tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

Me 5

2017-05-17 12:34:42 | 50on 『 ま~ 』
「常夏…」
言葉にぴったりな気温に驚いたが、温かくて良かったとホッとした彼女もいた。
「調べたら気温も年中変わらない…。肌寒いという感は少ないだろうな…」

「夏物(笑)買いに出ていいですか?」
「持ってきてない?」
「もともと無いので、向こうで買うつもりだったから…」
「なぜ?」
「どこに飛ぶか分からないから必要以上は…」

「だから部屋に物が少なかったのか…。紫尹が部屋を見に行ってベッド以外は何もないと…すまなかった勝手した」
「いいえ(笑)行った先のトランクルームにしまうんです。あとが楽なので…」

「これから行く近くにモールがあったな…」
「じゃ見てから(笑)」
「そうしよう(笑)車を借りてる。回って貰うから…」

現地についた二人は地図を見ながら、回りをチェックしつつ写真を撮った。

「置く品によるな…」
「ですね…ココは観光地だから」
「どうせなら両方狙いたいが…」
車に乗り込みモールへ向かう二人は話をしていた。
「子供服があれば視察してくる(笑)買って来なさい」
頷く深紅は探しに行った。


「お待たせ(笑)…お兄さん?」
「(笑)現地の人みたいだ…」
既に着込んでいた姿に思わず呟いた。
「はい(笑)プレゼント…暑いでしょ」
Yシャツの袖を捲り着ていた兄に笑って袋を手渡した。
「失敗した(笑)じゃ有り難く着させて貰うよ。写真を頼む(笑)」

了解して待つ間に…数枚撮りながら眺めていた。

「崩れず…選びもうまいな」
「(笑)…このモールは少ない。
現地の人に聞いたら、服は重要じゃないって…。すぐに着れなくなるからって…難しいかも」
互いに話し、頷くと次へと向かった。

「中?…」
「中だ(笑)買えるか交渉してるらしい…」
管理会社の人が鍵をあけた。

「ここは泊まり客以外にも利用出来るんで便利ですが…何屋にするんですか?」
「未定で…」
「バー関係なら既に数件入って客の取り合いしますよ…」
「広いですね(笑)」

「前は服飾系でして…。(笑)皆さん持ってきますしね」
写真をとり眺めた。
「向こうにドアが…」
ふと気づく彼女が声にした。

「ホテルのビーチに出れます」
「あけても?」
笑み頷くとドアをあけてくれた。
「家族連れが多いんですね…」
眺めながら笑み返す彼女の呟きだ。
「遊具が豊富なので (笑)当ホテルのターゲットは家族向けで、子供用のカリキュラムさえありますよ(笑)」

聞いた二人が礼を言って出ると、ホテルのロビーに立ち寄った。
観光客のようにし、写真を撮りまくる。
ビーチを眺め微笑んだ。

「1候補か?」
「でも年中とは限らない…」
「確かに(笑)。回りをチェックしてから戻ろう…」
「じゃ少し待ってて下さい(笑)」
コンシェルジュデスクへ行き戻ってきた。

「近所の地図です(笑)参考までに…」
「便利だな…」
「お客さん海に潜りませんか?思い出に…あ?」
不意に声をかけられた二人が振り向いた。

「あ…」
「知り合いか?」
彼女が頷き苦笑いをした。
「すまない(笑)外出するので、結構……行こう」
笑む深紅の背を押して歩き出した。
苦笑いしたハクに手を振った。


「誰だ…」
後ろから声をかけた人に笑み、眺めながら呟いた。
「男か?知らん…彼女が話す前に連れてった…。蒼も来てるかな…」
いまだ後ろ姿を見つめる彼らだった。


写真を撮り地図に書き込むとホテルへ戻った。
「残りは明日に…」
「はい(笑)おやすみなさい…」
「すまない…ホテルの食事で」
「いいえ(笑)だいたいチェックして姉さんと行って下さい」
明日にと各自、部屋に入った。


深夜に電話が鳴った事にフゥと息を吐き静かに出た彼女。
「遅くにごめん…」
誰かの想像はつく…彼の友人に会ったのだから…
それが彼女で、自分に苦笑いをした。

「まだ寝てないよ(笑)お疲れ。店はあがったの?」
「順調だよ(笑)そっちは?」
「ん(笑)熱い…。二件見たけど…似た感じは駄目かも…」
「そっか……」

「何?何かあった?」
「じつはね(笑)セイもそっちにいるみたい」
「へぇ…(笑)偶然あったりして」
「会ったらしいわよ…」
「セイには会ってないよ?あっ…ハクに会った(笑)海に潜りませんか?って声をかけてたよ」

「そのツアー企画は彼らのよ。セイとイズミとハクが客を連れて泊まってるんだって。人数が満たないと客を探して始めるって」
「へぇ…」
「イズミが男と一緒にいたってヘコんでるみたい」

