tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

two eye 13

2016-11-08 08:58:07 | two eye
携帯がなる・・・知らせるとサクヤに代わって貰った。

『すみません・・・・手を抜いたみたいで・・・・危険に晒しました』
『(笑)無事だからいい。
落ち着け・・・君が間違えばアヤノは一人になり寂しさで巻かれる。
無茶は駄目だからな・・・君の仲間ごと守り頑張ればいい』

『 ・・・』
『(笑)死んでないから敵討ちなぞ必要ないだろう。
アヤノの隣にいれなくなるぞ?
君が笑ってくれているなら、アヤノは大丈夫と意思を保てる。

今はレンが落ち着かせてるはずだ・・・大丈夫と、君と会えると信じ もう一人の女性と堪えてる。
君らに会うまで傷一つつけるなと、手下か・・・・隣の部屋に閉じ込められたようだ。

逃げる隙も探してるレンもいるから、メールして連絡はする。時々携帯をチェックしとけ(笑)』

『ありがとうございます・・・』
『こちらこそだ(笑)妹は物凄く強くなった気がする・・・だから大丈夫と信じてくれてたらいい』
『必ず連れ戻します・・・
それと、前は失礼しました・・・言葉が悪くて・・・・すみません』

『あー(笑)拐った場所がアヤノには幸せの中だったから許そう・・・頼んだぞ』
『はい・・・・』
切れた携帯をフユキに返す・・・・

『言い方、大丈夫だったよな(笑)拐った事は許すって言ったしな。
貰ったから(笑)帰さねーぞ・・・』
フユキに確認するサクヤの言葉に呆れ、今の状況でとレントは呆れ・・・・ナオトはさすがだと誉め・・・運転していたトモヤは力が抜けそうでギュッとハンドルを握り締めた。

『ん?アヤノの兄貴にバレたか?』
『いや・・・』
『サク(笑)向こうは霊が味方してるだろ?』
『分かるぞ?レンはアヤノを守ってるだろ?』
『今、俺らを誰かが見張ってて・・・報告されたら?』
『しねーだ・・・・ろ?』
目で車内を眺めるサクヤ・・・

『ま、分かんねーし(笑)それはそれで・・・・』
『あーアヤノの兄貴は後悔して、彼女は連れてかれるぞー(笑)』
『出来ねーぞ?(笑)』
『その自信(笑)・・・・』
『トモなら分かるよな(笑)』
『(笑)少し・・・』

『なんで少しだよ・・・・愛してんだろ?・・・・手放さねーだろ普通・・・』
『俺らと違うぞ(笑)親兄弟はいねーし連れてくヤツは居ないからな』
笑いながら話すトモヤは、アクセルを踏み込んだ。

『トモ(笑)焦んな、傷一つねーと聞いてる・・・無事だから安全に行こうぜ』
電話の後からサクヤの雰囲気は変わっていた・・・・無駄な力は抜かれていたのだ。

『アヤノの兄貴だから、会ったら兄貴と呼ぼーぜ(笑)』
『ユキ(笑)止めろ、頻繁に会わねーよ』
呟くサクヤに可笑しくて静かに笑う彼らがいた。



望遠鏡で眺めるサクヤ達・・・
『あーやっぱり兄貴だ・・・』
『くそっ!仕返しすんぞ!』
『サク、逃げ道の確保が先だ。おやっさんが準備しとけとさ(笑)』
『マジで派手に鳴らしてくれんだろうな・・・』

『(笑)だから鳴らすんだろ・・・下には言っといた。聞こえたら退散ってな・・・』
『おじきは?』
『今回は見て見ぬふり(笑)手は出さねーと言った。だが連れてこいと言われた』
『やなこった・・・ぶっ飛ばす!』
『と(笑)思って断った。察も入るからとな』

先に入ると頼み警察には少し待機してくれと頼んでいた。
それから入り込むと約束をしていたのだ。

欲しい情報を互いに交換していた事で今回の加勢を頼んだのだ。

簡単に潰れない組織を崩せると、彼らと裏取引をしていた。
利を得る事のみだと念を押して今にいたる・・・

頻繁にやり取りするフユキ・・・・事を起こすと連絡し彼らは向かうのだった。



「逃げるよ(笑)手薄になった」
『バレない?』
「今なら(笑)」
天井を外して彼女達は力を合わせ登りきった。

朽ちかけた部分は慎重に・・・震える彼女を勇気づけながら誰も居ない部屋に下りた。
今度は床下へ移動する・・・・元に戻したアヤノにレンが頷いた。

押さえられたタオルで足をくるむ・・・彼女とレンは心配そうに眺めていた。
『頑張る(笑)レンは私の血が目立ってないかも見といてね』
「了解(笑)」
『いい霊もいるのね・・・』
「恥ずかしい・・・・」
『レンが照れてる(笑)』

