・・どうした?』
『 ・・・・・ヒナ』
『ヒナに何かあったのか?』
焦るように言った彼の言葉に驚き、戸惑うユナだった。

続く言葉が出ない自分だった事に戸惑い・・・彼の声を聞いていた。
暫くして、やっと声が出せた事に安堵した。
『そうじゃなくて・・・・・ヒナは大丈夫・・・・ヒナじゃなくて・・・・』

『 ・・・・・もしかして勉強の話をヒナから聞いた?』
『聞いたわ・・・・それって・・・留学してた時の事?』
『そうだ・・・』
『ルナと・・・・知り合って・・・・た・・・・』
『会った・・・・でも』
『本当はルナが好きだった?』
返事を待ちきれずユナは話した。

『あ?』
以外な言葉に驚き、唸るような声が飛び出た・・・・

『 ・・・・好きになった事はない、ヒナに誓って ない・・・』
言い切るように事実だと、信じろと願うように彼は言った。

『ずっと一緒に?』
『留学した大学が一緒だった。同じようにソコにいたんだ。
ごめん・・・ユナ、詳しく知りたいならルナと話せ。俺からは言わない』

『 ・・・・』
『それが聞きたくて電話したなら、切るな(笑)俺は明日、早いんだ。
じゃーな・・・・』
切れた電話の向こうの彼に小さく謝った。
優しい声音を久しぶりに聞いたユナは、複雑な気持ちになり 何かにふれた気がした。



何を聞きたかったのだろうと考えるサクは、眠る気になれなかった。
そっとルナへ知らせると、謝り・・・ほっとけ という文字しかなく思わず笑うサクだった。

好きだったら?ユナは何と言っただろうと余計に気になり始めたサクだった。



苦笑いするルナの携帯を取り上げて眺めた。
『緊急かと思ったぞ・・・』
『ね(笑)だけど謝っといた。言い難いよね・・・』
『サクなら切り抜けも上手いから大丈夫だろ(笑)』
そうだねと腕を回して抱き締めたルナだった。

『もう無理・・・・』
『(笑)メールなんかするからだろ』
『だ・・・だから緊急だと思ったって・・・っ!』
話したと言えず、ハァとこらえたルナへ口付けた。

『っ!』
静かに笑み揺らしていたゼンも、沈んだままに浸っていたのだ。
『 ・・・・』
動きを変えたゼンが追いこみ、深みへと落ちていった。


シュンをランと交代でみていた。
今夜はランの所にいるので楽しげにゼンは襲いこんだのだ。

腕の中で眠るルナに笑みキスをする・・・同じように留学していた穏やかな時間を過ごした日々を思い出していた。

あの日・・・ハルト達に助けられ逃げていた時・・・ふいに現れた父親の秘書が準備したモノに驚き、正規で作れたと説明を聞きながら空港の近くのホテルへ連れて行かれたのだ。
全てに手配され、動かされる二人だった。

秘書の携帯でルナが代わり、ゼンの父親へ礼を言った。
『ありがとうございます。ゼンは私が守ります。切り離して頂き感謝します』
そう言って電話を切った・・・・驚いた秘書の慌てように笑った記憶が甦る・・・・

秘書は、ルナの・・・自分の親からと言った言葉だと思った。
ゼンの父親は組織からと思ったらしく、ルナの度胸の良さに驚いて笑っていたと秘書から聞いた。

未だに、どっちかはゼンは知らなかった・・・・その時は自分の事だと思い焦りを覚えた記憶が残る。


それが今は本当に切り離せたのだ・・・長い間を本当は助けてくれたかもしれないが、子供だけで切り抜けたのだ。

その力が今はある・・・・容易にこなし、変わらない仲間達と歩めている事に感謝した。

危うさは多少残る・・・・切り離せたが、回りまで浸透はしていないのだ。
油断はしていないがと仲間達と話した事まで思い出した。


頬に触れる手に微笑んだ・・・見つめ笑むルナに笑み返し口付けた。
『貴方は何処に飛んだの?』
『かこ・・・』
『(笑)そう言いたい部分もあるのね・・・・・大丈夫と今は寝たら?』

微笑んだ彼女の胸に手をあてた・・・
『同じと思ってくれたら(笑)私も幸せ・・・・』
共有した記憶を想ったと驚いたゼンが微笑んだ。
『油断はしない・・・大丈夫だ・・・』
彼の言葉に笑み返しルナは眠り始めた。

寝かせないと口付けるゼンをジッと見つめる・・・
『(笑)俺が教えたろ・・・・』
『ま、学んだけど?』
『復習だ(笑)』
『 ・・・・』
優しく口付けていく・・・・巡りだした手に微笑んだ彼女がいた。



