11月の記事「中秋の色」で採取したセンダンの実を発酵させた
無事発酵してできあがった液の臭いを嗅いでみたが
何とも言えない薬くさい臭いで食品には使えないと思った
一部は水10㍑にこの酵母液 100cc と砂糖 300g 乳酸菌(プレーンヨーグルト)100g
そして納豆菌(納豆)5粒 を混ぜ発酵させて「えひめAI」という手作りアミノ酸肥料
を作り花の肥料として使っている
その効力は今日でも玄関外の吹きさらしでまだホトトギスとベゴニアが元気に咲いている
初冬から本格的な冬になり水仕事をすると手が荒れる季節になってきた
世の奥様方は皮膚のざらつきやヒビ割れで大変な思いをしているだろう
そんなことを考えながらイー薬草ドットコムの薬用植物一覧表を見ていたら
センダンの実は古くからシモヤケやアカギレに使用されていたと記事にある
センダン酵母液を小さなスプレーに入れた様子
試しに水仕事の後にこの液をシュッと一吹き薄く手に塗り込めると手が滑らかになった
そして嫌がる家内に試用してもらうと特に手の平が荒れずに調子が良いということである
臭いは30秒程も経過するとなくなり寝る前も手に化粧水代わりに使いその後乳液をつけるいう
センダンの実は今だったらまだ落葉した木にシンナリとぶら下がっているので
もし興味がお有りの紳士淑女はぜひ採取してきてセンダン酵母液を作ればと思う
作り方
1 100円ショップyのダイソーで900ccの瓶を買ってきて湯沸かし器の湯でサッと殺菌する
2 センダンの実とその2倍くらいの10%砂糖水を入れ蓋をし3~4日間冷蔵庫に保存する
(冷蔵中に低温でも増殖できる植物寄生性乳酸菌が増え雑菌の増殖を抑えてくれる)
3 それを(テーブルの上などの)室温に移して置いておくと数日で泡が出てくる
(この泡は発酵が上手くいっている証拠)
4 泡が見え始めたら1日2回ほど蓋を緩めガス抜きをする
5 泡が余りでなくなったら液を小さなスプレー容器に詰め一度試用ししてみる
乾燥後の臭いに抵抗がなければ水仕事を終える度に少量を軽く一吹きして使用してください
余分は瓶のまま冷蔵庫で保存する
6 使い切ったら残った実に再び10%の砂糖水を追加して今度は室温のまま同様の発酵を繰り返す
(2回目まで行けそう)
繰り返しますが手の荒れにお悩みでこの記事に興味が有ればやってみてください
Nikon COOLPIX P300