ではでは3本目、行ってみますか!!!
お題
家に帰って玄関を開けたら、
そこに自分が居た3つの話し
改め
扉を開けたら、
そこには自分が居た
3つの話し
いや、第一夜でお題の「家に帰ったら」も「玄関を」も回収できて無かったから…
お題を変えたら駄目ですか?
第三夜

ゆっくりと扉を開くと、そこには私が居た。
目、耳、鼻、口、髪型といった外見だけでなく、
歩き方や姿勢、呼吸の間合いまで自分そっくり。
まるで鏡を見ている気分だ。
「いかがですか?国王」大臣が尋ねる。
私は「気持ち悪いぐらいにそっくりだな。素晴らしい」と答えた。
この半年で、私の父と母が暗殺された。次に狙われるのは私だ。
「すぐに、この手術を行った医者を連れてまいれ、あと2人手術させる」そう私は命令した。
それから2ヵ月後、城内でクーデターが起きた。
「いいか!医者は3人の顔を手術した!
つまり国王本人と影武者が3人、4人の国王を探して来るんだ!」
大臣が叫ぶ。なんという事だろう。大臣こそクーデターを起こした張本人だ。
…つまり、この大臣である男こそ、私の父と母を殺した憎むべき宿敵でもある。
もはや城内に、国王である私の味方は一人も居ない。
大臣の裏切りで、私は大切な家族も財産も全てを奪われたのだ。
許せない。憎むべき宿敵に復讐の怒りの炎を燃やしつつも、私は冷静に行動した。
城内は私の庭。迅速に行動し、大臣に近付いて物陰から矢を射ると、大臣の首に貫通させた。
喉を貫かれた大臣は、声も出せず床に倒れ込む。
私はとどめを刺すために、大臣に近付いたが、そこに兵士が入ってきた。
私は、倒れた大臣が私のマントで隠れるように、兵士の前に立ち塞がった。
兵士は私の顔を見ると、大きな声でこう言った
「城内くまなく探しましたが、国王もしくは影武者と思われる人間は2人しか発見できません。大臣」
「どうやら私の間違いだったようだ。影武者は1人だけだ。2人見つかれば問題ない」
そう私は答えた。そして鏡に映る自分の姿を見て、こう呟いた
「確かに、この顔はどこからどう見ても大臣だな。」
喉を射抜かれ声も出せず、口をパクパクさせている大臣に、とどめを刺すタイミングこそ失ったが、
生きたまま頭に布袋を被せて兵士に渡すと、兵士はその袋を被った男が“国王”であると信じて処刑した。






















とりあえず、第一夜がラストで扉を開けて自分と対面し、
第二夜は中盤で扉を開けて自分と対面したので、
第三夜は冒頭で扉を開けて、自分と対面させてみました。
実際に3つを一緒にして掲載するならば、第三夜はもっとパンクな感じで、
文体も世界観も他二作とは毛色を変えたほうが収まりが良いのですが、
今回はあくまで「作り方」の説明として作ってみたので、こんな感じです。
本来なら、もっと時間をかけて推敲しないといけませんが、ちょっと忙しくて…。
(大臣の裏切りに気付くタイミングとか。できれば手術前には気付いていたニュアンスにしたいですよね)
でもね、第三夜の内容を考えるときに、沢山のアイデアを出してはいるんですよ
例えば
“あなたの心に扉を想い描いてください。その扉を開けると、あなたが立っています”
なんてカウンセリングのシーンから始める話とか。
あとは
ナルシストの夫婦がパートナーのために、自分の顔を相手の顔に整形する
「時計を売って櫛を買った夫と髪を売って時計のベルトを買った妻」の話しみたいな作品とか
あとね、今回と同じ影武者ネタだけど
浮気した妻への罰として、浮気相手の男の顔を自分とそっくりの顔に整形させる国王の話とか
古典「女かトラか?」みたいな選択の話し。
色々考えたけど、3話の並びや、バランスを考えて今回の話にしてみました。
そう、3話作るときには、3話で一つの作品としてもまとまるように、
バランスや、内容がかぶらないような配慮をしながら作ります。
なぜなら、その方がハードルが高くなって、作るのが楽しいから。
是非是非、皆様もだまされたと思って、創作に挑戦してみてください。
3つの話しの作り方はまだまだ続きますが、しばらくこの話題はお休みします。
これやり始めると、自主制作の撮影が遅れてしまうから(笑)。
お題
家に帰って玄関を開けたら、
そこに自分が居た3つの話し
改め
扉を開けたら、
そこには自分が居た
3つの話し
いや、第一夜でお題の「家に帰ったら」も「玄関を」も回収できて無かったから…
お題を変えたら駄目ですか?
第三夜