早朝からランとカズサがシュンを連れてやって来た。
話し込むランに構わず、カズサはゼンの眠るベッドに唸りながら寝込んでしまった。

笑うランに笑み、彼女を別の寝室へ行かせ眠らせた。
安堵したように眠るシュンに呆れ、そっと昼寝用の居場所へ寝かせるとルナは朝食を作り始めたのだった。


ずっと愚図り続けたろうシュンに、敵わず連れてきた二人の爆睡に笑うルナ。
驚いたのはゼンだった。

泣いているシュンの声で起き・・・隣で眠るカズサに驚いていた。
何でだと訝しげルナを探すと、シュンの為の食事を作っていた。

信じられないとルナを抱き込むゼンにキスをする。
『環境になれないのよ、きっと(笑) うろ覚えの母親さえ戸惑ってもシュンも頑張ってるし、生活を安定させる為に母親も頑張ってる。
育てると言ってたし(笑)も少し頑張ってよ・・・』

『してるだろ・・・』
『(笑)シュンと遊ぶ?カズサと遊ぶ?』
『 ・・・・・寝る』
『どーぞ(笑)』
笑うルナに口付けると、苦笑いしてベッドに戻るゼンに笑み返した。




ゼンを抱えて皆が雪崩れこむように入ってきた。
凍り付いたように動けず、中へ連れられていく姿に呆然としたルナが立ち竦む。

慌てるようにハルトがルナを掴み 目を合わせると、ゆっくりと話し出した。
『悪かった、ゼンは大丈夫だ。
皆で酒を飲んでた・・・いつものをゼンに飲ませてたから動けなかっただけだ。
回りをブッ飛ばしてる間に、ごめん(笑)ゼンは地べたに寝かせてたから汚れてるんだぞ。

全員無事(笑)怪我も たいして してない・・・
まぁ2~3人は殴られたかもしれないが、ゼンは大丈夫だった』
ハァと力が抜けて崩れるルナを抱き止めたハルトは苦笑いをした。

部下が苦笑いしながら、大量の着替えを持って入ってきた。
ソウが謝りながら笑っていた。
口端が少し切れていたが、荷物を中に運んでいった。

ランと一緒に女性が二人入ってきた事に驚いて眺めた。
『ハルちゃん(笑)ルナを離してよ・・・抱くなら私でしょ?』
『トウヤ? 何処の誰か調べたよー! ・・・・・・ルナ! 何で私と会わないのよ(笑)探してくれてた?』

久しぶりだと抱き締めたサトミが、泣きながらルナの顔を眺め微笑んだ。

『それ私もー(笑)』
二人に抱きつくノンに笑み返した。
騒ぐ皆の中で一際驚き大泣きするシュンに彼女達が驚き、抱き上げたランはルナに抱かせた。

クビに手を巻き付けて、静かに大人達を眺めては泣きと繰り返していた。


ガタンと激しい物音がした・・・・
『遊んだ?』
『いや?』
『あれ・・・・あの酒だよな・・・』
『(笑)違う!』

『飲みに出たろ・・・』
『寝たから連れてきてやっただろ』
『(笑)違うな・・・・』
お前かと凄味をきかせ、怒気を帯びた声音に変わりつつあった。

ガタガタと部下達が家具を避ける音がする・・・・謝りながら押さえ付けるカズサ達に皆は驚き端へと逃げた。

『危なかったよねぇ・・・怪我もしなくてラッキーよね?』
惚けたルナが言いながらリビングへ入り込んできた。

振り上げる手はトウヤが横で押さえ、体はカズサが押さえていた。
前から両手を掴みハルトが押さえつけていたが・・・・・

『起きた?』
『 ・・・・おきた』
『その汚れは嫌だ、バスルームに行ってシャワーしてきて。
全員入るから早くね・・・』
何でとジッと眺めたゼンが、皆の姿を確認するように眺めた。

『何があった?』
『悪い(笑)寝込みを襲われた。誰かは調べたから、後で行く・・・』

『俺は?』
『だから謝ったろ・・・・』
『助けて貰ったし(笑)お礼は?』
『サンキュ・・・』
『 ・・・・』

『返事は?』
『お、おう・・・全部無事だ、風呂・・・借りるぞ』
『おう・・・』
『はたくな! バスルームで叩いて』
汚れを叩く人達に叫ぶルナだった。


安堵したのは部下達だった。
玄関で素早く着替え、キッチンで順番に手を綺麗にしていた姿に彼女達が驚き眺めていた。

『強くてラッキーね(笑)』
『はい(笑)頑張ります・・・』
ソウの笑みに笑うとシュンをランへ預け準備を始めたのだった。


手伝い手早く準備し終えると皆で出して食べ始めた。
『なーんか・・・・食堂のおばさんになった気分(笑)』
笑い合う彼女達のお喋りは止まらず、キッチンだと思えない彼女達の声は響いた。