「仕事だし…」
「会ってやったら?」
「…お互いに仕事あるから無理だよ(笑)終わって時間余ればね」
「番号教えとくけど…」
「いいけど…紅…どーしたの?」

「紫尹さんが電話してきた…彼を取るなって言えって。今回は私によこしたわよ…」
「お兄さん?」
「ん…離婚も考えるって言われたからって」
「え…だって姉さんを愛してって言ってたじゃない…」

「だよねぇ…もしかして行くかもよ?」
「お兄さんには言ったんだよね…連れて行けばって…。でも選びは重要だから今度にするって」
呼び鈴がなった。

「待ってて(笑)誰かきた」
覗き穴から眺めるとドアをあけた。
「電話中?」
「はい…」
「飲みに行かないか?寝れなくて…」

「すみません電話してました、店の話もあるので長引きますし…。
明日もあるし今日はパスします(笑)」
「そうか(笑)じゃまた明日…おやすみ」
「はい(笑)すみません…」
ドアをしめて耳に携帯をあてた。

「お待たせ…」
「お兄さんが?」
「ん(笑)飲みにって…」
「深紅が狙われてない?」
「まさかぁ…(笑)」
「部屋のロックしてきて…」
「はいはい(笑)」
カタンと音を聞かせた。

「いい?(笑)したわよ。紅…考えすぎだよ~」
「だってセイが、彼の顔つきは、妹のじゃなかったと聞いたから…。
心配してって思わせつつ(笑)狙われてるって言うんだもの…」

「離れてるから余計に心配するんだよ(笑)。バカンス気分だもん」
「本当に可能性もあるから…」
「わかったよ(笑)気をつける」
ベッドに横になる…暫く話をしてから眠る彼女だった。



気づけば朝だった。
携帯がなり…苦笑いをした。
「起きたかい?」
「すみません(笑)寝坊しました?」
その声に苦笑いをする…
「いや…(笑)朝食は?」
「特に取らないので行ってきて下さい」

「体に悪いよ。果物くらいは口にしないと…」
「じゃ…行きますから先に行ってて下さい(笑)。確か10階にモーニングフロアがありましたね」
「そうだ(笑)じゃ席を取って待つよ…早くおいで(笑)」
「はい…」
深紅は準備を始めた。

着替えて10階へ向かう。
エレベーターを出ると人混みに圧倒し驚いた。

「奴は兄貴だって?」
不意に後ろから抱きついた人を見上げた彼女が苦笑いで返した。

「何でいるの?」
「ツアーの一つ(笑)朝食を食べに来たんだ…」
「へぇ(笑)」
そうだったと思い出して笑う彼女

「奴は?」
「ん?お兄さん?中かな…」
「早く終わらせろよ(笑)電話するから…」
「仕事あるじゃない…」
「夜はないから暇なんだ(笑)」
「その暇に付き合えと(笑)」
「日中時間出来たらツアーに参加しろ(笑)合わせてやるから」

「イルカが?見れる?」
「見れる(笑)野生のな…」
「…そろそろ離れてくれないと、食べに行けない…」
彼女の髪にキスをして離れる彼を眺めた。
「またな…」
笑いながら店に入った。

奥の席で待っていたようで、ボーイが案内してくれた。
「凄い人がいるよね(笑)。食べる場所は違うみたいだ…」
「へぇ(笑)」
「待ってて(笑)持ってくるから」
と席を立って取りにいった。
彼女は時間潰しと下を眺め微笑んだ…見張らしもいい場所だった。

「見晴らしがいいだろ?」
「やっぱり姉さんを連れてくれば良かった(笑)」
思いにふけた彼女に、兄がすまなそうに見返した。

「仲直りの邪魔をしたな…」
「今から呼んだら?(笑)。直ぐに出たら明日には着くだろうし」
「後で電話するよ(笑)」
笑みながら食べる二人。

「今日は何ヵ所行けるかな」
「早く終わらせたいみたいだな」
何かを聞きたそうに呟く兄に苦笑いをした。
「はい。早く帰れるし(笑)」
「観光しないで?」
「はい(笑)。お兄さんはゆっくりどーぞ…」
彼もまた苦笑いをし景色を眺めながら食べ始めたのだった。


「姉さん?」
部屋に戻った彼女は、姉へ電話をしていた。
「何よ…」
「こっちに来ない?」
「なんでよ…」
「暇でしょ?こっちはデートにぴったりよ(笑)」

「二人で行けばいいじゃない…」
「仕事あるじゃない…」
「なんでのんびりしないの?」
「仕事だから…早く終わらせて、少しダイビングして帰るから」
「彼は水が嫌いよ?」

「友達が来てて一緒に潜りたいの(笑)だけど…」
兄と出来ないのだと強めに言ってみた。

「分かったわよ…行くわよ。何よ二人して電話なんて…」
「来てたんた。(笑)じゃ私は今日も物件巡りするからホテルに着いたら連絡して」
「分かった…深紅…」
「ん?」
「誘ってくれて、ありがと…」
フフぅ…と笑う