気づかれ探し始めたようで、ドアが激しくあちこちで響かせていた。
レンの誘導に頑張る二人・・・・
崖の斜面を登りきると、獣道のような小路が現れた。

「本当は下りたいけど無理だった。だから頑張って登って(笑)」
行こうと彼女の手を繋ぐアヤノ・・・
『おぶれなくて、ごめんね』
泣きながら呟く人に微笑んだ。


暫く登っていたが・・・ふいに現れた霊に驚きアヤノは身を強張らせた。
「お前がアヤノだな(笑)タケルが心配してたぞ」
『兄と繋がるの?』
「そうだ(笑)
これより上はヤバい・・・ここを降りたいが、行けそうか?」

『行かなきゃ会えないでしょ(笑)トモヤさんは大丈夫?』
「大丈夫だ(笑)ボコりまくってる」
『良かった(笑)トモヤさんは大丈夫みたいよ、ここを下ると会える(笑)頑張って・・・・』
『そうするけど、アヤノさんの足・・・もつ?』
切れた部分を確かめて、その場所を中心に巻き直したアヤノに驚いた。

『行かなきゃ(笑)暗くなったら私達がヤバい。
暴れん坊の人達と獣に襲われるのよ?嫌じゃない(笑)
助かれば病院に行ける、だから行こう・・・』
怖さを我慢する彼女はアヤノに笑み、支えながら ゆっくりと降りていった。

道のない場所を、柔らかそうな場所か確認しながら歩く彼女に感謝した。

『ナナさんは山登りの経験があったの?』
『ないけど(笑)子供の頃に施設の裏山で遊んでたわ・・・』
『(笑)トモヤさんとは何処で?』
『んー公園? 夕陽を見てたら(笑)一人だって思い知らされて・・・』

『あー弱った貴女を抱き込んだ(笑)』
『何で分かるの?』
『彼らは普通に抱き込めると知ったわ(笑)優しいと言えば聞こえはいいわよね・・・』
『ほんとねぇ(笑) 暫く黙って抱いててくれたもの。
落ち着いてから声をかけてきて・・・』
フッと思い出したのか、笑みを浮かべる彼女に微笑んだ。

『あっ、ソコ・・・木が飛び出てるから気を付けて(笑)』
下を眺めていた彼女の呟きに、吹き出して笑うアヤノだった。
『(笑)私達は逃げてるのよ?』
『そうだけど、逃げながら彼を思い出せるって凄い人だなって・・・』
突き出た枯れ木を避けながら歩く二人・・・

次第に歩きが遅くなるアヤノを助けながら、彼女も ゆっくりと降りていた。

『ごめん・・・先に行って・・・』
そう言ってレンを探すアヤノ・・・
顔をしかめ覗きこむセイに苦笑いをした。

『捕まりそうな位置にある?』
「ないみたいだ・・・こっちに探しに来ては居ないから・・・」
『どう降りてく?彼女に伝えるから教えて』
『やだ、一人は嫌だ・・・・』
今までの強さもない彼女に驚いた。

『ずっと、いつも誰かに置いてかれて生きてきたの・・・
絶対に一人にしないって約束でトモと一緒にいるの(笑)』
『毎日は帰って来ないでしょ?』
『それでも絶対に帰るって言ったから・・・・今は一ヶ月は大丈夫になったよ?』
優しい笑みで呟く彼女・・・・

『危険でも・・・一人じゃないから大丈夫なの。誰かの守りでも・・・今は、アヤノさんと離れて歩くのは嫌・・・』
隣に座りこんだ彼女に驚いた・・・それはセイもだったと苦笑いをした。

「もう少し歩くと道に出る・・・少しずつでも頑張れ・・・」
「アヤ?」
『レン(笑)何か雰囲気が違う気がする・・・』
「まーな(笑)セイさんと同じにして貰ったから・・・
あと少しで道路があった(笑)兄貴達は大丈夫だったし・・・動こうぜ」

『ナナさん、ごめん少し支えてくれる?もう少しで道路があるんだって・・・・』
『本当に平気?』
『頑張る(笑)』
肩をかして支えるナナに感謝して歩を進めるアヤノに安堵したセイとレンだった。

『疲れるけど話ながら歩いてくれる?(笑)痛みに集中しそうだから・・・』
『分かった(笑)、そうそう思い出したのはね・・・・
何で泣く?って聞かれたの、だけど恥ずかしくて笑って 誤魔化したら・・・・』

『あっ(笑)キスされたんだ・・・』
「アヤと同じパターンだな(笑)」
レンの呟きに笑み、時々 抱き込まれ支えられて苦笑いするアヤノ。

『驚いた。(笑)何だろって離れて・・・』
『手を引かれてギュッて?』
『(笑)そう、怖いよね・・・気づけば怖い格好の人達が後ろにいて・・・
本当に怖かった・・・大丈夫って離しても離れないし・・・怖くて家に入る事も出来なかったんだけど、早く入れって言われて迷ったの(笑)』