『成長してない?』
『私達が?』
『やだぁ(笑)大人って言って』
『ノンは何してんの?』
『んー服を売ってる(笑)セレクトショップ』
『出来たの?っていうか、興味はソコだった?』

『だってハルちゃん遊んでくれないし(笑)暇だったからねー
楽しくて海外旅行ついでに買い込んじゃった(笑)』
『あー(笑)多すぎて売っちゃった?』
『正解!(笑)、サッちゃんは粗探し?』
『してるしてる(笑)ちょー楽しい。ルナに言われて仕事にしてみた(笑)』
『もれなくトウヤが利用された訳だ(笑)』
『正解!(笑)』

『ランは?』
『(笑)自宅監禁ついでに、子育てお手伝い中・・・・』
『あーやりそう(笑)』
『土地転がしてる(笑)』
『誰の?』
サッと指をさすランの笑み・・・その指はルナに向いていた。

『買うから勿体なくて、売ってマンション買ったら売れって煩くて・・・。
この前ねマンション建てたら、スッゴいの・・・・倍率凄かったよね』
『どんな?』
『デザイナーズ(笑)お一人様用・・・』

『先見が長けてるよね(笑)、そのルナさんは何してる?』
『出張して飯炊き(笑)』
『いつの言葉よ(笑)・・・・』
『アイドルの住む家に行くのよね』
『いーなぁ(笑)手伝いするから連れてって』
『サイン貰ったらクビ(笑)』
『一回か・・・・・誰にしよ・・・』
『(笑)行くんだ』
アハハと笑う彼女達だった。

『ソコ(笑)そっちの お世話頼んだ』
『はい(笑)』
入るに入れなかったソウに声をかけると、また話し出す彼女達がいた。

『ねぇ(笑)パーティあるからおいでよ・・・』
『どこの?』
『家の(笑) ルナちゃん、ツールの食べれるよ?』
『(笑)行く』
『やっぱり(笑)・・・だけど名簿に入ってた・・・』
『仕事繋がり(笑)』

『ランちゃんも、サッちゃんも行くでしょ(笑)私が暇だから嫌だしー』
『分かった分かった(笑)』
『やった(笑)若手の社長が多いの・・・繋げとけば後々ラッキーじゃない?』

『ノン・・・それってノンに引き合わせるつもりじゃないの?』
『ん? そうなの?』

『誘うって事は了解して貰えたんでしょ?』
『友達を連れてきていいなら出るって言ったけど?』
『(笑)必ず出なさいだったでしょ・・・』

『そう・・・・大っ嫌いなんだよね、人込み嫌・・・・
何で知らない人と話すのよ・・・意味分かんない・・・』
『なんて言って、今まで断ってた?』
『付き合う人は自分で選ぶから出ないって・・・』
『(笑)見合い付きのパーティじゃん・・・・』

『毎回? まぁ家を出る口実に少しだけ出てはいたけどね(笑)
ほら、海外に出ちゃえば関係ない!』
言い切るノンに笑う彼女達も、ノンらしいと微笑んだ。

驚いたノンが、素早く振り向くと食べながら眺めている人達がいた。
『(笑)命令されてるの?』
小声で話すルナに、すまなそうに小さく頷く彼らだった。

『座る?』
物凄い拒否をしクビを振る姿に、ノンが可愛いと連呼する・・・

『ハルちゃーん(笑)』
『なんだ?』
驚いて振り返ったハルトに笑み呟く・・・
『行ってくる(笑)皆と行っていい?』
『 ・・・・・・・止めとけば?』
皆を気にしつつ声にした

『(笑)行かないで欲しい?』
『 ・・・・行きたいのか?』
上手く言えたと笑みを浮かべたハルトに微笑んだ。
『ごめーん(笑)』


ノンの言い方は、どっちかと彼らの話し声は低くなった。
笑う彼女達に困った顔をするソウに微笑んだ。
『どっち・・・・社長が泣きますよ?』
そっと言ったソウに可笑しくて、ランやサトミが笑いだした。

『行く行く(笑)』
『何でだ!』
『トウヤ・・・・起業家からの依頼の仕事は大きいのよ?
出逢いは大事よー(笑)貰ってくる』
『増やすな!』
仕事を増やそうとする彼女達にカズサが口を挟んだ。

『ん?カズなら行くでしょ?こんな時はチャンスよね?』
ランの言葉に押し黙り・・・ゼンを眺めた。

『 ・・・・泣く?』
想像してない言葉に、吹き出す人達が多く彼女達の手が増えた事に苦笑いをするルナがいた。
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