tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

ガール 16

2016-10-15 08:57:40 | Girl
二回目に突入して…
「またウォッカよ(笑)テキーラにしとく?」
「いい(笑)…このメーカーのは旨いな」
班長が断り笑みながら呟いた。

班長のスピードが落ちてきた。
「水いる?」
「これだ(笑)」
「班長…彼女は2本普通に飲みますよ(笑) 諦めたら?」
グラスを見せて言ったが、考える班長に笑うリカだった。

「もう(怒)カノン負けてあげな」
ジョーに笑み、班長をみると笑いながらグラスを4つあけた。
「終わったら言って(笑)ツマミ作ってくるね」
とキッチンへ入っていった。


暫くして皿を持ち戻ったカノンに笑み、グラスを差し出す。
一口食べて受け取ったグラスをあけた。
「がっ!」
皿の料理を口に入れた班長が叫んだ。

腹をかかえ笑うカノンに、ボムは牛乳をグラスに入れて班長に渡していた。
「危険すぎるだろ…」
「そんなに辛くしてない(笑)ほら」
口の前に出すカノンに、嫌そうにさけるボムだった。

自分の口に入れて首をかしげるカノンはジョーの口に入れた。

二人で平気な顔をして食べていると、モデルの子が食べようとしてカレンが止めた。
「辛いの平気? 想像より上よ」
「オモニのより?」
頷くカレンに、少しだけ口に入れた彼女。

班長の牛乳を横取りして飲み干したのだった。
「一番平気なジェインが…」
と驚き二人をみると、ウォッカを飲みながら二人で食べている姿を皆はみて 笑っていた。

「そのオモニってどこ?」
ジョーはカレンに場所を聞いていた。


「今度いこ(笑)」
頷くカノンにグラスをあて二人でウォッカを飲み干したのだった。

向こうでは、まだやっていた。
「俺はカノンって子だと思う」
「マリンだろ…」
「いや趣味が違う。ボムだぞ?」
同僚の会話にため息だ。

「さっきの態度は絶対にカノンって子だな(笑) 自然だった…」
「それは嫌だ…俺が貰うんだ(笑)。旨い飯と酒がありつける…」
『カノン…(笑) 人気だな』
ジョーが笑う。

『久しぶり~カノン、リカも元気だった?』
『ソナ』
仕事かえりのソナに抱きつくリカ。

『いっぱい話そ(笑)エリンも呼んで…』
リカはソナを誘う。
『少し彼と話したい~』
『泊まってけば?』
カノンが言うと頷き、ジュンスと話をしにいった。
ジョーが寝たので、酔ってなさそうな一人を捕まえ運んで貰った。

「ありがとう(笑)」
「いいや(笑)…で、ボムの彼女は誰?」
「直接(笑)聞いてみたら?」
「そうする(笑)君が違ったらデートに誘う…」
「それはどーも(笑)」
笑みながら、階段をおりた。

二人で下りてきて、冷やかしが入ったが無視してウォッカをあけたカノン。

『リカ(笑)タクシー頼んだ』
とカレンを指差した…笑むリカは手配をする。
『今日は大丈夫?』
『予感はない(笑)皆で帰るし』
『気をつけて(笑)』
数台のタクシーに乗り込み帰っていく彼女達に残念がる男達がいた。

二次会としょうして、男女数人でも帰り始めた。
カノン達はラッキーと、端から片づけ始めるのだった。

「大丈夫か?」
「班長が大丈夫じゃないでしょ(笑)タクシー呼んどく?」
「迎えが来る(笑)頼んだ」
「あれかな(笑)」
ボムは班長の肩をかつぎ、カノンも手伝って車に乗せた。

帰って行く姿を眺めたカノンに抱きついたボム。
「酔った?」「少し…」
「珍しいね…(笑) 」「…」
「寝たら(笑)皆、帰るわよ…」
カノンは肩をかし中に入ると、席に戻り転がした。

「片づけよぉ(笑)」
カノンが言うと、それぞれに片し始めた彼女達だ…
「君は元気だね…」
「今から酔ったら帰れないわよ?」
「気になって…」
「じゃ(笑)またの機会に」
そう言って、キッチンの片づけに戻った。