ゆっくりと扉を開くと、そこには私が居た。
目、耳、鼻、口、髪型といった外見だけでなく、
歩き方や姿勢、呼吸の間合いまで自分そっくり。
まるで鏡を見ている気分だ。
「いかがですか?国王」大臣が尋ねる。
私は「気持ち悪いぐらいにそっくりだな。素晴らしい」と答えた。
この半年で、私の父と母が暗殺された。次に狙われるのは私だ。
「すぐに、この手術を行った医者を連れてまいれ、あと2人手術させる」そう私は命令した。
それから2ヵ月後、城内でクーデターが起きた。
「いいか!医者は3人の顔を手術した!
つまり国王本人と影武者が3人、4人の国王を探して来るんだ!」
大臣が叫ぶ。なんという事だろう。大臣こそクーデターを起こした張本人だ。
…つまり、この大臣である男こそ、私の父と母を殺した憎むべき宿敵でもある。
もはや城内に、国王である私の味方は一人も居ない。
大臣の裏切りで、私は大切な家族も財産も全てを奪われたのだ。
許せない。憎むべき宿敵に復讐の怒りの炎を燃やしつつも、私は冷静に行動した。
城内は私の庭。迅速に行動し、大臣に近付いて物陰から矢を射ると、大臣の首に貫通させた。
喉を貫かれた大臣は、声も出せず床に倒れ込む。
私はとどめを刺すために、大臣に近付いたが、そこに兵士が入ってきた。
私は、倒れた大臣が私のマントで隠れるように、兵士の前に立ち塞がった。
兵士は私の顔を見ると、大きな声でこう言った
「城内くまなく探しましたが、国王もしくは影武者と思われる人間は2人しか発見できません。大臣」
「どうやら私の間違いだったようだ。影武者は1人だけだ。2人見つかれば問題ない」
そう私は答えた。そして鏡に映る自分の姿を見て、こう呟いた
「確かに、この顔はどこからどう見ても大臣だな。」
喉を射抜かれ声も出せず、口をパクパクさせている大臣に、とどめを刺すタイミングこそ失ったが、
生きたまま頭に布袋を被せて兵士に渡すと、兵士はその袋を被った男が“国王”であると信じて処刑した。






















とりあえず、第一夜がラストで扉を開けて自分と対面し、
第二夜は中盤で扉を開けて自分と対面したので、
第三夜は冒頭で扉を開けて、自分と対面させてみました。
実際に3つを一緒にして掲載するならば、第三夜はもっとパンクな感じで、
文体も世界観も他二作とは毛色を変えたほうが収まりが良いのですが、
今回はあくまで「作り方」の説明として作ってみたので、こんな感じです。
本来なら、もっと時間をかけて推敲しないといけませんが、ちょっと忙しくて…。
(大臣の裏切りに気付くタイミングとか。できれば手術前には気付いていたニュアンスにしたいですよね)
でもね、第三夜の内容を考えるときに、沢山のアイデアを出してはいるんですよ
例えば
“あなたの心に扉を想い描いてください。その扉を開けると、あなたが立っています”
なんてカウンセリングのシーンから始める話とか。
あとは
ナルシストの夫婦がパートナーのために、自分の顔を相手の顔に整形する
「時計を売って櫛を買った夫と髪を売って時計のベルトを買った妻」の話しみたいな作品とか
あとね、今回と同じ影武者ネタだけど
浮気した妻への罰として、浮気相手の男の顔を自分とそっくりの顔に整形させる国王の話とか
古典「女かトラか?」みたいな選択の話し。
色々考えたけど、3話の並びや、バランスを考えて今回の話にしてみました。
そう、3話作るときには、3話で一つの作品としてもまとまるように、
バランスや、内容がかぶらないような配慮をしながら作ります。
なぜなら、その方がハードルが高くなって、作るのが楽しいから。
是非是非、皆様もだまされたと思って、創作に挑戦してみてください。
3つの話しの作り方はまだまだ続きますが、しばらくこの話題はお休みします。
これやり始めると、自主制作の撮影が遅れてしまうから(笑)。