「何よ…」
「話せて嬉しいの。昔みたいで」
「だね…私達は関係ない」
「ありがと…姉さん(笑)」
「じゃ明日ね(笑)」
「了解(笑)…頑張って終わらせるよ…といっても明日もある可能性あるから、一緒に回る気でいてよね(笑)じゃねー」
笑いながら携帯をみた彼女…普通に話せて嬉しかったのだ。


笑みのままて仕事だと部屋を出た彼女…待ち合わせた兄と仕事の顔になった。
やっと三ヶ所を無理やり回った事に互いに可笑しくて笑ってしまった。

「明日はショップ巡りしたいから(笑)」
言いかけた兄を止め、その理由は声にしなかった彼女もいた。
「まぁ早めに場所は決めよう(笑)…。本当に夕食はホテルでいいのかい?」
「(笑)気にしすぎです…」

「会長に言われたんだ。(笑)血迷うなと…倒す相手が違うと。
妹なんだから助けあえ(笑)ついでに探せと。外なら出逢うきっかけもあるだろうし…」

「あー(笑)それは遠慮します」
「(笑)さっ明日はショップ巡りだ…足を使うぞ(笑)」
「車は迎えに使って(笑)大丈夫ですよ。バスもあるし」
それは何かと気づく兄に、笑み返し話を続けた。

「電話したか?」
「照れてます?(笑)新婚旅行の気分で…楽しんで!」
「久しぶりなんだ(笑)声は明るかったし…ホッとしたよ」
「(笑)家を出たんですか?」
「前は会長に出された(笑)家で一人じゃな…」
「行く前に言いましたよ?(笑)」
「素直に聞けば良かったな…」
「ですね(笑)」


「楽しそうだ…」
「会長……」
驚いたジホが呟く…来ると聞いて居なかったのだ。
「まずは食事にまざるぞ…」
「はい…」
「(笑)何を嬉しそうに話を?」

「明日姉さんが来ます(笑)」
「呼んだのか?」
「はい(笑)仲直りに利用してしまいました…」
食べながら話をし…仕事からプライベートまで、三人で話した。

「明日は10時に部屋に来い。物件の話を聞く。デザートはいらん。じゃあな…」
皿を平らげ、話をすると戻っていった。

「早すぎて食べた気がしない」
「つめこんだよ…」
互いに笑いあうとデザートを食べてから部屋に戻った。


「もしもし?終わったか?」
見ていたかと思えるタイミング…それに驚いて聞き入った。
「まだ…」
「明日は?」
「ん…10時から会長と会議して、終わればショップ巡りか…どーだろ」

「なんだ…」
「(笑)仕事で来てますから…」
「疲れた声だな…」
「ん…物件巡りを終わらせたから(笑)…疲れた」
「俺の為にすまんな(笑)」
少し楽し気な声に笑みを浮かべながら聞いていた。

「残念(笑)姉の為に…。やっと仲直り出来るの…」
「ずっと喧嘩を?」
「会えないから(笑)出来なかった。誤解が広がって…」

「良かったな…」
「嬉しい(笑)」
「潜りに行けるのか?」
「会長来たからな…」
どうだかと呟く彼女もいた。

「上司が視察にくるんだな…」
「ついでに寄った感じだった」
「兄貴は?」
「疲れたから同じく寝てるんじゃないかな(笑)明日は姉もくるし」

「嬉しくて(笑)寝れてないかもな」
「そんなもの?」
「俺はヘコんだぞ…」
「なんでよ(笑)」
「話す前に連れてかれたし…」
「一緒って知らなかった…聞いてなかったしね(笑)」

部屋のドアがノックされ…。静かに数回ずつノックしている音だった。
「誰かきた…」
「入れるなよ(笑)」

覗き穴からみるとジホだった…

「お兄さん…?酔ってます?」
「あけてくれたら有難い…」
開けるなと電話からの声に戸惑い、仕方ないと隙間での会話に謝った。

「部屋に戻って寝たら?私も疲れたので休みますね…」
「会長命令なんだ…無理か?」
「なんで命令なんですか?父が行けと?さっき…」
「頼む…あけてくれ…」
隙間をあけて、覗いた。

「廊下の端で見張ってるんだ…どーしたらいい?明日は紫尹がくるのに…今夜は部屋を共にしろと…」
なんでだと呟く兄も携帯を手にもしていた…

「そんなはずはありません。お兄さんは離婚したいの?」
「嫌だ…したくない。だが…仕事がなくなるのも嫌だ…どうしたらいい…」
「どちらが大事ですか?」
とドアを閉めた彼女は戸惑って…暫く考えこんだ。

想像は容易い…それでも まさかと信じ難く廊下にいる気配にドアへ凭れた彼女もいた。
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