『(笑)家を教えたくないから入らないのにね・・・諦めて入ったんだ』
『だって寒くなるし、帰らないんだもの(笑)出費は痛いけど引っ越せばいいかってね・・・』
『確かに(笑)逃げが一番よね・・・』
『ね(笑)』

笑うアヤノに笑み返し、少しでも大丈夫そうな場所を選び歩かせてくれたナナだった。
『やっと出れた・・・』
彼女達が座りこんだ・・・・アヤノの足を確認するように、そっとタオルを外すナナ・・・

痛そうに泣く彼女を撫でて大丈夫と、レンを見た。
『どっちに歩くの?』
『歩けるの?』「歩くのか?」
同時に言われ頷いたアヤノはタオルを投げ捨てた。

『中のシャツをくれない?買って返すから(笑)、二人は見ないで!』
意味を知った彼女は素早く脱ぎ、アヤノに渡すと着直した。

それを巻き直し礼を言って、言われた方へと足を進めた。


木霊してくる音に驚いた。
『こんな山奥に(笑)どれだけ警察はいるの?』
不思議そうに・・・それでも楽しそうに笑うナナに驚き彼女を見つめた。
気づいた彼女はアヤノに微笑んだ。

『彼らには仲良しの刑事さんがいるの。たぶん利用したのね(笑)』
『助ける為に?』
そうだと頷いた彼女に笑み返す・・・
『休もう(笑)誰かの車が通るかもしれないし・・・来なければ歩こ(笑)』

苦笑いしてサンキュと小さく呟くアヤノにクビを振って地面へ座りこんだ。
ハァと肩で息をするナナに謝る・・・
『気にしないで(笑)
もう少し、ゆっくりとじゃないと駄目ね・・・』

『レン・・・言いに行って来れる?』
「嫌だ、離れない・・・」
『だけど・・・』
「連絡はしてあるし、この道を使うのも教えた・・・だから彼らに知らせは入ってるはずだ・・・・と思う」
セイの自信無さげな物言いに、アヤノは苦笑いしか出なかった。

ふらつき出したアヤノを頑張れと言いながらレンは声をかけていた。
『レン(笑)大丈夫だから・・・ジッとしてたらヤバい?』
『その方がいいよ・・・血が止まらないから・・・危なくなる・・・』
車の音が近づいて来た事に気づいた・・・

『どっち?レンは分かる?』
「駄目だ・・・分かんねー」
泣きそうな不安な顔に苦笑いをして、セイを眺めるとクビを振っていた。

『なるようになる・・・』
ナナの呟きに笑み、アヤノは立ち上がりガードレールへ腰をかけた。
その隣に腰かけて音は、どちらかを確認するように眺めた。

一瞬で通り過ぎたが・・・・急ブレーキをかけて停まる車に驚いた。
『ヤバい・・・・』
『確かに・・・・あんなスピードなら逃げてるのが正解よね・・・』
『私達に気づいて停まった訳だ・・・・・ナナ、貴女だけでも逃げて!』
『嫌だ!』
体を押し出したアヤノの手を掴んだ・・・・何でだと眺めるアヤノ・・・嫌だと泣きじゃくるナナだった事に驚いた。

『よく来れたなぁ(笑)早く来い』
笑いながら銃を向けて歩いてくる男達を見返した。
また来た車は猛スピードで走り込み、男達のそばで停まった。

引かれると焦り、急すぎて動けずにいた・・・・目の前の車に驚いて尻餅をついた。

『兄貴・・・・勘弁しろよ。男らしく捕まれや・・・』
『サクヤ・・・・』
『女、利用してんじゃねーぞ!』
二人の怒気が伝わるほどの威圧感は、離れていた彼女達にも聞こえた。

「ヤバい!」
「兄貴!」
セイの呟き・・・・走り出すレン・・・・そしてアヤノの叫び!
『駄目!』

サクヤへと走るレンの姿があった・・・尻餅をついていた男がサクヤへ銃を向けると同時に銃声が木霊した。

トモヤが怒りを抑えずに、男達へ走り蹴り飛ばした。
座っていた男が吹き飛ぶほどの強さだった・・・

サクヤは、もう一人の男がトモヤを狙う事に気づき蹴り飛ばした。

『当たってない?』
ナナの呟きにアヤノは慌てセイを眺める・・・泣きながら見つめる彼女を抱き締めた。

「(笑)長が、もしもを考えて式神にした。レンなら隣に居るよ(笑)大丈夫だ・・・・」
『レン・・・・』
良かったと呟き頭を撫でる・・・安堵したアヤノはサクヤに笑む・・・無事だった姿に安心した。

意識が遠退く・・・ナナの声に笑む・・・サクヤの顔が見え静かに目を閉じたアヤノだった。
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