「歴史の憧憬」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

『社寺神仏豆知識』11・阿弥陀如来(あみだにょらい)は、大乗仏教の如来の一つである。

2016-12-28 16:59:43 | 史跡探訪
『社寺神仏豆知識』11・阿弥陀如来(あみだにょらい)は、大乗仏教の如来の一つである。梵名は「アミターバ」、あるいは「アミターユス」といい、それを「阿弥陀」と音写する。「阿弥陀仏(阿弥陀佛)」ともいい、また略して「弥陀仏」ともいう。梵名の「アミターバ」は「無限の光」、「アミターユス」は「無限の寿命」の意味で[1]、これを漢訳して・無量光仏、無量寿仏ともいう。西方にある極楽浄土という仏国土(浄土)を持つ(東方は薬師如来)。「浄土三部経」の内、『無量寿経』と『阿弥陀経』の成立時期については、無量寿経の成立時期と編纂者を参照。『観無量寿経』については、サンスクリット原典が2011年現在発見されていない。中央アジアで作成されたと考えられる。『仏説無量寿経』一切の衆生救済のために王位を捨てて、世自在王仏のもとで法蔵菩薩と名乗り修行し、衆生救済のための五劫思惟し、浄土への往生の手立てを見出し、衆生救済のための「四十八願」を発願したのち、改めて誓いを立て修行し、それが成就し仏となった報身仏と説かれる。また、現在も仏国土である「極楽」で説法をしていると説かれている。特に浄土教諸宗においては、「四十八願」のうち「第十八願」を重要視する。『仏説阿弥陀経』「極楽」のありさまと、阿弥陀仏の徳が説かれる。東方・南方・西方・北方・下方・上方世界のガンジス河の砂の数ほどの諸仏から賞賛されていると説かれる。そして「極楽」に生まれる方法が説かれる。浄土真宗においては、阿弥陀如来一仏を本尊とする。中心教義も阿弥陀如来の本願力にのみ帰依することとする(詳細は、他力本願を参照)。真宗においては、『観無量寿経』の「住立空中尊」という表現から、立像であるべきとされる。末法濁世の衆生は、煩悩具足の凡夫であり、自らの力(自力)では、いかなる善も完遂しえないとする。そのため「他力」によってのみ救済されるとする。釈尊が「浄土三部経」によって説かれたことに由来し、善導は『観無量寿経疏』にて、法然は『選択本願念仏集』(『選択集』)にて注釈し、それらを受けた親鸞が『顕浄土真実教行証文類』(『教行信証』)において引用・注釈する。この事は『歎異抄』の第二章に、端的に述べられている。チベット仏教では、無量寿仏と無量光仏は区別されている。また、ゲルク派第二位のパンチェン・ラマは無量光仏の化身とされる。チベット死者の書によれば、(大日如来、阿閦如来、宝生如来に続いて)死後の4日目に魂の救済に現れるとされる。浄土三部経以外にも阿弥陀如来は多くの大乗経典に登場する。 法華経の薬王菩薩本事品にも阿弥陀如来は登場し、サンスクリット語原文においては法華経の観世音菩薩普門品にも阿弥陀如来について言及されている。 仏説出生菩提心経においても阿弥陀如来の願力が言及されている。 大乗離文字普光明蔵経[7]においても、大乗離文字普光明蔵経の持経者が阿弥陀如来の来迎を得ることが説かれている。※歴史に学ぶ 先人の知恵と教訓。
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