全員をタクシーに乗せて帰した彼女達が笑みながら、片づけをする。
『従業員が飲んでどーするのよぉ…』
『人の酒は美味しいの』
『確かに(笑) 偉い!不足は出なかった』
おぉ~と喜ぶ皆で笑いだす。
お先に~と上がって行く皆を眺めながら水を飲むカノンがいた。
ジャンとボムは部屋へ連れていったしとカウンターで二人、黙ったまま水を飲む。

『カノン…妙に落ち着かないのは何でだろ…』
『私は酔わなかった…』
『酔えなかったんでしょ…』
言葉が出ない。

『そういう時は寝るのよ(笑)』
エリンが下りてきて、セキュリティをかけた。
照明をおとし、二人を部屋へ戻した。

リビングで心配していた皆がいた。
『ゆっくり深呼吸して眠りな…あったかくして』
優しく笑み、部屋へ入れた。

『やっぱり気になって酔えなかったんだ…。強いとはいえ、あれだけ飲んでも 変わらないから…』
『リカもほとんど、食べなかった…。カノンもよね』

二人の部屋を見つめ、不安になる皆に呟く。
『支えよう(笑) 自分達が出来る事で…。今まで支えてくれた分を頑張ろ(笑)』
エリンに笑み、皆は自分の部屋へ戻っていった。


ベッドに倒れこむカノン。ボムが気づき抱きついた。
「ジンと何を話した?」
「それ…どの人?」
「ジョーを…」
「あぁ~特に何も?知りたいなら聞いてみてって…確か言ったかな(笑)あまり覚えてない…」

「今日は酔わなかったな…」
「だね(笑) 限界を知りたかった気もする」
「俺もだ(笑)」

優しくキスをしたカノン。
「おやすみ(笑)」
「ん~」
「明日の仕事に備えなきゃね」
ん~と何やら考えているボムを残し深い眠りについたカノン。
「したら寝る」と呟き、カノンに口づけをしていった。

「何かあった?」
カノンの問に答えずに求めていくボム。
彼女を包む手に力が入る。
「自分に驚いた…」
囁き声で話す彼を「ごめん…」と言って見つめた。

自分の嫉妬に落ち込む彼だったのだ。
彼を感じ 笑む彼女は しっかりとボムを抱き締めたのだった。



数日後、アレクに連れられダリムは出かけていった。
カノンには任務がはいる。ソニーと二人で出かける。


店は変わらず営業していた。
「なぜいない?」
「暫く仕事」
ボムに聞かれリカが答えた。
時々入る連絡はダリムの事だけだった。

ソニーの代わりにエリーが……翌日にはジョーとリアンまでが居なかった。
そして全員が揃ったのは2週間後だった。

部屋にいたカノンに優しくキスをしたボムが抱きつくと顔を歪めた。
ボムの ため息に悲しく笑むカノン。
「ボム…」
「悪い…次からはしない」
小さく謝りカノンを見つめる。
見上げたカノンにキスをした。

「口の中もか…」
苦笑いして見返す彼女を見つめ…
「鉄分補給(笑)」
「するか?」

彼に埋まり深い眠りについた。
優しく確認するようにカノンの体を触っていく。
「確認しないでよ(笑) 大丈夫…手当てはしたから」
目を閉じながら彼に言った。

「痛いなら外すから言え…」
「大丈夫…こうしてれば…」
安心を得るように眠りについたカノンだった。



ボムが起きた頃にはカノンはいなかった。久しぶりに会うダリムに驚く。
「元気だったか?」
頷くダリムが部屋を覗く。
「居ないんだ…」
彼が言うと、ダリムはベッドを指差した。
「寝たいか?」
笑み頷くダリムは自分で寝そべり丸くなった。

入り口にアレクがいた。二人でみやる。
「進んでるよな…?」
「だいぶ…腫瘍もみえたの」
「手術は?」
「どこまでもつか… 圧迫してるから。ダリムにはカノンが話す事になったけど…」
「全部?」
「今までも隠さずに話してきたから、今回もたぶん」
「いつ」
「戻ったら…」

切なすぎて、やりきれず、可哀想で声もかけられない彼女達が悲しんでいた。そしてカノンを思う。


病院へ入るジャンたち。向こうのロビーにカノンがいた。
行こうとした二人を呼び止めたのはリカだった。

「来たんだ(笑)ありがとう…
カノンは後でくるわ。大丈夫…
でも検査入院なんだけどな(笑)」
「リカ…」
「ごめんね言えない」
カノンは知らない男と話をしていた。リカの携帯がなり…すぐに切ったリカは彼らを見つめ話した。
「今日は会えないわ。カノンも戻らないみたい…」
そう言った。

