「歴史の憧憬」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

浪速史跡巡り」深江稲荷神社と深江笠・所在地:大阪市東成区深江南3丁目 ・ “伊勢音頭の歌詞に、大坂はなれてはや玉造、笠を買うなら深江が名所

2017-07-12 04:46:47 | 温故知新
「浪速史跡巡り」深江稲荷神社と深江笠・所在地:大阪市東成区深江南3丁目 ・
“伊勢音頭の歌詞に、大坂はなれてはや玉造、笠を買うなら深江が名所”と歌われた“当社の創起は今から約2000年の昔、第11代垂仁天皇の御代、笠縫氏の祖が大和笠縫邑より、良質の菅に恵まれた当地、摂津国東生郡笠縫島の宮浦に居をかまえ、下照姫命を奉祀したのが始めで、その後、和銅年間(708~15)に山城国稲荷神社の分霊をを勧請したと伝える。祭神は宇迦之御魂神(ウガノミタマノカミ)、猿田彦命、月読命、下照姫命(シタテルヒメノミコト)を祀る。1603年(慶長8年)豊臣秀頼が片桐且元に命じて建てた本殿は大坂夏の陣の折、兵火により焼失し、1760年(宝暦10年)に再建、1796年(寛政8年)に大きな修理が加えられた。現在の本殿と拝殿は1994年(平成6年)に社務所とあわせ、改築された。 笠縫氏は代々伊勢神宮のご神体を守る菅御笠、菅御翳(さしは)を奉ずる氏族で、当地に移ってからも歴代天皇御即位式の大嘗祭に用いられる御菅蓋や伊勢神宮式年遷宮の行われる毎に御神宝の菅御笠、菅御翳を奉製献納する栄誉と伝統を担っていた。 江戸時代にはお伊勢参りが盛んに行われたが、伊勢音頭に「大坂出てから早や玉造、笠を買おうなら深江が名所」と歌われたように、大坂玉造の二軒茶屋から伊勢参りに出立した者は、まずここで菅笠を買うのがしきたりになっていたという。なお、この菅笠作りは現在に至るも有志の方により、作り続けられ、大阪市の無形文化財に指定されている。


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