見ていると、男について歩く姿がみてとれた。
ふらつくカノンを支えて車に乗せた男は カノンを乗せたまま走り去っていく。
不安なボムにジャンが肩をくみ、帰っていった。


帰ってきたのは真夜中だった。
車からおりたカノンを 部屋で待つが、前を通りすぎてダリムの部屋へ入っていった。


叫ぶダリムが泣き出していた。
優しくなだめ、カノンは抱き締めていた。
「ずっと一緒に居たいから…」
「いるよ(笑)」
「仕事あるじゃないかぁ…」
「ここに戻るまでは無しにして貰ったから大丈夫…」

「怖い…」
「私も怖い。だけど、一緒に居れなくなるのは、もっと怖い。話が出来なくなるのも嫌だ…」
ダリムを抱きしめたカノン。

「泣かないでよ…」
「泣きたいの…叫びたいの、これでも足りないわよ…」
「カノン… 」
「手術するなら一週間後…。それまでに片づける。あの人と約束したわ。
私がいない間に勇気を作って…。大丈夫よ、私達だけじゃない皆がいるわ。私も頑張るから」

「危険なの?」
「少し…だけど、ダリムが頑張るなら生きて帰ってこれる気がするの。
一緒だから、ダリムの頑張りは私のでもある…だから…」

「ごめんね…カノンを苦しめて。僕のせいで苦しめて…」
「違う(笑) 苦しめてるのは、病気よ…勝つ強さがあれば…」
「負けたら…」
「ん…(笑)一緒よ。本当の一緒」
「カノンが死ぬのは嫌だ(怒)」

「約束…あの約束を守るだけよ。二人なら平気(笑) だけど、もう一度だけ頑張ってみて。
アレクも頑張ってくれた。皆で守る…」
「じゃ…僕は死なないように頑張ればいい? 」
笑み返すカノンをジッと見つめるダリムだ。

静かにリカ達も入る。笑う皆に笑み返すダリム。
「最後の60%に勝つには?」
ダリムの問に笑み返した。
「体力と気力…生きる努力」

「じゃぁカノンと生きる努力をすればいいよね…。皆と暮らす楽しみを思う…」
「ダリム…カノンとの約束は保留にして…。だけど一人で死なないでよ…」
「分かってる(笑)一緒には死なない」
リカに笑むダリム。
「ダリム(笑)違うわ。一緒に死なないんじゃなくて、二人とも(笑)死なない…」

「アレク…頑張るよ。カノンの為に…。想いで埋められる(笑)」
「そうよ(笑)私達も一緒に埋めて頑張る。ダリム…約束は守るわ」
「本当だよ(笑) 信じてる…」
頷くアレクに微笑んだ。

「カノン。僕は明日から入院だって…奴らはこない?」
「皆もいるし、頼んだわ…。今回は守ってくれる(笑)」

ベッドに横になるダリム。
「大丈夫だよ(笑) カノン…競争ね。手術が早いかカノンの仕事が終わるのが早いか…。だけど今は眠るまで」
「分かってる。もう繋いでるよ(笑)」

「ボムは?」「後ろに」
「入院しても会えるかな(笑)」
「皆と会えるわ、会いに行ってもいいでしょ(笑)」
「来てくれるかな…一人は嫌だな…順番で泊まれない?」
「特別に(笑)」
「特別は大好きだよ… 行ってらっしゃい」
「行ってきます(笑)」
おでこにキスをしたカノンは部屋から出ていく。

部屋に戻りライダースーツに身を包んだ。リカはイヤホンを渡す。
「本当に?」
「聞いてるでしょ(笑)」
ヘルメットを持ちながらリカに答える。
「気を付けて…」
黙ったまま笑むカノンを抱きしめる。

ボムが入ってきた、リカは出てドアをしめた。
「ラスト?」
「違う…」
「さっき…」
悲しく笑むカノン

「少しだけ…」
とボムに手を回し胸に顔をあてる……自分の不安を取るように……。

「今回もちゃんと帰ってこい」
頷くカノンが短く息をはく。
見上げボムにキスをした。

笑み返すカノンは部屋をでた。
ソニーとエリー、そしてジョーがいた。
先を行く三人に笑み、カノンは階段を下りていった。
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